
九州学生、ちょっと心配してたんです。
ちゃんと練習出来てるのかなとか、士気は下がってないのかなとか思いながらアップを見てましたが、それぞれ良い感じでしてましたし、雰囲気も良さそうでした。
いや、大悟はやってるって言ってたんですよ。
もう大学生だし、それぞれ考えで練習はしていると。
しかし、地方の大学なので練習相手も限られているし、監督が辞任するという青天の霹靂となる環境の中で、大悟の士気が下がっていたらと一抹の不安はありました。
でも、
卒業まで鍛えておきます。
と言ってくれる心強い先輩や、試合に出なくとも一生懸命応援する学生の姿を見て、安心しました。
親馬鹿ですが、滅多に誉めることのない高校時代の先生や、むちゃくちゃ練習をするという後輩が、今でも揃って、
あいつはよく練習する。
あの人は絶対に手を抜かない。
と言ってくれます。
たとえ、それが実力や結果が伴わないものだとしても、自分の中では自慢の1つなんです。
幼い頃から、周囲と目標や価値観が違い、高校から日本一を目指せる環境になりました。
そして、大学でも必ず日本一という誘いがあったからお世話になることを決めたのですが、大悟という人間はいつの時代も逆境が待ち受けている人間なんだなとつくづく思いました。
いわゆる「持っていない人間」なのかも知れませんが、試合前に必死でアップしている姿であったり、先輩に負けて悔しがってる大悟を見て、こいつはもう既に逆境に耐えうると言うか、逆境を逆境だと思わない、強い精神力が身についているなと感じました。
努力と実力は伴ってないし、センスも感じないのも昔からですが、
どこに行っても、どんな環境でもあいつはやりよる。
と言われるのも昔から。
そんなこと、自分はこれまでの人生で言われたことがない。
・・・。
なんだかんだ言いながら大悟の現役もあと数年なんだよな〜なんてことを考えてたら、今日はこんなことが頭をよぎりました。
ま、長男だからこその回り道をさせてしまった分、必ず夢を叶えて貰いたい。
それだけやね。