最近、『権力』について考えることが多々あって、何とも言えない無力感であったり、脱力感に襲われることが多い。
それが正しい権力であるならばともかく、明らかに違和感を感じるものであっても、有無を言わさず振りかざされる権力の前に従わざるを得ない絶望感。
大抵の人間はその権力に屈し、利口な者は媚びへつらうことができるのだが、権力に異議を唱える者が阻害される風潮に程々嫌気が差す。
怒りの矛先をどこに向ければいいのか分からなくなり、徐々に自分が間違っているのかと自問自答や自己嫌悪に陥って、最終的に泣き寝入りが出来ればいいのだが、それが出来ないと病んでしまう。
ま、私の場合、ある程度の『諦め』はできるようにはなったんです。
一応、階級社会で生きているので、上位下達は理解しているつもりです。
ただ、それは我が子に及ばないところの話であって、もし、それが及んだとすれば直ちに諦めなんてつくはずはないと思います。
小学生の全国体重別がなくなる。
以前からずっと耳にしていたことだが、コロナ禍に乗じて、いよいよ廃止に向けて動き出した。
ま、私ごときの戯言ですが、それまでの人生、何一つ夢や目標がなかった私に、初めて目標や生き甲斐を与えてくれた大会がなくなることとなる。
私の思いなんで伝わるとも思っていないし、決めた側からすれば痛くも痒くもない話なんですが、あの時を過ごした人間からすれば、何の魅力もない方向に向かっているような気がしてならない。
某国がそうやって柔道人口が増えたのかどうかなんて知らないけど、残念極まりない。
権力を振りかざす者、それを見て見ぬ振りする者、どんな世界でも嫌いだ。
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