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今日は綺麗事抜きの話。
強化練習に来ている選手達には柔道の話だけに限らず、自分の経験や社会に出て必要だと思う事を自分なりに考えて話をすることがある。
そんな中、練習に来ている選手の中で、宿題や提出物を出さない、練習や学校を無断で休むといった話を聞くと何とも言えない気持ちになる。
その気持ちは、
怒り・・ではない。
情けな・・くもない。
何だろこれ・・。
残念・・という気持ちが一番近い気がするけど、これだけは仕方がないことだと諦めた気持ちは否めない。
柔道を通じて多少のきっかけを与えることがあっても、根本的には各家庭によって法律が違い、自分が正しいと考えていても他人からすれば間違いだということもあるし、我が子同然に指導してくれと言っていても、いつ何時手の平を返されるかも知れないので、そこまで踏み込めないのが現状。
どちらかと言うと御節介な性格なので、いろいろと考えたこともあったが、所詮は少年柔道で接するだけの口うるさいおっさんレベルなので、やっぱり形成された根底を覆すことは出来ない。
世知辛いと言うか寂しい考えかも知れないけど、我々はきっかけを与える、導く、応援するレベルで、厳しい社会でもしっかりと生きていける大人になるよう願うのみです。