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ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

台湾最大のクワガタ虫 注意:興味の無い方は見ない方がいいです。

2018年10月04日 | 日記

【オニツヤクワガタ】
もう10月になって涼しい日が続いています。今晩の埔里の気温は20度ぐらいで、少し肌寒いぐらいです。
今晩、中台禅寺付近をウロウロしていたら、偶然にも上記写真の『オニツヤクワガタ』と遭遇しました。
こんなに遅い時期に見たのは初めてです。温暖化が進んで秋の訪れが遅くなっているからなのでしょうか。
それと埔里でも自然破壊が進んでいるので、この種のクワガタは年々減っている様に思えます。
私がここ埔里に住み始めた9年前には、ちょっと標高が高い所に行けば普通に見る事ができるクワガタでした。
ちょっと残念です。

オニツヤクワガタは、普通のクワガタの生態とはちょっと異なる部分が多いです。

以上が台湾にいる『オニツヤクワガタ』ですが、左の三匹は同じ種類のオスです。で、右の一匹が雌です。
同じオスの固体同士でも、どうしてこのように角の形に違いがでるのか不思議でなりません。


《以下、私が見かけた『歴代のオニツヤクワガタ』たちです。



以前、私が卵から飼育していたオニツヤクワガタの幼虫。
クワガタの幼虫は普通、朽木の中で成長しますが、この種類はカブトムシの幼虫の様に朽木の混じった腐葉土で成長します。
それも普通のクワガタの幼虫期間が4~6ヶ月なのに対して、このオニツヤクワガタは何と1年以上の幼虫期間を要します。
成虫の大きさは、この幼虫の間にどれだけ大きくなれたかによって決まります(台湾最大のクワガタになる訳ですね)。


こいつも私のペットでした。


霧社で見かけたオニツヤクワガタのオス。


数年前に東埔温泉で入浴中に見かけたオス。

今年は、今晩見たオニツヤクワガタがたぶん最後の様な気がします。
私がこの町に住みだした時、このクワガタに出会うのが本当に楽しみで仕方ありませんでした。
来年は何匹見れるのか楽しみです。

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ブノン族部落・法治村

2018年10月04日 | 名所案内

【人口600人程の法治村】
日本統治時代、この辺りは広範囲に渡って『卓社』と呼ばれていたエリアで、何ヶ所も原住民がありました。
『法治村』は比較的大きな村で、インフラもかなり整えられていて、警察署や日本人が駐在する診療所なんかもありました。
今では、道路もしっかりと整備されているので、埔里市内から車で40分程で行ける山間にあるです。


埔里から向かうと先ずこのゲートを通過する事になります。





農作物を栽培して鶏を飼う。時々イノシシやキョン等の狩を行う。皆さんすごく素朴な生活をしています。
ほぼ自給自足の生活。特に何があると言う様なではありませんが、いつ来ても景色だけは良いので気分が良くなります。
因みにには電気は通っていますが、ガスが無いので、今でも薪(まき)を利用している家庭がたくさんあります。


崖の中盤に以前の道の痕跡があります。いつも見る度に、すごい所を歩いていたんだなと関心させられます。



日本人が住んでいた『日本人村』の痕。
今では川の底に沈んでいて、当時の吊橋の橋桁だけが川から突き出しています。(写真右の方に吊橋の橋桁あり)。

法治村へ行かれる方へ:埔里市内からもバスが出ていますが、便数が非常に少ないで事前に調べて行った方が無難です。

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