ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

『黄金果』

2019年07月10日 | 日記

【黄金果/英語名:Abiu,Caimito】
台北ではほとんど入手できない果物です。
原産はアマゾン川上流の熱帯雨林で、マレーシア一帯に持ち込まれた後に台湾にも伝わったそうです。
台湾では、生産地を除いてほとんど出回らない理由に『果実は軽くぶつけてもすぐに中実が痛む』事にある様です。
現状の問題として、運送する事が非常に困難だそうです。
(美味しいのに、非常に残念!)



黄金果を二つ買ったら、一つ’痛んだ商品にならない果実’を食べさせてくれました。
(上記写真から分かる様に、少しぶつけただけでも内部が傷んでしまいます。)

食感はグレープフルーツをコラーゲン質にした様な感じ。
この独特の食感は、他の果物にはありません。
それでいて非常に甘くてジューシー(表現が難しい...)。
とにかく本当に美味しいです。今年の値段は一つ30元ほど。


一緒にいた宿泊中のお客さんも大満足の様でした。




《続いて、『樹葡萄』を食べて来ました。》

台湾では『樹葡萄』と呼ばれていますが、中国語での正式名称は『嘉寶果』です。
日本語では英語名Jabuticabaをそのままカタカナに直訳して『ジャポチカバ』です。



もともと南米産の果物で、樹の幹に直接できる葡萄みたいな形から台湾では『樹葡萄』と呼ばれる事が多いです。


(外見は葡萄そのもの。でも、果実中央には種が入っています。)




味はしっかりと肥料を与えたものと、適当に育てたものとでは全く別物です。
こちらの嘉寶果の樹にはネットをかけて鳥予防対策をしていました。
無農薬で時間を掛けてしっかりと育てているので、甘みが強く非常に美味しかったです。








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埔里にある45年続く『蚵仔煎(カキ・オムレツ)』の老舗。

2019年07月10日 | 名所案内

【食感や味を重視して、従来使用する「片栗粉」を使わずに「米」を主原料に使用した『オリジナル・カキオムレツ』です。】
こちらの創業者(現女主人の両親)は今から45年前に海の無いここ埔里でカキ・オムレツの屋台を始めました。
当時はその日の新鮮な牡蠣を仕入れるために、鹿港、王功、線西、東石等へ毎日の様に足を伸ばしていたそうです。
今日でも、とにかく’新鮮な牡蠣’に拘っているお店で、毎日運ばれてくる新鮮な材料だけを使っています。



こちらのオーナー(王淑美さん)は、私の友人(埔里在住の日本人)の奥さんです。
本日も牡蠣以外にサービスで蝦もたくさん入れてくれました。
《こちらでは、牡蠣オムレツの他に蝦オムレツもあります。》


台湾ではちょっと値が張る’大き目の牡蠣’がたくさん入ったスープもいただきました。


こちらのお店のメニューです。全部漢字(当たり前か..)なので日本人にも大体わかりますね。
《こちらの女主人は日本留学の経験があり、日本語が非常に堪能なので全部日本語で問題ありません。》
じっくり煮込んだ漢方薬(朝鮮人参)と鳥やシイタケを合わせたスープもめちゃくちゃ旨いです。



店内の様子。本日は開店したばかり(午後4時ごろ)に訪れたので、まだほとんど他に客がいませんでした。


私のお勧めの『蚵仔煎(カキ・オムレツ)』の老舗です。



店名:王記蚵仔煎
住所:南投縣埔里鎮南興街105號
(埔里中央バス駅向かいの路地奥/バス停から徒歩でおよそ10分)
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