【山當歸と呼ばれている食材です。】
たぶん高地へ行かないとほとんど見る機会のない漢方薬の一種です。
独特の強い香りが特徴なのですが、’どんな香り’かと言葉では簡単に表現できない強烈な匂いです。
この種類は、どちらかと言うと調理用に使われている事がほとんどです。
PS:漢方薬屋さんでよく調合されている『當歸』(根部分を乾燥させた物)とは別の種類です。
以下にいくつか調理例を挙げておきます。
最もポピュラーなのが鶏肉や鴨肉とクコの実を入れて長時間煮込んだものです。
もし高地で購入する機会があれば、是非一緒に煮込む『山薬』も一緒に購入してもらいたいですね。
『山薬(煮込むと山芋の様な食感)』は大体『山當歸』が売っている所にあります。
卵焼きに『山當歸の葉』を入れて焼くと凄くアクセントのある料理に仕上がりますよ。
ここは標高が1500メートルほどの『清境エリア』です。
これより上のエリアでは柿、梨、キャベツ、その他高山野菜等の栽培が盛んに行われています。
因みにこのエリアから上で収穫された食材は、一度先に埔里の集菜場(農協)に集められてから全国に出荷されます。
PS:私が埔里に住み続けている理由の一つは、これら新鮮な食材が簡単に安く入手可能だからなんですよ。