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【哲学之路:埔里版の’哲学の道’と言った所でしょうか】
昨日は夕刻に近所をぶらぶらして来ました。
夕陽を見る為に地母廟まで続いている『哲学之路』をずっと進みました。
私はスクーターだったので、散歩している人たちにちょっと悪い気もしながらゆっくり徐行しました。
本来、朝と夕暮れ時は歩行者と自転車しか入れない事になっているので、『良い子は真似をしないように!』。
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町にはビンロウがたくさん植えられています。ビンロウの収穫場もたくさんあります。
私の住んでいるエリアは、台湾一を誇るビンロウの産地です。
【地母廟】
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『哲学之路』上には道教の『地母廟』もあります。
もし私の宿からここまで歩くとたぶん30分ぐらいかかると思いますが、運動を兼ねて歩かれている人もけっこういます。
(いつもスクーターで訪れている私が言っても説得力に欠けますが...。)
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私はこの角度から見る夕陽が大好きです。
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地母廟の入口付近には風水の『龍穴』なども計算されて設定されています。
【昨日のもう一つの目的】
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『目標人物 発見!』 と言うのは失礼ですが、王海清さん発見です。
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王海清さんは、著書『トオサンのサクラ』の題材になっている人物で、埔里から霧社へ向かう山道に二千本以上
の桜の苗を1人で植樹した伝説の人です。
彼が若い頃、役所に『桜の苗植樹』を申請して許可が下りたがなかなか予算が下りず、痺れを切らした王海清さんは
自費で桜の苗を購入して植え始めたそうです。(本人から以前聞いた話です。)。
今では、王海清さん(95歳)が植えた桜が毎年開花の時期を迎えるとたくさん花開いています。
私も毎年の楽しみです。