ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

カブトムシの大発生を探しに。(虫が苦手の方は見ない方が...)

2020年05月14日 | 日記

【ゴマダラカミキリムシ】
最近埔里も昼間はかなり暖かくなって来ました。
標高が五百メートルぐらいあるので夜間は二十度ぐらいまで下がってちょうど良い気温なのですが、
昼間は太陽が出ると三十度近くまで気温が上がる様になりました。
本日は宿泊中のお客さんに付き合ってもらって、『そろそろ土の中から出て来るだろうと予測できるカブトムシ探し』に行ってきました。
埔里の町から少し離れた場所になりますが(スクーターで二十分ぐらい)、大量のシマトネリコ(カブトムシが好きな樹)が植えてある林の場所へ行ってきました。

以下、シマトネリコの林。


上記写真の削れている部分は、昨年カブトムシが樹液を吸う為に顔を突っ込んだ瑕跡です。
※この辺りは、毎年大量のカブトムシが発生しますが、まだ時期が早かったようです。
カブトムシは、一匹も見る事ができませんでした。残念賞。
本日見れたのは、綺麗なカミキリムシ、保護昆虫に指定されているコメツキムシ、ヒラタクワガタのカップル、道端で死んでいたセンザンコウ(尖山甲)、ホリシャルリマダラ(埔里紫斑蝶)
PS:時期的にカブトムシたちは現在既に土の中で蛹(さなぎ)から成虫に変化しているはずなので、たぶん来週辺りから樹液を吸う姿が見れると思います。

【台湾では’保育種(保護対象になっているムシ)’に指定されているコメツキムシ。/ 死んだふりをしています。】


ひっくり返しても、ひたすら’死んだふり’...。こちらも参りました。



ホリシャルリマダラ(埔里紫斑蝶)。大量発生していました。




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2 コメント

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Unknown (きむらひであき)
2020-05-15 09:14:12
沖縄のカブトも、樹皮を削って樹液を舐めてます。好きな樹種は、同じくシマトネリコ。
沖縄では7月が最盛期ですね。
センザンコウとか、見てみたい!
まさに未知の哺乳類!
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Unknown (渡部健作)
2020-05-15 21:54:52
ちょっと山に入ると、意外とセンザンコウが生息しています。死骸で虫がたかっていたので、ブログには挙げませんでした。そうでしたか、沖縄のカブトムシも樹皮を削るとは驚きです。ヘラクレス等と同様に口上の硬い突起で樹皮を削っている様ですね。私の住んでいるエリアにはクヌギは少ないのですが、アベマキ(クヌギそっくりですが、樹皮がコルクの様に厚い)が多いのです。樹液がほとんど出ないので日本とはちょっと違った生態系になっています。(日本:カミキリ虫が樹皮を噛む⇒出て来た樹液が発酵⇒臭いに誘われて虫たちが集まる)。(台湾:樹液がほとんどでません。虫を探す最も簡単な方法はシマトネリコを探す)。
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