不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

ゲストハウス・プリ / Guest House Puli

日月潭、廬山温泉、合歓山(登山)等へ向かう拠点になる町≪埔里≫で生活する日本人オーナーの個人日記。

『人止關』⇒『廬山部落』

2021年09月24日 | 日記

【霧社へ向かう途中に通過する 人止關 】

「漢人止步」と呼ばれていたこの辺り(埔里の町から十数キロ地点)は、清朝時代、霧社の原住民(当時タイヤル族⇒後にセデック族に名称変更)の人たちの生活圏でした。
町に住む漢人たちも山の開墾に訪れていて、よく原住民の人たちと衝突・揉め事を起こしていました。
そのため、清朝政府が特別にこの場所を「人止關」と定め、漢人の侵入を禁止しました。
後に、漢人と原住民の間にも交易が始まり、この「人止關」の役割も’関所’的な役割に変わって行きました。


【人止關:車を停車して休憩できる場所も設置されていて、この辺りの歴史を写真等でも紹介しています。】


昔の人たちは、凄い場所で生活していたんですね。私には無理.......。


【霧社/碧湖:この湖の奥地には、昆虫の宝庫の奥萬大があります。】





昨日は、霧社から廬山方面へ進みました。
本来の目的は温泉浴でしたが、コロナ禍でどこも休業中........残念。
仕方なく、山道のツーリングに変更です。


【雲龍橋】



橋の上からの景色は素晴らしいです。
以前『霧社事件』が起きた時にはセデック族酋長のモナ・ルダオが追走から逃れる為に、
この雲龍橋(当時は縄で出来ていたらしい)を渡った後にナタで切り落として逃げたそうです。



廬山(温泉エリアではなく、山エリア)へ入ると『柿』の栽培が行われていました。
私はこの辺りの柿が大好きなので、今年はけっこう期待できそうですね。



私も何度か訪れていますが、この茶畑の谷間の下には渓流が流れていて’野湯(精英温泉)’が湧き出しています。




この種のカナブンをたくさん見る事ができました。
今年はクワガタムシをあまり見る事ができませんでしたね。ちょっと残念。




廬山に到着です。
農家さんしか住んでいない様な場所で、殆ど人に会う事もありませんでした。
天気もだんだん涼しくなって来て、昨日も気持ちの良い時間を過ごせました。



≪おまけ≫

ここのところ、私の宿に訪れる客人はバイクのお客さんが多いです。
この人も一週間ほどかけての台湾一周バイク旅行だそうです。










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『武界壩(堰き止湖)』と『... | トップ | 台湾の友好国パラグアイの『... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事