お疲れ様です。
入院生活が、続いてますが
今日は本のご紹介です。
時間があまりにも沢山あるので
何か本をとのリクエストで持ってきてくれたのがこれです。
世界で最も貧しい大統領
ホセ・ムヒカの言葉
です。
2015年の本ですが、全然古くないです。
今だからこそ、必要な話しでた。
まず、ホセ・ムヒカは
何処の大統領でしょうか?
ウルグアイ東方共和国の第40代の
大統領です。
その言葉は本当にすばらいのですが
その生き方をみれば、
なぜ、こんな言葉が大統領の口から
出てきてのかが理解できます。
ムヒカは大統領官邸には住まず
妻の所有する農園に暮らします。
家は常緑樹に半分覆われた小さな平屋
そして、部屋は3つです。
水道は無く井戸から水を組み上げます。
そして愛車はフォルクスワーゲンの
ビートル1987年製です。
移動は大統領専用車を使わずに
愛車を自ら運転します。
これだけでも、普通の国の常識では
ありえませんよね。
そして、それに対してムヒカは
様々なインタビューで
こう答えます。
私は貧乏ではない
質素なだけです。
貧乏とは、欲が多すぎて満足出来ない人のことです。
私は、もっているもので、贅沢に暮すことができます。
そして、さらに
質素は自由のための戦いです。
物であふれることが自由ではなく
時間であふれることこそ自由なのです。
この他にも、いろんな話しが載ってます。
私的に凄くよかったので、
強くオススメです!
本の冒頭のプロローグで書かれた
2012年の国連会議でのスピーチ
これだけでも、目を通されたら
今の社会の問題と解決の糸口が
みつかるかもしれません。
スピーチより少し抜粋
話されてたことは、持続可能な発展と世界の貧困をなくすこと
でした。けれども、私たちの本音は何なんでしょうか?
現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか・・・
ドイツ人が、一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てば、この惑星はどうなるでしょうか?
息をする為の酸素はどれだけのこるでしょうか…
マーケット経済の子供、資本主義の子供たち、つまり私たちが間違いなく、この無限の消費と発展を求める社会をつくってきたのです…
我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません。政治的な危機問題なのです…
スピーチの一部を抜き出してみました。
こんな感じです。
そして最後は
環境のために闘うのであれば、
人類の、幸福こそが環境の一番大切な要素であることを覚えておかなくてはなりません。
で締めくくられます。
長文でダラダラと書かせてもらいました。
こんな言葉にたいして
あなたはどう感じますか?