こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
もう飽きるほど毎日同じ書き出しですが、今朝もけっこうよく晴れています。
昨夜の天気予報では、夜に関東の南部では雪になるかも分からないということ(今朝は朝寝坊してしまったので、天気概況を聞きそこねてしまいました)でしたが、こちらの方はちょっと雲が多くなっただけで、何ごともなく、また晴れた朝を迎えました。
さて、本題です。
というところで、トイレに行っているときに今朝の話題はこれにしようと思いついていたものが、いざトイレから出る頃にはとんと忘れてしまって、記憶のどこを探っても出てこない有様。
それはトイレで今読んでいる本の内容がとても良いから、それにのめり込んでしまったということもありますが、やはりそのときすぐにメモしないとだめですねえ、歳ですか?
最近はよく俳優さんやタレントの名前が出てこないことが多くなりました。
顔はすぐに思い浮かべることができるのですが、名前が出てこないんです。
my奥さんと「ほらあの人、なんて名前だったかなあ?」という言葉のやり取りも多くなりました。
お互いがそう言っているのですから、らちがあきません。
ちょっと飛びましたが(いつものことです)、で、本題。
『
がんばるだけやったら子供でもできる。』
これは、東野圭吾さんの小説「
時生」の中に出てくる言葉です。
この「時生」は、東野さんの初期の頃の長編で、単行本ではそのタイトルは「
トキオ」になっていまして、文庫になってタイトルが「時生」になりました。
最初はその単行本の方を持っていたのですが、アマゾン・マーケットプレイスの古書に出品していたら売れちゃったんですね。
それで、次に手に入ったらすぐに読まなくちゃと思いながらずいぶん時間がたち、最近ブックオフで文庫本の方を見つけたのでさっそく購入して、読みました。
単行本は確かに「トキオ」だったけど、まあ作者が同じだからなと、同じものかどうか半信半疑で、調べてみたら、文庫になったときにタイトルが変わったということが文庫の巻末に書いてありました。
これぐらいのタイトル変更なら、ほとんどの人が同じものだと思うでしょうが、中には単行本と文庫本が中身が同じなのに、タイトルが全然違うというものもあります。
作者が同じなので、好きな人はつい買ってしまうということもありますので、よく中身を見てから購入した方がいいですよね。
最近実際にわたしが単行本を買って読み、ずいぶんと自分自身の考え方を改めさせられた本がありました。
その本は「
人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない」という非常に長いタイトルの本ですが、それが文庫になると、「
絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」というタイトルになっていたのです。
はじめ、「あ、次の本が出たか!」と思ってアマゾンで調べてみたら、上記の単行本と中身は同じで、タイトルだけが違うというもの。
これって、なんか詐欺っぽくありません?
ちょっと出版社は考えてほしいですよね。
間違って購入する人もけっこういるんじゃないですか?
中を見ないで買うから悪いんだと言うのは、
売る側のバカな論理であって、全然そこには誠実さのかけらもないです。
しかし、その本に限らず、一般的な商品販売でも、そういうことはよくあります。
中身をちょっとだけ変えて新商品と販売したり、ひどいものになると、
パッケージをそっくり変えるだけで、中身はまったく同じというものさえ少なくありません。
それってある意味、
詐欺、でもあります。
販売する方は、
今までとは違った層に売りたいためにパッケージやネーミングを変えて、販売したという論理でありますが、これを購入する方から見れば、「なんだよ、同じじゃないか!」ということになります。
たとえ違う層にも売れるようになったという事実があったとしても、それをかつての層の人も、その
商品を好んでいる人ほど、購入するということも多々あるわけで、それは
かつてのお客様を裏切ることでもあるわけです。
違う層にその商品を販売したいのなら、その
商品を大幅に改良するなり、何かひと手間加え、かつての商品よりもグレードアップさせて世に出してくれれば、それはそれでいいわけで、ただ単に外実だけを変えて出すというのは、
長い目で見れば、その企業の評価を下げるという悪い結果しか生み出さないはずです。
上記の文庫本も同じことです。
作者のおふたりがそれに同意したということでしたら、ふたりがその
本で述べていることと相反するような行為にもなるんじゃないですか?
作者も、編集部の見識も疑います。
わたしは上記の単行本を読んだだけで、文庫本は手にしていないので、端から端まで同じかどうかは知りませんので、もしどこか違うところ、改版したところがあるのでしたら、それもきちんと明記すべきではないですか?
あ、つい話が横にそれてしまいました。
で、『
がんばるだけやったら子供でもできる。』、です。
「
題を変えるだけやったらバカにしかできない」
本当に単なるバカですよね。
子供さえしないですよ、そんなこと。
で、『
がんばるだけやったら子供でもできる。』なんですが、人(他人、第三者、友人、その他諸々、自分ではない人)は、よく自分が何か苦労してやっていたりすると、「がんばれ」と励ましてくれます。
本気で「がんばれ」と言ってくれていることがもちろん多いとは思いますが、それでも苦労している時の、
人の「がんばれ」ほど、うっとおしいものはないと思いませんか?
「同情するなら金をくれ」ではないですが、
励ますなら、実質的なアドバイスやちょっとした罵倒の方が、ありがたいときもあります。
純真な心を持っている人ほど単純に、人に「がんばれ」というような気がしてなりません。
そのとき、
本人はがんばっているんですよ。
それなのに、さらに「がんばれ」と言われると、「もう充分がんばってきたのに、まだ人はがんばれって言うのか」と絶望感も出てきさえします。
『
がんばるだけやったら子供でもできる。』んです、人に言われなくても。
がんばるだけじゃなくて、そこでしなくてはならないことは?
そして、苦しんでいる人に言葉をかけるとしたら、あなたならどんな言葉をかけますか?
自分にも大いなる反省を促して………。
(今日も長くなってしまったなあ、と反省しつつ)
それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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