言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

日々新たに

2011-03-31 09:00:03 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

わが家のサクランボは昨年植え替え、さらに形を整えるために、ずいぶん枝を切りました。
“桜切るバカ 梅切らぬバカ”と言われているほど、桜類はあまり枝を切ったりすると駄目になるそうですが、その通りで、例年ではちょうど今頃ーー一番花粉症がひどくなる時期ーーつぼみも膨らみ、白い花をつけるんですが、今年は全然その兆候がなく、昨年秋からついていた花芽をよく見てみると、駄目になっているのがほとんどという有様。やっぱり、とがっくりです。

でもまだ全体が枯れているようではないので、しばらくは様子を見たいと思っています。
このサクランボは、以前住んでいた家の庭にあった大きなサクランボの木の根が横に伸び、そこから芽を出した、いって見れば2代目のサクランボになります。元の樹は引っ越しの際に、あまりにも大きいので処分してしまいましたが、その樹には毎年たくさんのサクランボがなり、鳥たちを喜ばせていたのですが、ここしばらくは鳥たちもやってきません。ちょっと寂しいですね。

さて、今日で大変な3月も終わり、明日から新年度になります。
新年度になっても、被災地では避難生活が続きます。できる限り早く仮説住宅に入れるなり、元のわが家に戻れることをお祈りしています。


私がこのブログを開設したのが、1月31日。
コンサルタントの竹内幸次さんのセミナーを受けながら、その場で開設したのですが、それが丸まる2ヶ月間、休むことなく書き綴ることができました。竹内さんがそのときにおっしゃった「毎日書き続けること」という言葉を愚直に守りながら、何とか続けてこられました。
そんな毎日の中で今回のような大災害が起こるなんて、思ってもいないことでした。

明日、いやこれから先なにが起こるか分らない世の中ですが、それだからこそ、これからも毎日毎日、書き続け、少しでも経営者の方のお役に立つヒントを掲載していきたいと思っています。毎日これを読んでくださっている読者の方、いつもありがとうございます。また今日初めてこのブログを読んでくださった方、これからもよろしくお願いします。いつも新鮮な心でちょっとした経営のヒントを書き綴っていきます。

また新しいカテゴリー(繁盛店物語など=創作)も作り、さらに立体的なブログとして更新していきたいとも考えています。ご期待ください。

それでは今日はこれで。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

特定商品の欠乏が続く

2011-03-30 07:47:15 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日、大型スーパーマーケットに行ってきました。
まだ売場では商品が全然ないゴンドラがぽつぽつと見えます。

顕著なのは、一番に納豆売場。まったく商品がありません
そしてカップ麺売場。袋入りのインスタントラーメンなどはだいたい揃っているのですが、すぐに食べられるカップ麺は少なく、ほとんど空っぽのゴンドラが目につきました。

次にヨーグルトなどの乳製品。
小さなカップ入りのヨーグルトはまだ少しあるのですが、大きい家庭用のカップのヨーグルトはありません。
牛乳も一部メーカーのものが単品で陳列されているだけで、空きスペースが目立ちます。陳列されている牛乳もどんどんお客様のカゴの中に入っていきますので、みるみるなくなっていきます。

パンはけっこう豊富になってきていました。

後はやはりミネラルウオーターがないですね。
お客様の声を近くで聞いていると、まだ「水! 水!」と言っている人がいましたが、見た目で判断してはいけないのですが、普段そんなこと(放射能汚染)にはまるで無頓着なような感じの人でした。
何も一年ずっと続けて普段よりちょっと濃度の高い水を飲むわけではなく、影響なんて皆無なはずなですが、どうしてそこまで神経質になるのでしょうか。
悪い風評ほど広く深く浸透するという見本ですね。

ふだんの朝、朝食としてヨーグルトは食べていましたが、それほど好きなわけではないのですが、いざなくなると何か食べたくなってきました。
変な心理ですね。

納豆は幸いにして食べられないので、全然気にしていませんが、朝食の定番として日本人、特に関東の人たちにはなじみの深い食べ物なので、手に入らないということは辛いでしょうね。
でも本場の茨城県が被災してその工場も相当ダメージを受けているようなので、納豆が売場にたくさん並ぶのにはまだ相当の日数が必要でしょう。

それでも何よりも、まだ私たちは、食べたいものがすぐに食べられるという幸せの中にいます

被災地ではまだ1日の食事がおにぎり数個だけというところもあるようです。
そういうところにも、早く救援物資が届けられることを祈るだけです。


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“商工会”ではなく“工商会”?

2011-03-29 08:50:58 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日は、県内のある商工会にお邪魔してきました。
妻の親戚の方が勤めていて、もうすぐやめるということで、
その前にちょっとお話を聴かせてもらおうと伺ったわけです。

その町は平成の大合併で隣りの市と合併したところで、まだ町独自の商工会の組織ががんばっています。
しかしがんばっているとはいっても、やはり地方の小さな町ですので、中心商店街は衰退の一途をたどっているとのこと。

最近では“商工会”ではなく、工業の方が勢いがあるので、“工商会”と名前を変えた方がいいんじゃないかと、自嘲まじりの冗談も出てきましたが、これは全国おしなべての状況ではないかと思います。

この町の中心商店街では、商店の後継者がほとんどお店を継いでいるとのことで、まだ維持しているところが多いそうです。さらにやる気のある若い人は、山ひとつ超えたもうひとつの隣りの市に、積極的に出店しているところもあるということです。

しかし山間の町ですので、中心の商店街近辺の人たちはまだその商店街で買物できるのですが、ちょっと離れたところに数軒ずつ点在している家々にはお年寄りが多く、交通手段もないために中心商店街までも来られない方が多く、その人たちは、数日に一度やってくる引き売りの車で買物する以外手がないそうです。

そんな方立ちのために何年か前までは、ご用聞き販売のようなことをやっているお店のあったそうですが、今はそれもやめているようです。

「買物弱者」と言われるそういった方たちのために、個店個店が独自でやるのではなく、商工会などが中心となって、行政とも連携して、NPOを作るなりしてバックアップするようにすれば、それが商いとして成立していく可能性もあるのではないかと思います。

『お客様が来なければ、こちらから出かけていく』
そういうことから、新しい形の商業が産まれてくる可能性があるのではないでしょうか。

それでは今日はこれで。

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コピーライターになりたいか <4>

2011-03-28 11:35:09 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の配信です。
3週間ぶりですか、このカテゴリーの投稿は。
東北の大震災で一時滞っていましたが、今週から再開します。
よろしくお願いします。

このカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第4回目です。

4.コピーライターに必要な文章力

キャッチだけなら誰だって、名作といわれるコピーが作れる。誰だって、ひとつやふたつぐらいなら、まぐれで。キャッチだけなら、ね。

しかし、コピーライターと名乗るには、それだけでは駄目。しっかりとした日本語で、相手によく判るように、ボディコピーが書けなくてはいけません。これが結構難しい。

キャッチだけなら、うまくいくと、ほんの思いつきで、素晴らしいものが出てくる、こともあります。でも、ボディコピーは、そうはいかない。ボディコピーは、まぐれや思いつきで書けるものではありません。

そのために、きちんとした文章を書く訓練をしていなければならない。これは、もしかしたら、コピーライターにとっては一番難しいことかもしれません。

ターゲットとしている相手が、自分と同じ世代、同じ趣味であれば、いつも話しているような、文章になっていないような文章であっても、もしかしたらいけるかも判らない。

しかし、世の中はそんなに甘くは、ない。たいていは、自分のまったく関係のない商品であったり、関係があっても、縁の遠いものです。そういうときは、自分でその商品をよく知るために、資料を調べ、さらに、クライアントがあらかじめレクチャーしてくれたことから離れて、もっと違う使い方がないかと考えることも必要であり、それを判りやすい文章にしなければなりません。そしてさらに、それが相手をきちんと説得できる文章でなければならないのです。さらにさらに、その文章は平易でなければなりません。難しい文章は、言葉さえ知っていれば、案外簡単に書けます。しかし、やさしい文章を書くには、それなりのコピーライターとしてのテクニックがなければ、書けません。

小学生が理解できるぐらいの文章でなければならない、とよく言われます。その通りです。しかしそれはターゲットにもよるんですね。先ほども言いましたが、ターゲットはクライアントが決めるものですが、それが必ずしも正鵠を射ているものでないこともよくあるので、依頼されたら、ターゲットを自分でも考えてみる必要があります。

ターゲットを絞って売り出したら、思いもしなかった層から支持を得た、という事例はごまんとあります。それを提案するのも、コピーライターの重要な役割でもあるんです。

クライアントの言ったことをそのままコピーにしているだけでは、ただのリライト屋でしかないんです。リライト屋ではなく、コピーライターへ。それはキャッチも大切ですが、ちゃんとしたヘッドライン、リードコピー、ボディコピー、この3拍子揃った文章が書けなければいけません。

                                   <5>へつづく

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

下記のメルマガ「売れるキャッチコピーを作ろう」をぜひお読みください。
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案内表示サインの無礼さと氾濫

2011-03-28 09:40:48 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

あなたはこんな表示をよく目にしませんか。

『関係者以外立ち入り禁止』

スーパーマーケットや量販店、はては有名百貨店まで。
従業員の出入り口によくありますね。

これっていったい誰に向かって言ってるのでしょうか。
それはもちろん『お客様』にですね。
「お客様』に向かって、“ここに入るな!”と言っているのです。
失礼だと思いませんか。

売場ではていねいに接しているのに、こういったところでは無礼なサインが堂々と表示されています。
長くなっても、下記のように、もっとていねいな表示にするべきではないでしょうか。

『お客様にお願いします。ここから先は事務所になっております。
 おそれいりますが、お出入りはご遠慮ください。』

ぐらいに、長くなっても、してほしいなと思います。


最近帝国ホテル王道のサービスという本を読みました。(遅っ!)

この中に、帝国ホテルでは館内表示をできるだけしない、ということが書いてありました。
それじゃお客様が迷ったらどうするんだと思うでしょう。
その代わりにフロア案内のアテンダントを増やしているということです。
必要であっても、案内表示ははっきり言って雰囲気を壊します。
ですから、フロアアテンダントを配置して、お客様に不快な思いをさせない工夫をしているということ。

さらに案内サインが多くて逆に困るというところもあります。
その典型は駅や道路ですね。
あまりに多いので、逆に混乱したり、やたらと自分たち=表示する側が使っている用語をそのまま使ったりして分らない時もあります。
やはり見る側の視点から、分らないということを前提に考えて、案内サインは表示してほしいなと思います。

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売りたいものと買いたいもの

2011-03-27 09:05:10 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。
今朝は朝からよく晴れていますが、とても冷たい空気で、北風も吹いています。
花粉症はピークでひどいのに、春はまだ遠きにありというところです。
被災地ではさらに遠くにありますが、春はきっと誰にでもやってきます。
がんばってください。

さて、今日も昨日に引き続いて、商店街の今後についての私の見解です。

商店側は“売りたいもの”を店頭に並べ、さあ安くしているから買ってくれ、といっても、果たしてそれが消費者が“買いたいもの”であるのかは分りません。
もしかしたら商店側の“売りたいもの”は、消費者の側から見れば全然“買いたいもの”でないことがあります。
売る側と買う側の意識の乖離といいますか、すれ違いとでも言いましょうか。

商店街に活気がある時は、時代がそうさせていただけのことです。
その時代とは、戦後、「もの」に飢えていた消費者が、商店に溢れるように積まれた商品を、所得が上がり、生活が豊かになった証に、何でもかんでも手当り次第に購入し、その「もの」を持ちたいという消費欲を満足させていたからです。

しかし時代はどんどん移っていきます。
消費者は「もの」をあまり欲しがっていません
なぜなら買いすぎて暮らしの中に詰まっているんです。
今やそれを使いもしないで、捨てようという時代です。
テレビなどでも、収納の名人とやらが盛んに、ものを「捨てさせよう」としていますし、書籍なども「捨てる」といったキーワードのものがよく売れているようです。

今、消費者が一番求めているのは「サービス」であり、「情報というソフト」なのです
もちろん生活をしていく上では生きていかなくてはなりませんから、生活必需品は買いますが、それとて今まで以上に“いいもの”であり、なまなかなつまらない生活必需品は、必然的に選ばれなくなっています。それが成熟社会の消費の原則です。

しかし、いまだにそのときの幻想を持ったまま商いを維持しようとしている商店を見かけます。
そんな商店が、いわゆる昔ながらの商店街に多く見受けられます。

お客様がいらないと言っている商品を販売している、ということです。
商店街の衰退の原因の一端には、そういった商店主の意識の低さにも大いに原因があるのではないでしょうか。
路面店のそういった店はすでにほとんど消えてしまっています。

商店街の個店も、自分の店で何を販売すれば、消費者の役に立つのか、どのようなサービスをすればお客様に支持されるのか、消費者は自分たちにどのような情報を望んでいるのか、そのように考えると、今からでも商店街は再生できるのではないでしょうか。

今のままでは、もう生き残る価値がないのです。
だから逆に、消費者に価値のあるようにすれば生き残れるのではないでしょうか。
あまりむずかしく考えないで、シンプルに考えた方がいいのではないでしょうか。
今一度自分たちが扱っている商品を客観的に見つめてみませんか。

▼この後は下記の私のメルマガ(3月30日配信予定)でお読みください。
具体的な例を挙げています。

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シャッター商店街の原因

2011-03-26 10:47:13 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日もまた商店街の衰退のことを少し書いてみたいと思います。

商店街が衰退した理由で一番最初に上げられるのは、近所や郊外に大型店が進出してきたからだとよく言われます。
確かにそれは大きな原因ではあります。

しかし考えてみれば、その大型店で取り扱っていない商品もたくさん商店街にはあるわけです。生活必需品ならバッティングしますが、嗜好品や趣味の品、さらにそのお店独自の商品もあるわけです。陶器店や自分たちで製造販売している洋菓子店、和菓子店などもそうですよね。

でもそういった方たちもおしなべて、衰退してきた理由を大型店の進出ということを第一に上げます。
私は違うと思います。

一番の理由は、商店主のやる気のなさとそして2番目には、時代に合わない旧弊な販売方法にあるんです。
やる気のなさの一番は、店主の高齢化と跡を継がない子供たちの存在。
お客様に頭を下げ、あまり儲からない商店をちまちまやっているのなら、もっと楽な、働く時間も、給料も決まっているサラリーマンの方がいい、というわけです。

あえて苦しい店舗経営に飛びこんでいこうとはしない跡継ぎ。

それじゃその店の後を誰かがやろうとすると、そこには壁が立ちはだかる。商売をやめても、誰かそこでやりたいという人がいても、なかなか手放そうとはしないオーナーの不決断

そういった非営業の店がひとつふたつ出てくると、だんだんとその商店街そのものが暗くなってきます
暗くなってくるとだんだんとお客様も寄りつかなくなってくる。
そうするとさらに店をたたみ、シャッターを降ろした店が必然的に増えてくる。

そういった負のスパイラルが、現在のシャッター通り商店街になってきた大きな原因ではないでしょうか。
そうして暗くなってしまった商店街に、いくら新しくチャレンジする人を求めたところで、誰だって尻ごみします。

手を偉そうに組みながら眺めているうちに、時代に合わせて手を打ってこなかった怠慢
時代に取り残され、常に新規の店と顧客を呼ぶ正のスパイラル、商店の新陳代謝を促すことができてこなかったことが、現状にあります。
さてそれではいったいこのシャッター通りと化した商店街に未来はあるのでしょうか。

これには行政の大きな支援が必要ですが、まだ手はあると思います。
この問題は根が深いので、ときおり書いていきたいと思っています。

それでは今日はこれで。

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アナログのライフラインも必要

2011-03-25 10:05:18 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝はこれを書く前にガソリンを入れに行ってきました。
カード会員になっているガソリンスタンドですが、いつも入れているところに朝電話を入れると、今朝は休業で、少し遠くの、その支店では大丈夫ということで、そこまで行ってきました。

すると何のことはない、満タンOKということで、並ぶこともなく、すぐに入れることができました。
今日はレギュラーのみでハイオクは品切れということ。
私の後ろにはパトカーもガソリンを入れに入ってきました。

時間がかかるのを覚悟で行ったのですが、ちょっと肩すかしを食った感じですが、よかったです。
何だかここにきてやっと普段の生活ができそうな感じに落ち着いてきました。

それでも計画停電は夏頃まで続きそうです。
東京電力は今までオール電化を推進してきましたが、なんだかここに来てそれが裏目に出た感じです。

わが家はお風呂と台所はプロパンガスです。
区画整理があったので、つい最近――2年ほど前に建て替えしたのですが、そのときもハウスメーカーからオール電化の見積りを、当然のようにもらいました。
しかし、妻も娘も、まだ電磁波の影響についての学術的な結果が出ていないので、オール電化はやめておこうということで、熱関係はガスになりました。

近所もほとんど建て替えで新しい家が建っていますが、すべての家がオール電化です。
どっちがいいのか分りませんが、こういった状況を見ると、一辺倒のシステムというのは考えものだなあと思いました。

ソーラーシステムも考えましたが、値段が高く手が出ませんでした。
がんばってやっておけば少しはよかったかなあと、今ちょっと後悔しています。

さて、でもガスにしたところまではよかったのですが、そのガスのシステムも結局、始動は電気を使わないと駄目な最新式です。
やれやれ、全然メリットはなかったわけです。同じように停電時はガスも風呂も使えません。

キッチンの水栓も感知式なので、停電になる度に下の扉を開け、奥に手を伸ばして手動で出るようにしなければなりません。
あまりにも面倒なので、水は洗面所まで汲みに行きます。

まあ被災地の方々に比べれば、これだって贅沢なことですけどね。

トイレだけは1階は最新式の自動感知システムのもので、これも停電時は使いづらく(使えないことはないのですが)なっています。でも2階のトイレはひと昔前の半自動式――ちょっと予算をケチりました――なので、便座の冷たささえ我慢すれば、停電時でも問題なく使えます。


被災地でもこれから新しい家が建つことになりますが、こういった災害時にでも使えるという、アナログのライフラインをひとつでもバックアップできるようにしておいた方がいいと思います。
オール電化も、電気がなければ役に全然立たないシステムに成り果ててしまうからです。

それでは今日はこれで。
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イベントだけではお客様は増えない

2011-03-24 08:52:28 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。


地方の商店街とは言わずに、私が住んでいる市の中心地商店街は、こんなことを言うと悪いのですが、まるでゴーストタウンのようです。
特に土、日曜日にひどさと言ったらありません。
さらに雨だったり、曇ったりしている日などは怖くなってくるような暗さです。
でもこんな商店街でもきちんと営業している店があります。
頭が下がります。
でもそれもいつまで持つかわからないといった様子の店も見られます。

商店街といえば、最近はどこでもイベントに力を入れ、お客様を呼び戻そうとしています。
でも、私は、イベントはお客様を連れてくるだけで、それだけで商店街にお客様が戻ってくるとは全然思いません。
イベントはそのときだけのもので、イベントに来てくれたお客様を自分の店の新しい顧客として定着してもらうためには、それぞれの店がイベントのときにを利用してアピールしなければ駄目です。

あなたの店の商品は消費者に必要なものですか。
もし本当に必要な商品を取り扱っていると言うのなら、郊外店にはないあなたの店独自のサービスなり、魅力を創出し、それをアピールすることに努めなければ、いくらイベントをやったって無駄というものです。

イベントは確かに必要であり、集客に欠かせない販促アイテムですが、イベントに頼っているようでは、イベントにお金を捨てているようなものです。

イベントならお客様が来てくれるのに、なぜ普段来てくれないのでしょう。
そこに鍵があります。
その鍵は下記の私のメールマガジンを読んでいただけると納得でき、実践することで一歩一歩繁盛店に近づいていくのではないでしょうか。

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言葉の大切さ

2011-03-23 08:52:18 | キャッチコピー
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。


昨日は午前中市内に用があって出かけましたが、やはりガソリンスタンドのほとんどは休みになっていました。営業しているところが1カ所ありましたが、そこは長い給油待ちの列。
新聞を読むと、今日までにはガソリンを運ぶ貨物列車が拠点駅に到着して、通常よりも多い量が供給されるということだったようです。でもまだまだ末端までは………、というところなんでしょうか。
早く安定供給にならないと、安心して遠くまで仕事に出かけられません。


というところで、今日の話題は、キャッチコピーについてです。
東北地方の大震災後、テレビのCMのほとんどがAC(よりよい社会をめざす民間の広告ネットワーク=前公共広告機構)のものばかりで、言っては悪いですが、いい加減何度も目にしてうんざりすることもあります。

そんな中でひとつだけ気に入った広告があります。
それは「読めば、あなたの 知層になる。」という読書を勧めるキャッチコピーです。
この中の『知層』という言葉が新鮮に聞こえました。
そのままの意味で、本を読むごとに『知』の『層』が増えていくというものです。
いい言葉を作ったなあとちょっと感心しました。

このように、あなたも、新しい言葉を作ってお店のキャッチフレーズなどに採用しても面白いですね。
もしかしたら、その言葉が誰かのブログなどに取り上げられたりするかもわかりません。
そのために、これはいい言葉だと思ったら、商標登録しておくのもおすすめです。
そこまでしなくても、その言葉がひとり歩きし始めたら、あなたのお店も一緒に広く認知されるようになります。

言葉は大切です。同じように流されているACのCMの中にも、金子みすゞさんの詩をそのまま引用した声をかけあうことの大切さをうたったものもありますね。
特にこういったたいへんな状況の中では、特に大切ではないでしょうか。

たったひとつの言葉が、よくも悪くも、店の行く末を決めてしまうことになる可能性もあるということを、よく心に刻んでおきたいものです。

それでは今日はこれで。
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逆に励まされる

2011-03-22 09:56:29 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。


春分の日も過ぎましたが、今朝も昨日同様の雨模様です。
被災地では冷えが厳しく、春はまだまだ遠い果てですが、それでもいつかやってきます。
少し離れたところから見守っていることしかできない私などが、そんなことを言うのもおこがましいのですが、ニュースの特集などで、それぞれの避難所でみなさんが前向きにがんばっていらっしゃるのを見ると、なんだかこちらが励まされているようにも思えてきます。
悲惨な経験をされているのに、そんなことはおくびにも出さず、みなさんがそれぞれ知恵を出し合い、リーダーが自然に生まれ、そのリーダーの元、自分たちができることを精いっぱいされています。頭が下がります。
できるだけ早い復興を祈っています。

連休も終わり、先週の買いだめ騒動やガソリン不足などの騒擾が嘘のように感じられますが、果たして町に出かけてみるとどうでしょうか。
昨日までほとんどのガソリンスタンドは、給油するにもガソリンがないのですから、休まざるを得なかったようです。
そのせいか、普段の休日よりも世間全体が静かに感じました。

昨日あるショッピングセンターに少し用があったので、行ってきましたが、節電で店内が少し暗いなと感じるだけで、商品はある程度入荷されていました。
しかし当県の群馬産のほうれん草にも放射性物質が検出されたということで、出荷自粛になりました。
せっかく栽培したほうれん草をトラクターで潰している何とも言えない映像もありました。
当分はほうれん草も食べられないのでしょうか。

福島原発でとてつもない作業をされているみなさんのことを思うと、そんなことも言ってられません。
とにかくこの一連の騒擾が一刻も早く収束することを祈るだけの毎日です。


それでは今日はこれで。

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人は人と逢って人となる

2011-03-21 09:00:19 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。

一昨日から3連休に入ったせいか、計画停電もなく、また買いだめに走る人もあまり見なくなって、何とかひとまず落ち着いてきたように思えます。
あなたのところではいかがですか。

今日は春分の日です。あいにく春の雨で、景色全体が静かな暗さを見せています。

小さなことですが、このところずっと姿を見せていなかった鴨たちも、近所の川に今朝久しぶりに近くまで来ていました。
今朝は6羽が雨に煙る水面を避け、小さな干潟になっているところに上がっていました。
なんだかこういう状態を平和だなあと思う気持ちがあるということは、このところの騒擾からやっと落ち着きを見せ始めたんだなあと感じました。

そういえば、16年前の今日でしたか、昨日でしたか、地下鉄サリン事件がありました。阪神淡路大震災のあった年でした。
さらに違う年でしたが、4月にはJR福知山線の脱線事故もありました。
そうして今年は最悪の大震災が東日本を襲い、いまだに原発では、燃料棒の冷却を巡って警察と自衛隊による冷却作戦が続いています。

春はどうしてこうも残酷な試練を、日本人に与えるのでしょうか。

そんな中で昨日救われるニュースもありました。
何と9日ぶりに、80歳のお年寄りとそのお孫さんが、がれきの中から救出されたということです。
たまたまいたところが台所で、牛乳もあり、何とか生き延びることができたということでしたが、一番支えになったのは、やはり2人でいたということではないしょうか。それも肉親であり、お互いを励ましあいながら過ごすことができたというのが、一番大きかったのではないでしょうか。

やはり人は一人ではなかなか生きていけないのだということを、このニュースで教わりました。

商売も同じですね。
特に商売は、相手=お客様がいないとやっていけません
そしてあなたの全生活がお客様がいるからこそ成り立っているということです。
あなただけではなく、従業員の方の生活も、もちろんあなたの家族の生活もすべてお客様という存在があってこそです。
そのようなお客様をあなたはぞんざいに扱ったことはありませんか。
もう一度自分自身に問いかけてみませんか。
もちろん私もそうですが。


それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日も普段の一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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桜よ早く咲け

2011-03-20 09:03:23 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。


昨日は計画停電も中止になり、今日もないという発表がありました。
計画停電があると日常がいっぺんに非日常化し、停電に備えて食事やお風呂を早くしたり、逆に遅くしたり、毎日の時間のやりくりで疲れそうです。
被災地のみなさんに比べればそんなことは何のことはないのですが、やはり疲れます。

昼間の停電はいいのですが、夜はさすがに時間を持て余します。
初めて夜に停電があった日は、やはり石油ストーブの火に癒されました。
懐中電灯の光よりも、石油ストーブの、実際に見て感じることができる、暖かい火の力は大きいのだなあと実感した次第です。

さて、明日は春分の日です。予報では雨ということです。
被災地も雨か雪。
祭日も日曜日も今のところは関係ない我慢の暮らしを送っているみなさんはたいへんですが、花粉症のひどい私には恵みの雨というところです。

ガソリンも一定量以上が供給基地に届いているという報道がありましたが、果たして来週は買いだめ騒動はおさまるのでしょうか。
普通に生活できるということに幸せを感じなければならないのに、被災地ではないこちらで、非日常的に買いだめに走るのはいい加減にやめませんか

私が懇意にさせていただいている社長の店では、停電中も営業しているそうです。
停電だからお客様を外に追いやるというようなことはしませんと、ブログにも書いていました。
これこそ商人(あきんど)ですね。
店内は暗くても、店員の明るい声で、店の中は明るい雰囲気にできます
あなたもぜひそうしてください。


さすがに今年は、桜前線がどうのこうのという報道はひとつもありません。
例年だと、もうこの時期は、天気予報といえば桜の開花はいつだという話でかまびすしいのですが、今のところありません。
被災地にも早く桜の季節が訪れ、少しでも人々の心を癒してほしいものです。


それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日も普段通りの一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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今やれることを淡々とやる

2011-03-19 09:23:06 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。

関東から以北は、今異常な状況です。

東北地方では大災害で、人々は避難生活を余儀なくされ、物資の欠乏と寒さに震えています。
そんなことにはおかまいなしに、というかそのことにパニックを起こして、関東地方、首都圏では、一部の人たちが、やらなくてもいい買いだめに奔走しています。

くだらないデマも飛び交っています。放射能にはヨウ素が効くからと、浴びたらヨウ素の入った薬品を飲めとか、うがいすればいいとか、まったくアホらしい、まことしやかな噂を本気にするほど、人は理性をなくしています。

「こちらにも大きい地震が起こったらどうしよう。津波がやってきたらどうしよう」そんな杞憂な心配が、自分だけは生き残りたいという自己中心的な気持ちになり、パニックに拍車をかけているのでしょう。
みんなが――信憑性のない、誰か分らないときに使える便利な言葉――買いだめしてるから、自分も買っておかなくてはいけない、みんながやってるから自分も。
こういった心理は、残念ながらどんな人でも多少に関わらずに持っています。

みんなに遅れてはいけない。
みんなが言ってるから。
みんなが、みんなが、…………。
「みんな」っていったい誰だよ、と問いただしても、それがいったい“誰”かは分らない。

とにかく一人でも、そんなデマを何の気なしに口走ったことが、大きなパニックをひき起こしかねません。
以前、ある女子高生の何気ない会話を真に受けた主婦たちから、全然問題のない銀行が取付け騒ぎに巻きこまれた例もあります。

ちょっと冷静に考えれば分ることなのに、人は悪い噂は簡単に信じこんでしまう。
オイルショックの時も、トイレットペーパーがなくなるんじゃないかという“誰か”の言ったことから、パニックになりました。
その騒ぎが治まった後、しばらくはトイレットペーパーが家の中にところ狭しと置かれ、店には山積みされ、安売りされているのに、全然売れませんでした。
多分今回も、買いだめされた乾電池を消費するのに数年もかかるでしょう。

物資が必要でも、生産されない戦後すぐの社会ではないんです。
日本のどこかで弛まず生産されているんです。
日本の技術力は世界一と言っていいのです。物流や生産がちょっとストップしたぐらいであたふたする必要もないのです。

冷静になりましょう。
冷静になって今あなたができることを、淡々とやることが、東北の方たちを励ますことになるのです。
今あなたがやるべきことは、現在の目の前にある仕事をきちんとこなすことです。

ボランティアに出て、何かできるようになるのは、もっと後になってからです。
それまではきちんと自身の仕事をこなし、災害救援の邪魔をしないことが、今あなたの、そして私のなすべきことではないでしょうか。

そうして上がった利益から少しで多く、義援金に回す。
それが励ましになるのではないかと思います。

それでは今日はこれで。

藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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計画停電より24時間営業を一時やめては

2011-03-18 14:10:52 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。

今日は朝早くからガス欠寸前の車を、なだめすかしつ、こわごわと運転して一番近くのGSに並びました。
7時半始業の予定が開店したのは9時です。
それでもまだだいぶん前だったので、何とか入れることができましたが、それでも2,000円分だけです。
そして今度は、計画停電が夜に予定されているので、これもなくなっていた灯油を求めてホームセンターへ。
そしてここでも10リットルのみ。
いやはや。
まいりました。
そんなこんなで、これを書き出したのが2時過ぎになってしまいました。

さて、計画停電が始まって数日経ちます。
わが家では、一昨日初めて3時間ほど、昨日も夕方3時間ほど停電しました。

その間私は自分の仕事として商店街の再生を考え、いろいろノートに書いていました。
妻は図書館から借りて来ていた小説を読んでいました。
二階の陽だまりに椅子を出し、組んだ足にはひざ掛け毛布をかけ、一心不乱に読んでいました。
この光景を見ると、いっときの停電もいいものだなと思いました。
なんだかとても様になっているのです。
たまにはこういう生活もいいなと感じました。

さてその計画停電ですが、私は計画停電をするより前に、まず政府が強制的に店の24時間営業をやめさせるべきではないかと思っています。
スーパー、コンビニ、レストラン、バラエティショップ等々。
一時的に夜10時までの営業に強制できるような政令を出すべきではないかと思いました。

それまで夜中に利用していた人々は、だいたいがいつでも空いているから、行きたいときにいけばいいやと思っているだけですから、明日から10時までに店が閉まってしまうとなれば、それなりに対処するはずです。
確かに24時間空いている店があれば便利でしょうが、別に24時間空いていなくても、ほとんどの人の生活には影響がないはずです。

蓮舫大臣もそういうことは考えなかったのでしょうか。
オイルショックの時は夜のネオンサインなどの点灯がなくなり、テレビも一時24時間放送をやめました。
今は災害関係のニュースが必要なのでテレビの24時間放送はやむをえないでしょうが、店の24時間営業はそれこそ電気の節約から考えても、やめるのが合理的ではないでしょうか。

それでは今日はこれで。

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