こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
今日はのっけから曇っていて、夜中には雨になるということらしい。
朝の気温は低くてたまらない感じ。
でも、これからは12月には珍しい高さの気温になるらしい。
さて。もう12月も10日。
2015年は、残り21日。
あ、まだ21日も残っているのか!
ということで、本題です。
先日行われた太田商工会議所の「第10回ビジネスプレス発表会」では、先日紹介した「美食発酵所さぷーる」さん以外にも2社が発表を行いました。
そのひとつである「ぼくらの希望ファーム」を、今日は紹介します。
「ぼくらの希望ファーム」というのが正式な社名です。
「ぼくらの希望ファーム株式会社」というのです。
いったい何を商っているのか?
この会社は自社生産の卵を商っています。
卵の名前も“情熱の朱”と“情熱の白”の2種類。
“朱と白”ということで、一方はもちろん濃いオレンジ色の黄身ですが、片方は「白」と名のある通り、黄身が白いんです。
▼この通りです。
成分的には全然変わらないそうですが、白い黄身の卵は、ケーキのような洋菓子や色に関係する料理などに使えるんですね。
色がついていないからケーキ本来の色を邪魔しないということで、今数社のケーキ製造会社で使われています。
さらにこの朱と白の卵は、ペアで“紅白卵”ということで、おめでたい席でもよく使われていますし、贈答にも使われているんですね。
この会社は元々、今は別法人になっていますが、そちらで鶏舎の設計からシステムまでを販売しメンテナンスを行う会社だったのです。
しかし、やはり時代の流れで、大手の鶏卵生産会社との競争に敗れて小さな鶏舎がなくなっていくところを目の前に見ながら、やはりこのままだと自分の会社も取り残されていくという危機感から、たまたま事業を辞めた企業から鶏舎を引き取ることになり、それでは自社で製造してみようということから始まりました。
そのまま引き継いだ形での製造では他と同じことで、改めて斜陽の小規模生産などをやるわけにはいかないということで、他との差別化を図りました。
鶏舎を清潔にし、飼料もすべて国内産を使い、人がそのまま食べてもいいような飼料で徹底しました。
米でさえ、飼料米ではなく、人がそのまま食べているものを使ってます。
そうしてもうひとつこの企業では、障害者の雇用も視野に入れ、現在10人にも満たない社員の中にも一人、障害者の方を雇用しています。
これから生産を拡大してくにつれ、障害者の方の雇用も増やしていきたということです。
社名はそういった意味も含めて、ちょっと変わった社名にしたそうです。
まだまだ今年から販売を始めたばかりの新米会社ですが、すでにBtoBの取引先も増え、また直売所や道の駅、通販での一般販売も行うなど、順調に成果を上げています。
最後に私が疑問に感じていたことを社長に聞きました。
「情熱って、何が情熱なんですか? 単に言葉だけではお客様もついてこないですよ」
「生産の責任者にTという者がいまして、彼がまさに卵づくりに情熱を燃やしていまして、手が空いているときに店番に立たせると、お客様に卵の生産についてのこだわりを語り尽くしたりするんです」
「厳つい顔で語るその顔つきで、お客様はもうたじたじで逃げ腰なんです。それ以来、もうお店には立たせないで、生産の現場に張りついていてもらっているんですが、その彼の熱意を表現したものなんです」
なるほど、やはり理由があったわけです。
機会があれば、その彼の情熱ストーリーなども、ホームページにアップするといいですね。
ぼくらの希望ふぁーむ株式会社
群馬県邑楽郡大泉町朝日3-16-37
ぼくらの希望ふぁーむ
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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