言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

売名行為でもいいから?

2016-05-07 10:03:57 | アイデア・事例

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お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

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昨夜、予報通りに雨は降ったのですが、小雨程度に終わりました。

朝外に出たら道も庭も、全然濡れた気配もなく。

今朝はもう晴れていて、また夏の暑さがやってくるみたい。

何か湿気もあるようで、爽やかな感じはしません。


さて、本題です。


熊本の大地震でしばらく自粛していたくまモンが、数日前からまた活動を開始しました、というニュースが各局で流されました。

そのニュースを笑顔で見ていたmy奥さんがひとこと。

「他のキャラクター(ゆるキャラ)も一緒に行ったらいいのにねえ」

わたしも実のところ、心の中で思っていたんですよ。

こういう時は、全国の有名なゆるキャラたちが避難所を訪問すれば、子供も笑顔を少しでも取り戻すこともできるのではないかなあ、と。


同じものを見ていても、人それぞれで感じることが違います。

でもそのニュースを見ていていた二人の思いが一緒だったということなら、他のゆるキャラの担当者の一人ぐらいは、そのように思ったんじゃないのでしょうか。


上記とはちょっと違ったことなんですが、有名人がそういった慰問や寄付を行ったら、必ず売名行為だと言って非難する人がいます。

そういった言葉に対して誰でしたか、「いいんだ、売名行為でも。どんどん寄付を」と言った人がいましたね。


わたし自身は、その言葉を聞くまでは、やはりちょっとそういった行為を斜めから見る方でして、寄付をするのならそれを表面に出さないで隠れてやればいいのに、なんて思っていました。

でも、その「いいんだ、売名行為でもいいんだ。そういってやらないのより、どんどんやった方がいいんだ」と言う勇気に、わたしは心を殴られました。

そうか、その通りだよな、文句ばかり言って何もやらないものよりも、文句を言いながらでも、また売名行為でもいいからやったものの方が、受けた方は嬉しいに決まっている。


このことをビジネスを結びつけるといった飛躍は言いませんが、うだうだ考えているよりかは、やり始めた方がいいんですよね。

ちょっとでもいいから手をつけ始めること。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で。


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「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

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困りごとの先にビジネスチャンス?

2016-04-02 09:11:28 | アイデア・事例

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今朝はちょっと肌寒く、空も曇り空。

昨日は午後になって風が強くなり、寒くなりました。

そのせいか、土手の桜はまだ5分咲きぐらい。

毎年これぐらいの咲き方になると、川向こうの町内会の人たちが提灯を吊るして、土曜日あたり花見の宴をやっているんですが、今年は今日になってもまだ提灯は吊るされていません。

お花見の宴会は来週なのかな。


さて、本題です。


先日近郊のある会社の方から電話がありました。

私の事務所名を見てなんか勘違いをしたようです。

「あのう藤田販促事務所ですか?」

「はい。そうです」

「あの、そちらでは、取引先なんか紹介してもらえるんですかね」

「え?」

「私なんか技術屋で、あるものを作ったんですが、持って行く先がわからなくて…………」

「ああ、わたしの事務所はそのような商品をどのように売っていくかとか、そういった販売の企画とかアドバイスをやっている会社で、実際の販売先を紹介するとかそんなことはしていませんが」

「ああ、そうなんですか」



ということで、まあ仕事には結びつかなかったんですが、取引先を紹介するなんて、ハローワークのような、そんな会社があったらそりゃ便利だけど、そんなに簡単に取引先が紹介できるんだったら、世の中のメーカーは売り込み先に困らないですよね。

それがないから、皆さん販路開拓に苦労しているわけで。


しばらくは、そのように電話をかけてきた人の無知さ加減にムッとしていたのですが、ある時、「うん、待てよ」とポッと頭の上の方で、白熱ランプが光りました(もちろん想像で)。


そのようなメーカーと販売先を紹介し合うサイトってないのかなあって。

ミラサポなんかがやっているけれど、いろいろなメーカーが自分たちの商品、製品を紹介するサイトって、やってみても面白いなあって、思いました。


誰かやってみませんか?

商品や製品だけではなくて、自分の技術を紹介して、その技術を望んでいる企業に紹介することも可能なサイトも。


人が困っているところには、ビジネスのチャンスがありますよね。



それでは、また明日。

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「今までの形」に捕われない考え方?

2016-03-18 10:41:52 | アイデア・事例

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ちょっともやっていますが、晴れています。

昨日からやっと暖かくなってきまして、前橋でも20℃を超えました。

久しぶりの20℃越えですね。

▼その暖かさに騙されて(?)我が家のサクランボの花が暖かい部分だけ咲きました。

  

軒庇で日差しがあまり届かない部分は、まだつぼみのまんま。


さて、本題です。

昨日は太田商工会議所で1日過ごしました。

午前に伺ったある相談先であったことです。

その企業ではある部品を製造している工場ですが、稼働していない工場部分を利用して、数年前から植物工場として利用し始めています。

主力の植物以外にも、いろいろな植物を試作しているのですが、その中で最近試作した植物は露地栽培ものの3分の一ぐらいの大きさにしか育たないということで、試作を中止したということです。


しかし、この個食化の時代、露地栽培の大きさでは、一人分としては大きくてあまり使わないという人もいるはずで、そういった観点で“ミニ〇〇〇”ということで、ネーミングもそれらしいものにして、さらにはその利用法まで提案してければ、結構あたらしい市場とニーズができるのではないかという話をしました。

なるほどということで、もう一度トライしながら、その利用法も考えるということになりました。


このように、今までの見方からすると、できたものがその基準に満たない場合でも、見方を変えると、そこにはまったく新しいニーズ忍城も開拓できるということもあります。


思ったものができなくても、それはそれでまた使用(利用)方法を変えてみるという観点で、新しい商品になるということも考えられます。

思いがけずに違ったものができてしまったら、それを失敗とは思わずに、それはそれで何か利用法がないかと考えてみることも必要ではないでしょうか。


上記の例で有名なものに、ポストイットがありますね。

失敗からビッグヒットにつながった有名な例です。


失敗だと思っても、それを何かに使えないか、そこまで考えてみる必要がありますね。



それでは、また明日。

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「××しないでください」のサインは?

2016-02-27 10:19:50 | アイデア・事例

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はァ~いみなさん、お元気ですか。

なんて、能天気になってる場合じゃなくて。

まあまあいい天気、ですね。

昨日も一昨日もそうでしたが、空気が冷たいんですよね。

しかし、伊豆河津桜は、元気に、すでに満開だそうで…………。

見にいかない、けどね。


とこんなことを書いているときは、たまにあるように、本題のネタがないときです。

たまには、これを読んでくれている数少ない読者のあなたの方から、何か問題提起してくれるとありがたいのですが、ねえ。

というのは、贅沢。

読んでくれているだけでもありがたい、と思わなくては。


というところで、本題です。


どの店に行っても、よくあるのが「STUFF ONLY」というような表示。

それぐらいならいいんですが、こんなのもあります。

「関係者以外立ち入り禁止」

これがれっきとした大企業の店でもまかり通っています。


よくお客様にそんな偉そうな文言が書けたものだなあと、感心します。

そんな企業でも、お客様本位の店とか、お客様を一番に考えています、などと空々しいことを平気で言ってます。

やっていることと、言っていることが真逆ということが、結局のところ全然理解していないんですね。


しかしこういったところは、飯のタネになります。


看板会社なら、もっとお客様にアピールするサインにしませんかと試作品を持って訪問することもできます。

広告会社でも同じですね。


上記はほんの一例ですが、今の世の中にはそういった「××しないでください」のサインはいたるところにあります。


男性トイレの便器の前には、「もう一歩前へ」というようなサインがよくあります。

このサインを見て考えるだけでも、ひとつはアイデアが出てきます。

なぜ「もう一歩前なのか」と考えると、便器の周辺の汚れを少なくなるようにということです。


じゃあ、このサインのかわりに、もう一歩前に必ず足を持ってこないといけないような作りにするということが考えられます。

周囲より足の置く部分だけ高くするとか。

スペインでしたっけ、便器にハエのシールを貼っただけで、便器の汚れが減ったとか。

男の子は小さな頃から、おしっこをする時に、何かにめがけてかけるという何か本能のようなものがあって、その本能を利用したちょとしたアイデアで、汚れを少なくすることも可能だということです。

そうすることによって、こうるさい「××しないでください」のサインがなくなるわけです。


あなたの周囲、特にたくさんの人が利用するようなところに、日本ではたくさん「××しないでください」というサインがあるはずです。

また、「××しないでください」のサイン以外でも、目のつけどころによって新しい商品(製品)のヒントになることがいっぱいありますから。

そこからどのようなものを作れば、そのサインが必要なくなるかということが考えられます。

また「××しないでください」じゃなくても、何かの動作で必ず痛みを伴うものがあるとすると、それは仕方がないんだ、という無発想じゃなくて、じゃあその痛みをなくするためにどうするかということを考えるということから全く新しいものが生まれる可能性もあります。

「痛くない注射針」なども、そういったところから生まれてきています。


“仕方ない”と、あなたが今思いこんでいることは何ですか?



それでは、また明日。

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“何かと一緒に”広める?

2016-02-22 10:14:01 | アイデア・事例

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薄晴れ、というか薄曇り、というか、そんなあいまいな空模様。

これからだんだんと雲が張り出してくるようですね。

昨日は陽射しは温かかったけど、北風が強くて、それを帳消しに。

今週はまた真冬の気温になるらしい。


さて、本題です。


相変わらずB級グルメなるものが盛んです。

わたしは個人的には、このような自虐ネタっぽい言葉は嫌いです。

“その地方だけのうまいもん”だったら、まあ英語を使うのもなんですが、ソウル・フードの方がまだなんかしっくりきますね。

だからこれからは『S級フード』って呼びません?

って、ちょこざいなわたしなどが唱えたところで、広がるわけはありませんが、自分ではこれからこういった話題の時は『S級フード』って呼びますので、よろしく、なんてね。

以前『i級フード』って呼んだら? なんて思ったこともありましたが、すでに使っているところもあるみたいですね。

i級の「i」は、「いなか」の意味です。


わたしはこのように、“言葉”に対しては、細かいところがよく気になることがありまして。


たとえば、今流行(?)の『不倫』。

『不倫』って、単に“倫理的ではない”ということですよね?

“倫理的ではない”ということは、人の行いとして悖ること、ということですね。

それが今や『不倫』という言葉は、“結婚した相手ではない人と男と女の関係になる”というようにとられています。

なんだか『不倫』という言葉自体貶められているように感じるのはわたしだけ? (でしょうね、そんな細かいことを考えるのは)


まあたとえばの話になりましたが、このように『言葉』もその時代時代において、様々に変化していくもので、その時代の出来事に合った言葉として置き換えられたその瞬間に、その言葉は独り歩きしはじめます。


それは、また商品名やキャッチフレーズもまた同様です。

だから、商品名やキャッチフレーズを定着させようと思ったら、“何かと一緒に”広めることで、より定着しやすくなります。

新しい文化を提唱しながら、その代表格としての商品として広める、とか。


ですから、最初に上げた『S級フード』も、“何かと一緒に”広めていければいいですね。


あなたにとっての『S級フード』、何かありますか?




それでは、また明日。

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“逆PR”って?

2016-02-05 09:57:39 | アイデア・事例

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今朝もよく晴れています。

昨日は同じように晴れていたのですが、外に出るとその冷たさといったら!

今日も同じように寒いのでしょうか。

予報では昨日よりも4℃ほど気温が上がるということですが。


さて、本題です。


販売促進とひと言でいっても、その方法や種類は千差万別です。


同じPRするにも、マスコミ向けにどんどん情報を発信するのとは真逆に、内輪だけでものすごく盛り上がるという手もあります。

言ってみれば“逆PR”とでも言いますか。

今日はこの“逆PR”について、ちょっと。


たとえばですが、街を歩いていて、いつも気になるところがあったりしませんか。

シーンとした商店街で、いつもあそこだけなんか騒がしくて、明るくて、中から笑い声が聞こえてくる。

外から中は、わざと全然見えないようにしている。

店名からも何をやっているのか想像できない………。

でもなんか楽しそうなーーー。


で、そこからたまたま出てきた人に勇気を出して聞いてみる。

「このお店って、いったい何なんですか? いつもなんか楽しそうな笑い声がしてくるけど………」

と尋ねられた人は、でも答えない。

「いや、これは中にいる人だけの秘密」と、だけーーー。


こう言われると、あなたは今まで以上に興味を持たないですか?

人の好奇心を刺激するというPR手段でもありますね。


このようにして、噂が噂を呼び(といっても、この口コミもわざと秘密めかして、伝えていくんですが)、マスコミの耳に入る。

すると取材依頼がくる………。

こういうことからお店の内容が一度にオープンになるという手も考えられます。


さらには、それでも何かまだあるぞ、と思わせるようなちょい出し作戦も有効です。

いかがですか?


ま、このようにトントン拍子にうまくはいきませんが。

そこにさらなる工夫を加えることで、内容も充実してくるはずです。




さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は、今日で第19回目になります。

長いですけど、ね。

ここからどうぞ。


「そうか、なるほど。そんなこと今まで考えたこともなかった。
前からずっとそれが当たり前だと思っていたしーーー」

「お医者さんの常識は、一般の商売では非常識、ですね。
この非常識って、どの業界にも存在している厄介なものなんです。
それに早く気がついて、改革していく企業が繁盛していくんです。
医院だって同じじゃないでしょうか。
相手を患者さんと考えないで、お客様だという認識に改めれば、結構意識も変わってくるんじゃないでしょうか。
それから始めましょうよ」

「そうだな。それに気がついてもらってよかった。
早速改装の手配をしよう。

本田さん、そのときにもちょっと立ち会ってもらいませんか。
本田さんがお客様になってもらって、ここはこうというように言ってもらった方が早いと思いますから」

「はいいいですよ。でもいいんですか、好きなこと言いますよ」

「え、あまり無茶言わないでくださいよ」

田代と本田はにっこりと微笑んだ。

奥さんも少しだが、微笑みを浮かべた。


何とかこれで、話は進められそうな気配に変わってきたようだ。

本田は思った。

そしてこれから本題に入っていこうと思ったが、急にここでストップしてみようと思った。

「以上です」

「え?」

「何?」

「…………」

本田以外の出席者は、あぜんとしたまま、口をきくこともできないでいた。

しばらく、その顔を微笑みながら見渡していた本田は、おもむろにまた口をきき始めた。

「と言うと、皆さんおどろきますよね」

「そ、そりゃそうですよ!」

「何のために相談したか分からないじゃないですか!」

奥さんも怒り気味に言い募った。

本田は微笑みを崩さないまま、言った。


                           つづく







それでは、また明日。

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細分(節分、じゃなくて)して考えると?

2016-02-03 09:03:02 | アイデア・事例

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昨日はよく晴れて陽の光は暖かそうだったのですが、それにつられてセーターで外に出ると、いやあ~、風の冷たさったらっ、もう!

放射冷却もあって、今朝はもちろんマイナス気温で、よく冷えました。

日中も10℃には届かないようで………。

しかし明日はもう立春。


さて、本題です。


ということで、今日は立春前日の、節分です。

ということは、大阪の一地域で行われていた例の“恵方巻き”を丸かぶり?

おっとその前に、大事な豆まき。


わが家では最近豆まきも、「福は~内!」は個包装の大豆。

で、「鬼は~、外!」は、バラの大豆というように、分けています。

というのは、あの家の中に撒いた『福』のはずの豆が、半年も経ってからぽろっと隅んこの方から出てくることも以前はありまして、そんな大豆に住まいの中にいる小さな虫がついていることもあったりするので、特にmy奥さんが嫌がっていたんですね。

また豆まきの翌日は、必ず念入りに掃除機でその豆を吸い取るということも、立春の日の朝のルーティンになっていたこともあります。


そのような消費者の要望を聞き取ったのか、数年ほど前から個包装の大豆が出回り始めて、my奥さんも「これだ!」ということで飛びつきました。

わが家では最近は三種類の豆を、だから用意します。

個包装(国産)、外にまく大豆(中国製でもOK)、歳の分だけ食べる分(国産)ーー個包装の分だけじゃもう足りない歳になってきましたので。


こういった消費者ニーズをうまく取り入れることで、メーカーも様々なアイデアを盛り込んだ大豆を販促することができます。


単なる豆まきという行事ですが、恵方巻とか、豆まき用の様々な種類の豆とか、様々な商機ができてきます。


最近ではロールケーキまで、丸かぶりようなどというものが出てきています。

それはちょっとノリ過ぎという感もありますが、それでもここ数年同じように出してきているんですから、売れているんでしょうね。


ところで、あなたのお店ではどのような“節分商品”が考えられますか。

来年のために、今から考えてみませんか。



さて、連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で第17回目ですね。

ここからどうぞ。


「いかがでした?」

「きれいでした。安心しました」

「良かったわ、あなた」

「ああ」

「きれいなんで、これなら大丈夫だと。
わたしはいつもお店や会社に伺うときには、まずトイレを見ることから始めます。
わたしの知り合いの経営者の方も、同じことを言ってました。
小売業の社長なんですが、その社長が、他社の店舗を見学に行ったときには、一番最初に、やはりトイレを見るそうです。
きれいなトイレだと、その時は売れ行きが落ちていても、まだまだ大丈夫だと思い、逆にトレイが汚いと、近々閉店するなと感じるそうで、だいたいその勘は外れないそうです。
まあ一般的に言っても、従業員を見ればだいたい分かりますねけどね」

「そうですね」

田代が答えた。

「トイレがきれいというのは、どこでもまず第一条件です。
それからはやはり、待合室の清潔さ、ですよね。
特にこういった医院では、それが重要な要素になりますね。当たり前ですけど。
それだって、医院の待合室でも、ちょっとどうかなっていうところもありますからね。
こちらのような小児科ですと、子どもさんたちがソファーに座らないで、そのまま床に座り込んであちこち触りまくった手を、平気で舐めたりしますから、清潔さも人一倍気にしたいものです」

「それは私たちも気にしていますから、毎朝消毒してから患者さん、いえ、じゃなかったお客様をお迎えしています」

看護師のひとりが言った。

「はい。ですから、この医院のお客様の減少というのはそういった面ではないということが分かります。
じゃあそこまで気をつけているのに、どうしてなんでしょう」

「?」
「?」
「?」



                           つづく




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となりを褒める?

2016-01-27 11:02:24 | アイデア・事例

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今日も寒い夜明けでしたが、それでも時間を追うごとに少しずつ増す温かさが昨日までとは違う感じ。

雪がまだまだ融け残っています。

昨日は東京に行ってきましたが、やはり寒さが違って、群馬は寒い!


さて、本題です。


先日の雪が東側の屋根だけ数日残ったままで、とうとう一昨日、それがドドドッと、一気に下に落ちました。

そしてその大半がとなりの駐車場に!

わが家の軒下にはほんのちょっぴり。

幸いにも、置いてあった車には異常がなくてホッとしましたが。


で、シュークリームをもってあやまりに行きました。

あれ、このシチュエーション? そうなんです、2年前のあの大雪のあとにもまったく同じことがあって、同じようにシュークリームをもってあやまりに行ったなあと、ふいに思い出しました。

まるでデジャヴ。


となりの方は、「ああ、いいのにそんなこと。お互い様なんだから」と言ってくれましたが。


近所との仲は、のこようにして保っていくと、まあ何とか近所トラブルにはならないようで………。


で思ったのが、となりを大切にするということ、です。


チラシを出す時には地図は必須ですが、隣近所のの店名には「様」を必ず入れるということも当たり前なんですが、そこからもうひとつ進んで、自分の店よりも、となりの店を紹介するということも、これだってありだなと思いました。


商いにしても、また観光にしても、まずとなりを紹介し、持ち上げるということから始めてみると、自分たちの立ち位置もおのずと分かります。

そうすることで、となりを褒めると、やはりとなりだって、自分の方を紹介してくれたり、褒めてくれたりするようになり、ますます交流が深まり、イベントをするにしても、2倍の力で、4倍、5倍の威力を発揮できるようになります。


“自分がされてうれしいことを、まず相手にしてあげる”、という自己啓発書に書いてあるようなことなんですが、そうすることによって、お互いの絆が深まるということは、やはりありますね。

どう思います?


さて、次は連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は、今日で第10回目ですね。

ここからどうぞ。


翌日、本田は開院時刻よりも30分ほど早く大橋小児科についた。

その時刻にお客様が来ているかどうか確かめたかった。


医院の玄関にはまだ鍵がかかっていた。

駐車場には2台の車がすでに止まっており、中ではお母さんらしい人と子どもが、それぞれ一人ずつ連れていたが、ひとりは眠っていたが、もう1台の車の中では子どもの気分が優れないのか、ぐずっていた。

これはちょっといただけないなと本田は感じた。

お客様を、特に病気の人を外で、もちろん吹きさらしではないけれど、待たせるというのは良くない、と思った。

これも提案の重要な問題として指摘できそうだ。


開院時刻になった。

待っていたお客様はその2組だった。

開院時刻のちょっと前に2組とも車から離れて玄関の間に立った。

しかし、時間になってもまだ鍵が開かない。

ひとりの子どもはさらにぐずり始めた。

片方は、逆に何だかとてもぐったりしているようだった。


まずいなあと本田は思った。


                        つづく




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2016-01-26 10:06:13 | アイデア・事例

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今朝も晴天ですが、昨日以上に冷え込んだみたいで、エアコンのスイッチを入れたら、この冬初めて、温度表示が数字ではなく、「Lo」でした。

昨日だってマイナス6℃だったんですから、今朝はもう少し下がったようで。

もうこれ以下にはならないようですが、北海道なんかでは、まだ暖かいうちだ、なんてね。


昨日、今年になって初めて桐生へ行きました。

そういえば、先日のテレビでは桐生の繊維関係の企業が2社、同じ番組で紹介されていましたね。

そのうちの1社の初期のスローガンを作ったのは、わたし、なんですが。

社屋や事務所など、全然その当時と変わっていなくて、なんだか、ねえ………。


わたしが今行っている企業も創業は昨年10月で満102年、その道一筋でがんばっていて、今は一般向けにも販売したり、その技術を一般向けにも生かそうとがんばっています。


さて、本題です。


かつては時代遅れで見向きもされなかったものが、最近になってまた注目されているというようなものは、例を挙げればいっぱいあります。

それはまた今の時代でだけではなく、いつの時代でも同じで、その都度、何か古いものが、不意に注目を集めるということはよくあることです。

ある時期を過ぎると“時代遅れ”と言われて、ある意味一般の目からは消えていくと言うもの。


しかし、それは残っているということで言えば、逆の意味では、きちんと認知され、社会に根付いたのだ、ということもできます。

そういった“もの”(いろいろなモノがあります)というのは、またある時になると、注目される時が必ずあります。


また、良いものは良いものとして残り、さらには出現する時が早すぎて、そのときはある程度しか認知されなくて、のちのち時代が追いついてくるという場合もあります。


唐突ですが、そんなことでわたしは商店街などでは、井戸を復活させたら面白いなと思う時があります。

「井戸端会議」という言葉が今でも残っていますが、肝心の井戸というものはほとんど見かけなくなりました。

その井戸を商店街の真ん中にでも作り、そこにベンチをおいたり、コーヒーを飲めるテーブルなどを設置して、たまには女将さんたちの“井戸端会議”を招集したり、井戸端会議用に貸したりと、なにかと人が集まる空間を、ものを販売するということではなく作ることで、三々五々人が集まるようにすれば、面白いなあと。


ま、こんなことをわたしが言ったところで、本気でやってみようとするような“バカ”はいないでしょうが。


さて、本題は唐突に終わりまして、次は連載中の『患者さんが減っていくーーある開業医の苦悩』は今日で第9回目ですね。

ここからどうぞ。


「それだから、じゃあ不幸にも病気になっても、この医院に来れば、病気も治せるし、元気になれる、と患者さんにたくさん思ってほしいわけです。
別に病気が治せればうちじゃなくてもいいとは思うんですが、どうせならやはりうちで治ってもらいたいですよ。
それが人間というものでしょう? わたしの医者としてのプライドでもあるわけですよ」

「なるほど」

「それに、お医者さんにかかると病気って治るんだって、子どもにも思ってもらえて、なおかつあそこに行けば病気でもちょっと楽しいって、そういう医院にしたいんです」

「だいたい分かってきました」

「ありがとう」

「じゃあ今のところでだいたいのことは理解できましたので、提案内容を1週間ほどいただいて考えてきます」

「お願いできますか」

「その前に明日でも結構ですから、一度待合室の状況を見せてもらえますか。
どういう状況なのか実際に眺めてみたいんです。
その方が現実的な提案ができると思いますので」

「分かりました。明日は9時から始まりますので、その頃来ていただけますか。看護師にも話しておきますから」


 
                        つづく



それでは、また明日。

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「ポスティング」ではなく、『ドアコール』を?

2016-01-04 11:13:07 | アイデア・事例

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お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

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ええ~と、1月4日、御用始め、ですね。

わたしにはあんまり関係ないけどね………。


今朝の空はオールブルー。

ド快晴、です。

四周見回しても、雲の一片(ひとひらと読んでね)もなし。


さて、本題と行きますか、もう正月気分も残っていないしね。


わたしが広告会社に勤めていたとき、あるお店(大規模店)がオープンする前には必ず、オープンのお知らせをその近所数キロ圏内全域に告知チラシやサービス券などを数日前(1週間ほど前)から配りました。

もちろんわたしは、企画することと印刷物やノベルティなどを手配して、そちらに納めることで簡潔はしていましたが、実際に一度だけお手伝いしたことがあります。

私たちはそれを『ドアコール』と呼んでいました。


『ドアコール』とは、ポスティングのように、ただ単にポストにチラシを入れていくのではなく、『ドアコール』は、文字通り“ドアの前に立って呼びかける”ということです。

必ずドアをノックするか、ピンポ~ンをして、家人に顔を見せ、お店のオープンをお知らせするということ、です。

というと、必ずこういう言葉が返ってくるはずです。

もちろんそれは理想だけど、今の時代ほとんど出てきてくれないんだよ、そんなことは時間の無駄だ」って。

確かに。


私たちが実際に『ドアコール』を行っていた時代でも、相手をしてくれるのは10%~良くて20%ぐらいでした。

でもその10%、20%の人たちとは確実に顔を合わせて、人の口から出る言葉で、生きた言葉で、お知らせすることができます。


勤めていた時には営業も兼ねていたので、暇なときにはよく社長から新しいクライアントにアタックしろなどとよく言われていました。

しかし、わたしは大の人見知りで、なんだかんだと用を作っては、それから逃げていました。


それでも何度かはアタックしたことはありますが、もちろん相手にしてもらったのは、覚えていくる限りでは1回きりでした。

そんなわたしもやはりクライアントのお手伝いともなれば、“しょうがなく”『ドアコール』をやりました。


そうして案の定、ピンポンやノックにはほとんど出てもらえず、インターフォン越しに何とかオープンのお知らせを伝えることができたのはわずかでした。

それでもそのわずかに話ができたときには気持ちが昂ぶりました。

その昂ぶりが大事なんですね。


実際にそのお店でオープンに携わる人=従業員、スタッフがそのように感じることが大事なんですね。

『ドアコール』には、今までそこになかった新しいお店のオープンをお知らせするという第一の目的がありますが、従業員の意識を高めるということにもその意義があります。


また幸いにも近所の人と話ができたというとき、やはりその近所の方の意識の片隅には残っていきますので、オープン前から顧客化への大きな一歩としての前進ということができます。


さて、昨年わたしはあるお店へのアドバイスとしてしょっちゅう「ポスティング」をお勧めしていましたが、一歩進めて、これからはやはり泥臭いやり方ではありますが、『ドアコール』をお勧めするようにしたいと思います。


人と人のおつきあい、ふれあい(嫌いなんですけどね、この言葉は)が希薄になってきている時代ですので、逆にこうした泥臭い昔ながらの宣伝も功を奏するように思います。

あなたはどのように考えますか。


さて、昨年あたり、今までに書きためたノンフィクション的フィクションを掲載していましたが、まだ数編残っていたので、それをまた復活してみたいと思います。


2016年の初めから長~いブログになりましたが、これに懲りずに今年も毎日書きますので、読んでいただくとわたしの仏頂面も少しは綻びます。


今回のタイトルは、『時代においていかれたテーラーの復活』です。

それでは第1回目はここからです。


今回の主役は世に言うところの高齢者だ。

しかし仕事に対する意欲はまだまだ衰えてはいない。

身体が動く限りは仕事を続けていきたいと笑顔で語る、そんな人が主人公である。


友岡義男72歳。

現在も紳士服仕立て専門店としてやっている。

親の代から数えれば、この仕事は60年以上にもなる。

自分だけでも40年近いキャリアだ。


しかし、ここに来てやめざるを得ない状況に陥っている。

下請け業者を含めると、この市の約3分の一のシェアを占めている有名自動車の本拠地であり、盛事には、その関係会社の部課長クラスからの仕立て服の注文で、眠る間もないほどの忙しい日々も、過去の物語としてあった。


しかし近年、紳士服の量販店が日本中を席巻した。

この市でも例外ではなく、テーラー友岡に発注されていたスーツの半数ほどが、その量販店の扱いにと変わっていった。

それは時の流れとして逆らえないものであった。


しかしテーラー友岡は比較的各会社の重役クラスが得意先に多かったために、量販店が郊外にどんどん進出し、そのシェを奪っていっても、なかなか売り上げも落ちなかった。

しかしそのために対応が遅れたという見方もできる。


気がついたときには得意客であった重役クラスが相次いで退職し、新しくスーツを仕立てる必要もなくなってきた。

そこに来ての構造不況がさらに追い討ちをかけ、今や青息吐息であった。

老妻とも話し合い、店を閉めようかというところまで行った。


                             つづく



それでは、また明日。

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アイデアを得る、ある方法?

2015-12-13 11:38:30 | アイデア・事例

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夜中には雨が降り、今も小雨、霧雨が降っています。

そんな中掃除機で1、2階をこってりと掃除すると、けっこうしんどいもんです。

でもまあ身体の方は運動したのと同じで、ホカホカしてます。

ということで、このブログも遅くなってしまいましたが、日曜日ということで。


本題です。


クリスマスまであと約10日ということで、さらにはいよいよ年末かあという感慨で、何となく、昔、高校の部室(新聞部)でクリスマスのときにやった文章遊びを思い出しました。


これは、今の企画術にとても役立つ遊びなので、ちょっと紹介します。

このゲームは勝ち負けがないんですが、爆笑必至のゲームです。


まず5つの箱を用意します。

そして各自思い思いに、下のような文章を作って、それぞれの番号の箱に入れます。

①誰が ②誰と ③どこで ④いつ ⑤何々をした


できるだけたくさん、何を書いてもいいので、入れていきます。

全部入れたところで、ランダムになるようにかき回します。


そうしていよいよゲームの開始です。

一人ずつ順番に、箱の中から書かれたものを取り出します。

最初の人が、①の箱から一枚取り出して、読みます。

次の人は、②の箱から一枚取り出して、読みます。

⑤番までどんどん取り出したものを呼んでいくわけです。


そうすると。そこでひとつの文章ができあがりますが、通して読むととんでもないものになります。

ひとつひとつバラバラの事柄が繋がると、思いもしない文章になるんですね。

爆笑する内容にもなるし、しんみりすることも出てくるなど、思いもしない文章がいろいろでき上がるというわけです。


この方法は、アイデアを得たいときなどに、ブレーンストーミングなどよりも、思いがけないものが出てくる可能性が高いようです。

一人でもできますが、数人が課題の企画を考える場合、このようにしてみると、思いがけないアイデアが生まれることもあります。


試しにやってみてください。



それでは、また明日。

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メールで送る?

2015-11-04 10:23:55 | アイデア・事例

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今日もよく晴れています。
気温もちょうど身体にはいいという感じで。


本題です。

今日11月4日は、あの糸井重里さんや林真梨子さんなども受賞し、コピーライターへの道を歩み出したきっかけになった「宣伝会議賞」の締め切り日で、応募は13時までなんです。

わたしも先ほど、最後に思いついたコピーを数点送りました。

昨年はなぜか応募する意欲が全然わかなくて、今年はまたなぜか意欲がわきまして。

自分の気分ですが、よく分からん。


で、この「宣伝会議賞」の応募は、過去にグランプリを受賞していると応募できないということで、その受賞歴がないわたしもいい歳ながら応募できるということで。

まあずいぶん前、わたしがまだコピーライターの卵からひよこになりかけの頃に応募した作品2点が、同時に奨励賞なるものをいただいたことはありますが。


で、この「宣伝会議賞」はその性質上、ネットでの応募なんですね。


郵便局には申し訳ないけど、クイズにしろ、懸賞にしろ、また創作などにおいては、こうしたネットからの応募が現在の主流です。

現物以外は何でも送れるというその利便性がものを言うわけです。

送る方も、メールですから全然費用がかからないこともあり、手軽に応募できます。

だからものすごい量の応募がくると思います。

その中で目立たなければならないのですから、それはそれで応募する方にも厳しい面もありますが。


ということで、今回はメールでの送付ということなんですが、あなたの商いでも、メールでお客様に送れるものがあるのではないでしょうか。


お得意様だけに送る動画とか、プレゼント券などは、わざわざこちらで印刷しなくてもいいわけです。

もちろんきちんと印刷してたものを送るということも、それはそれで有難味もありますが、時にはメールで送るということも、これからは販促の一手段として様々は方法が考えられます。

手書き感が欲しいからどうしても郵送でということもありますが、今ではその手書きしたものをPDF化して、添付ファイルとして簡単に送れます。

いかがでしょうか、何か思いつきました?




それでは、また明日。

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ある幻のCMプラン?

2015-08-15 09:40:03 | アイデア・事例

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昨日はほぼ一日中曇っていまして、夕方いっとき雨が降り、ほっとひと息、というところでした。

曇っていたので、予報の35℃というのははずれてくれて、やっと(!?)30℃ぐらいでなんとか。

しかし今日は既に朝から晴天。
今日こそまた猛暑日更新ということになりそうな。


今日は、お盆の中日。
盂蘭盆会、ウランバナ。
先祖供養の数日。


こんなCM案を以前作ったことがあります。


男(団塊の世代ぐらい):おい、牛どん、特盛、買ってきてやったぞ。

  女だてらに特盛なんて、恥ずかしいって、前、言ってたよなぁ。

  いいじゃないか、食べてみたかったんだろ。

  な、今なら思う存分食べられるだろ。

  ほら、俺も特盛だから。(ここから少し涙声になる)な、一緒に食べよ。

SE:(御鈴を鳴らす音)チーン。

男:(相変わらず泣き声で)○○○の牛どん、うまいなあ。


もう1案。


SE:(引戸をあける音)ガラガラ~

男:ただいま!

(女性――台所らしいところから声だけ――母親):おかえり~

(男が居間に入ってくる。奥に仏壇がある。男がその前に胡座で座り、牛丼を取り出し、仏壇に供える。掌を合わせて拝んだ後、仏壇に話し掛ける。)

男:おいおやじ、特盛り買ってきてやったよ。

  病院で言ってただろ。

  特盛、一度食べてみたかったなあ、って。

  医者にストップされてたからなあ。

  もう一年だよ、オヤジがあっちに行って。

  そっちなら誰ももう文句は言わないからさあ、紅ショウガたっぷり盛って、腹一杯食べろよ。つゆだくにしといたから。

(いつの間にか男の後ろに母親が来て座っている。カメラはふたりの後ろ姿を撮る)

女性:そうよ、あなた。たっぷり食べてね。

(その声とともに画面真ん中に大きく「牛丼 ○○○」のロゴが入る)



いかがでしょうか。

お盆、もしくはお彼岸向けにいいでしょう?

本題はありませんでしたが、たまにはこういうのもいいよね。



それでは、また明日。

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アクティブ起業?

2015-07-22 09:34:25 | アイデア・事例

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言うのもいやだけど、熱い!
こんな熱い県だけど、200万人近くが住んでいる。

なぜ?
やはり住み慣れたところだから?

そうなんでしょうね。

昨日も館林が全国一。

今日もそうなるのかなあ、前橋でも今日の最高気温予想が37℃。
館林じゃもっと上がるよね。


昨日は夕方になって、仕事も終えてホッとしていたら、ちょっと相談したいことが、という電話があって、また出かけてきましたが、まあ仕事があるということはいいことで。暑いけど。


さて、本題です。

今考えていることがあります。

それは、出版社へ企画書を送るということで、そのテーマが定年起業、もしくは熟年起業
面白おかしくタイトルを『終末起業』とでもつけようかなと。


内容は、定年後、もしくは熟年になってからもリタイアしないで、自分の会社を立ち上げた方たちを取材して、その物語を綴り、新しい起業の形として提案していきたいなということです。


起業というと、やはり若い方が中心となりますが、どっこい団塊はここでもがんばってるんだぞ、ということをもっと広めていきたいなということなんです。

最近ではテレビなどでもそうして起業された方を特集したものが、ちらほら紹介されてるようになってきています。


既に60代後半でも高齢者とは呼べないほど見た目にも元気で、ふた昔以上前の60代後半の方達と見比べてみても、全然違います。

だいいち、とてもアクティブですよね。

若い頃暴れたからかな?


ちょっと話が変わるけど、このところは安保法制の改革で久しぶりに反対のデモが各地で起こっていますが、それを見ながら不思議だなあと思ったのは、学生たちが全然表面に出ていないということ、なんです。

そこんところが我々の時代とは全然違うということです。

私たちの時代は、まず学生が問題提起をして、デモを積極的に行いましたが、今は全然。

我々の時代で言うところの“ノンポリ”ばかりなの?

(“ノンポリ”というのは、英語の「nonpolitical」のことで、政治に無関心というような意味合いで使っていましたが、今じゃもう死語同然でしょうね)


団塊とその前後の世代は、その頃の活気を今も絶やさずに持っていて、今は社会活動や自分の思ったビジネスを遂行したいといううずきが今もってあるようで、それがまた違ったソーシャルビジネスを展開する契機にもなっているようです。


早く企画書を仕上げて、たくさんの出版社に送りつけてみようと考えています。



さて、連載中の『あるスーパーの再生物語』は今日で3回目です。

ここからどうぞ。


(企画書の続き)
総菜コーナーでは数種の弁当を売っているが、鮮魚コーナーの近くにも1種類弁当があった。

これは弁当は弁当としてまとめた方が、お客様にも選びやすい。

天ぷらは数種類ずつパックされているが、これはすべて単品の方が買いやすい。

欲しい天ぷらがあっても、その中に食べたくないものが入っていると、やめておこうという気分の方が勝つ場合が多い。

このパック詰め商法は店側の論理だけで、お客様のためには全然なっていない。

お客様が自由に選んでこその総菜ではないだろうか。

弁当の種類も少ないし、サイド・メニューも少ない。

サイド・メニューはどちらかというと、おはぎとかそういうものに逃げている。

もっとここは充実した方がいいのではないだろうか。

◯◯団地という大きなマーケットを囲い込むぐらいの、総菜天国であった方がいいのでは。

特に団地は中高年も多くなり、自分で煮炊きするよりも、少量ずつ調理されたものの方に手が伸びるのではないだろうか。

狭い店内に雑貨のレーンがあったが、この店に雑貨は不必要な気がする。

“ついで買い”を期待しているのだろうが、そんなことよりそのレーンにも基本的な食品を陳列するべきではないか。

さてMRで買ってきたものを実食してみた。

まずは弁当。
炊き込みご飯だったが、パサパサで、お箸に乗らない。

弁当で一番考えなければならないのは、冷たくなってもおいしく食べられるかどうかではないだろうか。

またおかずの中には、一緒に買ってきた天ぷらの詰め合わせの中にあったものと同じもの(椎茸)がついていたのにはがっかり。

竹の子の煮物は冷凍物でふわふわした舌触り。

カボチャはパサパサ。

ごぼうのきんぴらは一本一本が太すぎて、醤油味だけしかしない。

天ぷらは衣が多すぎて、ベタっとしている。

弁当用の丸くけずった竹のお箸は、割り箸と違って趣があり、これは良い。

太巻き寿司はまあまあおいしく食べられた。

今食べた弁当、いったい今日のいつ頃作ったんだろう。

パックを見ても調理時刻が記入されていなかった。

おそらくお昼前に作って残ったものじゃなかったのか。

こんな弁当じゃお客様からそっぽを向かれてしまうだろう。

ここだけにしかない店なのに、その特性を生かそうともしていないで、ただ何となく売れそうなものだけを並べている、特性のない店だった。


                    つづく



それでは、また明日。

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コバンザメ?

2015-07-21 09:07:44 | アイデア・事例

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3連休後の始業日。
梅雨明け後の始業日。
激暑の始業日。
さて、さて。

暑いと言えばものすごく熱い(暑いという漢字じゃなくて、この漢字の方がぴったり)けれど、部屋の中でいる分には、エアコンのおかげで快適。

しかし、この暑い中、窓を閉めて扇風機だけで過ごす高齢者がたくさんいることに驚き。
昨日もそれで熱中症にまり亡くなった方もいたらしい。

歳をとると暑さも感じなくなるのかな。
そんなこたあない、と思うけど。

昨夜テレビを見ていると、テロップで「前橋桐生地域に大雨洪水警報」と出てきました。
お、雨があるかな、なんて思っていたんだけど、前橋では一滴の雨も振らなかった。

しかしちょっと離れた水上の方では1時間に100ミリの豪雨。
よくもまあピンポイントで降るものだなあと、ある意味自然の力というか何というか、驚き。

今朝、そばの川を見ると、川の水が抹茶色に濁っていました。
水量は変わらなかったんだけど、色がねえ。


さて、本題です。

上記のように前置きが長いときは、頭の中で、題材を探しているところ、なんです。

先日も相談先のある企業の社長に言われました。

「ブログ読ませてもらってます。でも毎日よく書けますねえ」と。

自分でも思うときもありますが、なんだか最近では何か書いていないと胸の内が何かざわざわするというか、腹に落ちないというか、気持ちが良くないような気分になります。

でも、今日のように題材が思い浮かばなくて、四苦八苦するというようなときもあります。


で、今日の題材は、…………、ああ出てこない!

しょうがないので、アンチョコ(古い!)を引っ張り出して、題材を探しました。


というところで、今日はちょっとしたチラシのアイデアでブログを濁しておきます。
参考にしてください。

タイトルは、「コバンザメ」チラシ


以前わたしが考えた、変わったチラシプランです。

まだ有名でないお店には有効なはず!? のチラシプランです。


自分の店が、あまり近在の消費者に知られていないということで、もっと知っていただき、来店客を増やしたいというような場合、このコバンザメ形チラシも面白いのではないか、と。


その内容は、その近在で有名なお店をイラストマップ式に紹介します。

その店のウリ、一番商品まで宣伝してあげるんです。


そうして、自分たちのお店も、あたかもその有名店と同じほど有名なんですよと言わんばかりに、その店のウリと同じ書体、同じ大きさ、同じ色でアピールするんです。

そうすると、お客様は勘違い(?)して、自店もほんとは有名な店だったんだと感じてもらえるんじゃないかなあと。


まだ実験していないので何ともいえないのですが、このようにすると、紹介してもらっているお店の方は悪い気がしないわけです。

まあたまにはへそ曲がりがいて、怒ってくる方もいると思いますので、必ず趣旨を説明して了解を取っておいた方がいいんですが。


そのときはそれほど反響がなくても、紹介されたお店の方は、義理も感じるわけで、何となく気にしていただけるようになり、ひいてはその店のお客様に自店を紹介してくれるという可能性も出てくるのではないか、というわけです。

やってみる価値はあると思いますね。


新聞折り込みチラシだと折込代がけっこうかかるので、ポスティングにしましょう。

また、お店の相互紹介ということで、載せてあげたお店にもおいてもらえるように交渉もできますね。

やってみませんか?


連絡をいただければ、もっと詳しく説明します。



さて、昨日から始まった新しい物語、『あるスーパーの再生物語』は今日で2回目です。

ここからどうぞ。



しかし、そのコンサルタントの住所を見て、何となく心が動いた。

同じ市内であり、さらにすぐ近くなのだ。

まったく違う地域のコンサルタントからの提案であったなら、即座に捨てていたところだが、近くだから一度ぐらいは話を聞いてもいいかな、と軽い気持ちで思ったのだ。

歩いてくるには少し無理があるが、車だと10分も走れば来れるような近さである。

企画書にも自分の店に、実際に何度も足を運んだような形跡がある。

そんな近くだから、これからもいつなんどき顔を合わせるか判らないし、まさか上辺だけのコンサルティングで済ませ、はいサヨナラと逃げるわけにはいかないだろうと思ったのだ。


社長は会う前にもう一度企画書に目を通した。

その企画書のメインは、ある日のMR日記だった。


<◯◯スーパー ある日のMR日記>

青果はおおむね季節の品物だけで、あまりボリューム陳列はされていないが、フルーツなどの陳列には高低差を利用して、ある程度は上手に変化を持たしているが、これといった目を引きつける商品の存在感がない。

次に鮮魚、精肉という普通通りの陳列。

鮮魚は冷蔵ケース内での展示が主で、あまり商品点数が多くない。
MRした時間が午後5時あたりだから、この時間帯はこれからはちょうど調理済みの鮮魚が売れ始める頃なので、もっとボリュームがあっていいのではないかなと思った。

低い冷蔵ケースにパック詰めされた魚類が一段ずつ、それもケースの底が見えるというのは、品薄さだけが目立ち、購買意欲をそいでしまう。


                      つづく



それでは、また明日。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市
藤田販促計画事務所
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