言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

ムリムリ病、ダメダメ病を克服しよう?

2015-06-30 10:20:36 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



曇ってる。

昨日はけっこう晴れていて、気温も高めでしたが、それほどの暑さは感じなかったですね。
気持ちのいい暑さとでも言いますか………。

今日は太陽も雲に隠れて、明日には雨も。
また梅雨に戻ります。

車で走ると、どの田んぼにも水が張られ、まだ小さな稲が秋までの時間を過ごすために、気持ち良く水の中で過ごしているよう。

その昔、子供の頃、そんな田んぼに入り込み、タガメやヤゴ、フナを追い回し、捕ったザリガニの身で、またザリガニを友釣りするという夏休みを過ごしたことが思い出され、しばし幼い頃への回想ドライブも楽しみました。

おっと、危ない!
感慨に入り込んでいると、運転も疎かになるから、気をつけよう。


昨日はひと月ぶりに桐生へ出掛けました。

ひと月じゃ何にも変わらないけど、クライアント先では少しずつ売上も向上し始めていて、やっと効果が出始めてきいるようで、それはそれでとてもありがたい。


というところで、本題です。

今日は6月30日。

今日で2015年も半分が終わります。

この半年、いつになく仕事に精を出さなかったように感じます。

何か惰性で流されたような。

昨日の桐生の帰りの車中の約1時間、そんなことに想いを寄せていました。


太田商工会議所での店舗支援にたずさわっていて感じたことです。

わたしは、特に小さな、企業とも呼べない家内工業、家内商業的な会社やお店の困りごとを、リーズナブルな価格で相談に乗り、少しずつでもいいから会社の内容を良くしていきたいと考えて起業しました。

それが大本の起業理由でした。


しかし、実際に商工会議所で支援コーディネーターとして様々なお店や会社を訪問して内容をお聞きするたびに、思いました。

ちょっとした提案でも、数万円のコストがかかるようなことは、ほとんど手が付けられない、予算の手当もできないというところが大半だということです。

ですから、商工会議所の無料相談なら受けられるけれど、たとえ1万円でも出して、売上アップや集客の相談などはできない“相談”なんだなあ、ということを痛感させられました。


何で、もうちょっとのことでできるのに、相談に来ないのかなあと歯がゆい思いで、自分の仕事の範囲も広げられないことに、落胆することの日々が多くて、無為に過ごすことの多いときもありました。


またたとえ数万円の相談費用で、その予算が出せても、なかなかお尻を上げようとしないのも、そうした小さなお店や会社のトップの意識にあります。

また現実に、コンサルタントに相談すると、“途方もない金をとられる”という思い込みもあるように感じます。

確かに名前の通っているコンサルタントに依頼すれば、年間契約で100万円以上になるというのは、あります。

しかし、冒険ではありますが、その100万円で、自分のお店や会社がその10倍以上の売上や利益が上げられればいいんだからとまでは、ほとんどの経営者の方は考えられないんですね。

その100万円という目に見える数字が惜しいとか、怖じ気づくとか、そんなことにしか意識がいかないで、ただでなんとか売上を上げることはできないものかなどの、それこそ夢のようなことしか考えないで、そうしてさらに会社、お店を寂れさせていくという悪循環に陥っているわけです。

しかし、だから売上が伸びないのだ、と簡単に言えますが、その重いお尻を上げさせるような力が、まだまだわたしのアピールの仕方ではダメなんだろうなという思いもあります。


自分で各地の商工会議所や商工会にも出向き、自分で作ったリーフレットを渡しながら、個店をもっと元気にしたいと説明しても、その担当者からして、全然乗り気じゃないのがたくさん見て取れました。

そこまで、逆に言うと、地方の商業が疲弊しているような気もします。


その最たるものが商店街の形骸化です。

たまにやるイベントでの集客に頼り切っているような、やる気のない個店もまだ多くて。

そのような個店の、「無理、無理、そんなことやっても」という言葉が、少しでもやる気のある商店主の心を蝕んでいることにも気がついていないようにも見えます。

ムリムリ病、ダメダメ病

そんな病のはびこっている地域では、いくらひとりふたりにやる気があっても、つぶされてしまいます。


本当に難しい。

そこでわたしも考えました。

確かに、零細企業やお店では年間契約のコンサルは厳しいところがあります。

だからわたしは、個々にいつでも、相談したいときだけ料金をいただくというコンサルも受けたいと思います。

年間とか半年契約で縛るのではなくて、相談したいときだけ相談に乗るとい相談事案がありましたら、いつでもメールでご依頼ください。



さて、昨日から始まった新しいノンフィクション的フィクション『ある学習塾の変身』は2回目です。

ここからどうぞ。


「はっきりとうちはこういう方針だから、それを望む親御さんに選んでもらえばいいんじゃないんですか。教育方針が打ち出されているんだから。
私だったらその方がいいですけどね。自分の子供が受験戦争の中に放り込んで揉むよりも」

「そういう親御さんたちは確かに存在していますが、やはりこういった地方の町では少数なんです。
そういったニッチな市場、そんなふうにいったら身もふたもないんですが、そういった分野ですか、それを望む人がやはり少数なんですね。
ほとんどが目の前の成績を追うことの方がいいということで、少しずつ敬遠していかれる傾向にあるんです」

「こういったじっくりと取り組む勉強法だと促成はむずかしいですよね、確かに。
じゃあもっと低学年、極端に言えば、幼稚園児から引き受けるというか、逆にそういった生徒を開拓していくと、まだこれからやれるんじゃないですか。私はそう思いますが」

「もちろん小学低学年も最近は狙って、そういう親御さんたちに絞ったチラシも出していますが、なかなか、まだその頃から塾なんかに入れなくても、と言う親御さんたちも、また多いんですよ」

「う~ん、じゃあ、まずあれですね。その頃からじっくりと受験のために勉強をやっていけば、高校生になってあわてなくてもいいんですよ、というようなアプローチでじっくりとやっていかれてはどうですか。
とにかくもっと時間を掛けなければ、こういった方法でのアプローチは実を結びません。焦ったらぜったいダメですよ。こういうことは。結果は数年以上かかりますから。
でもその結果が出れさえすれば、自然と口コミで生徒さんがやってくるはずです。それまではじっくりと生徒集めとアプローチをしなければ、むずかしいですよ」

「そうですよね。それは分ってるんです。でも私はもともとせっかちな者で、ひとつダメだったら違う何かというように、あれこれ考えて、手を出してしまうんです」


                          つづく



それでは、また明日。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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藤田販促計画事務所
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“みんな”が知ってる?

2015-06-29 09:57:47 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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今日は6月29日。
1964年6月29日、と言えば?

そうですね、ビートルズが日本にやってきた日。
台風のせいで10数時間遅れて、真夜中、というか早朝、羽田空港に着きました。

今日は久しぶりに聞いてみようかな、「I saw her standing there」でも。


昨日は気温は高くて、陽の中に出ると暑かったのですが、日陰では、強い北風が涼しくて、気持ちのいい日曜日でしたね。

東京では久しぶりに真夏日になったようですが、こちらは夏日。

前橋が夏に東京よりも気温が低いって、まあなかなかないこと。
貴重な日だったんですね。

今日もその流れか、暑いようですが、湿気は低めのようですね、今のところは。


というところで、本題ですが………。

今朝、テレビのニュースショーを見ていて、流れてきた曲。
♪ギブミーアチャンス~♪

まず驚いたのはその女性の歌唱力。
う、うまい!

曲は、あの懐かしいサムシング・エルスの「ラスト・チャンス」。
あの“T部長”に“ラストチャンス”をもらってできた曲。

“T部長”と言って分かる人は30代以上の人ですが。

テレビがまだパワーのあったときの、面白い番組でした。
「進め、電波少年」。

あの曲が作られたときには「進ぬ、電波少年」になってたっけ?


で、くだんの女性、調べてみたら=便利だねえネットって、篠崎愛というグラビア・アイドル。

確かにバスト、でか!

しかし半端ないあの歌唱力。

いい歌をもっと歌ってほしい。


閑話休題。

過去のものも、上記のように新しい人で、知らなかった人が耳にすると、それは知らなかった人にとっては、新しいものとして認識されます。

またそれと同様、何十年も同じ製法で、同じ味で作られている菓子などもたくさんありますが、それだって、初めて口にする人にとっては新しい味、なんです。

ただそれを知らなかっただけ。


作っているほうは、そんなことは夢にも思いません。

昔からあるものだから、みんなが知ってるはずだと思いこんでいます。

こういうときの販促はどうするか。

まったく新しい切り口で、今までに対象として考えなかった人たちに向けて、アピールしてみることが必要です。

もしかしたら、それでヒットする可能性も大いになります。

といっても、今までの人が今までの頭の中=考え方でどんなに頭を絞ってみても、それはなかなか難しい。

それには、それこそばか者、若者、よそ者に聞いてみることですね。

それが一番!

とにかく、思いこまないこと、ですね。
そして、他人の言葉を聞くということ、ですね。

そこからの判断は、あなた自信が行うこと、ですが。

ええ、わたしはその三拍子のうち二つ持っています。
ばか者とよそ者。


さて、今日からまた新しいノンフィクション的フィクションを始めます。

今日から始まる物語は、題して『ある学習塾の変身』です。

少子化が進む中、逆に学習塾のほうは増えているという矛盾を抱えたビジネス環境で、どのように生き残り、さらに発展させていくのか、矛盾からの解放をテーマに、今回は進めていきたいと思います。

第1回目は、ここからどうぞ。



北陸の、県庁所在地ではない地方都市にある学習塾から、本田に電話が入った。

何でも、少子化で子供の数が減る一方で、様々な学習塾が乱立し、さらにそこに全国的に展開している大手も参入。

生徒の奪い合いが日常化していて、だんだんと経営状況が苦しくなってきたのだが、それについて少し話を聞いてもらえないかというような内容だった。


日時を打ち合わせて、本田が訪ねた。


「どんなに頑張っても、もうこれ以上生徒を増やせるというのは至難のわざのように思えます」

日進塾を経営している遠藤は、本田を前にすると、語り始めた。

「このような地方の町では、本当に生徒の数が限らています。
特に少子化がすでに始まっていますので、だんだんと減っていく傾向の方が強くなってきています。
そこに来て私どものような進学塾が減るのではなく、増えてきているんです。
さらには大手の塾が駅前に3つもできて、もうどうしようもなくなってきています」

「日進塾の教育方針というのはどういうものですか?」

本田が尋ねた。

「ここでは個別学習システムをとっています。
生徒一人ひとりの能力が違いますから、その生徒に合ったレベルを考慮しながら、個性に合わせた学習をさせています。
学校の教室のように、机を並べて、講師が教えていくというシステムだと、どうしてもついていけない生徒も出てきます。
そういう生徒にはさらに時間をとって、みんなとおなじレベルに持っていかなくてはいけないので、個別のシステムだと、一人ひとりに対応した学習ができますので、その方が生徒本人にもいいと私は考えているんです」

「なるほど。遠藤さんは生徒の個性を尊重するという方針で、一人ひとりをじっくりと育てたいというお考えなんですね」

「はい」

「そういうことを理解してくれる親御さんばかりならいいんですけど、じゃなくて、やはり促成にというか、すぐに成績の上がる塾というところに生徒が集まるんですか」

「そういうことです」


                       つづく







それでは、また明日。

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単店(個店)の店舗戦略が必至?

2015-06-28 09:37:12 | アイデア・事例

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小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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日曜なのに、今朝は5時起き。
うん?
もちろんなでしこの試合を見るため。

で、オーストラリアに1ー0で勝ちました。
点がなかなか入らない試合だろうし、延長もあるだろうなって思ってたけど、終了間際に点が入って、(近所の手前、小さく)拍手!

次はイングランド?
そしてやっぱり決勝はアメリカと?


昨日はそれほど気温は上がらなくて、夏日、ほんの一歩手前の24.9℃。
湿気が相変わらずあったので、ムシムシしてましたが。

そして昨夜は夜中から強い北風が吹いてきまして、夜中に開けてあった窓を閉めました。
その風は今も吹いています。

押し開き式の窓は、その風圧で閉まってしまいました。



さて、本題です。

▽これ、先日入ったあるコンビニの男性用トイレの壁に貼ってあったPOPです。



デザインセンスのある、それでいて、面白く、見たくなる、読みたくなるPOPです。

男性用ですので、ちょうど向かい合うように貼ってありますので、用を足しながらいやでも読んでしまいました。

そして、あまりの見事さに、つい持っていたiPhoneでカシャ、しちゃいました。


まあ強いて言えば、向かい合う形ですので、下の部分はあっても読めないです。

でもボードのスペースが余っていたので、ついでにちょっと、お弁当の宣伝しちゃいました、って感じですね。



セブンイレブン(あっ、言っちゃった!)はもちろん日本一の店舗数を誇るフランチャイズ方式のコンビニで、基本的には店舗オペレーションは同じですが、そん中でも意欲のあるお店は、このように訴求方法をいろいろ編み出して、独自の訴求に勤しんでいますね。


最近では、全国組織のコンビニでも、その地域に合わせたオペレーションが盛んになってきています。

そうしないと飽きられてしまうわけで、これからはさらにそうした地域ごと、ひいては店店舗ごとの、その土地に合った商品戦略、店舗運営戦略が必至になってきます。


コンビニさえ単店ごとの店舗戦略にシフトきているんです。

これはあなたのお店こそがやるべき戦略ではないですか?


あなたのお店では、どのようなお店の味を出した店舗運営を図っていますか?



それでは、また明日。

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営業が大の苦手?

2015-06-27 09:31:11 | スキルアップ

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昨日はお昼前から雨が降り始め、今朝もまだ少し降っています。
昨日は気温が少々低めでしたが、今日は昨日よりも数℃高いようで、蒸しています。

あなたの街はいかがですか?


昨日は太田に日中ずっと仕事でいまして、あるお店で、本当に生きているイカをさばくところを拝見させていただきました。

イカという魚はけっこうデリケートで、群馬のような海なし県で生きたイカを調理するところはなかなかないようなので、けっこう貴重な経験でした。
そりゃまあ港に行けば見られますけどね。

このお店については、後日太田商工会議所主催の「第9回ビジネスプレス発表会」で紹介されますので、その後にこのブログでも紹介したいと考えています。


というところで、本題です。

先日ある知り合いのブログを読んでいたら、「敏腕営業マン」の紹介がありまして。
   こちら
    ↓
もみの木ブログ 「敏腕営業マンs」


逆にこのわたしは、営業ほど苦手なものはありません。

実際に広告会社で勤務しているときにも苦労しました。
口下手でもあり、自分の考えていることが、文章を書くようには、すらすらと口から出てこないんですね。

実際クライアントにも、社内でもよく言ってましたっけ、「僕、営業、苦手なんで………

それでも地方の小さな街の広告マンでしたので、営業は必ずついて回りました。

よくそれなのに、数十年も大過なく(ミスもたくさんしましたが)こなしたなあって。
周りのみんな、クライアントの社長や担当の方、それに同僚など、今さらですが、おおきに!


口下手は今でもそうで、ひとりのときは言葉をつくして分かってもらえるように言いますが、商工会議所などでは、担当の方と一緒に出掛けるということがよくあり、そういうときはその担当の方がよく助けてくれます。

そうして「そういうことなんです、わたしが言いたいことは」などと言ってしまいます。

頼りないコーディネーターだなあ、と内心思われているんでしょうね。
(汗!)


一番の苦手は、一番最初に相談先に伺うとき、ですね。

玄関のドアに手をかけるときさえ、まだ心の臓がドキドキバクバクです。
「ああ、今帰ってしまいたい!」と思いながら、そんな心と無意味な戦いをしながら、なんとか振り絞って腕の筋肉に命令します。
「さあ戸を開けなさい」

「ごめんください!」とわざと(自分に発破をかけるように)大きな声で、中に声をかけて、さあやるぞってな具合です、いつも。


どんな仕事にも営業というものは必要なんですが、それが苦手だから逆にこういう、営業のそれほど必要のない販売促進ということを真剣に考えられるんじゃないのかなあとも思っています。


だからというわけではありませんが、なかなか自分の仕事をみなさんにアピールできないで、困っています。

相談の方には、様々な、一番叶った方法の販売促進をアドバイスしていますが、自分のこととなると、自分販売促進はやはり苦手です。

医者の不養生、紺屋の白袴………、ちょっと違いますが、営業苦手なコンサル………。

人には勧めて、自分ではできないこと。
あなたにはありませんか?


どなたかわたしの仕事の営業、助けて欲しいなあーーー。

このように書くと、必ずやってくるのが、わけの分からないところからの、そしてピント外れのそれこそ“営業”なんですね。

そういう方は初めからお断りしておきます。

ガンバッ!



それでは、また明日。

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味は二の次でいいの?

2015-06-26 08:24:48 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

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朝から曇っています。

起きたときは涼しいように感じましたが、動いてみるとけっこう汗が出てきます。
でも昨日のような猛暑一歩手前にはならないという予報です。

そして、夕方には雨になるかもしれないようです。


さて、本題です。

昨年の秋、ゆるキャラコンテストでやっと第1位になり、自他ともに全国区になったわが県のゆるキャラ、ぐんまちゃん。

そのぐんまちゃんを冠したグッズが、1位になる前からたくさん出てきていました。

最近の新聞発表では、そのキャラクターの使用権が1年間から2年間になり、また使用制限もさらに明確化されました。

しかしいまだに、その大多数は、単にぐんまちゃんをパッケージにつけただけもので、特にわざわざぐんまちゃんであることの必然性が感じられるほど特徴のあるものが少ない、というのが現状です。

そんな中でも、ぐんまちゃんのキャラクターものとしては時期的に初期のもので、洋菓子なんですが、その形そのものがぐんまちゃんをしているという楽しそうなものもあります。

何かそのまんま食べてしまうのがかわいそうな、もったいないような。


しかしそんな中で数種食べてみたものもあります。

でも、ある商品は、食べてみると何の変哲もない、味に工夫したあとも見られない、ただ形がキャラクターであるだけでしかないものもあります。

わたしは、「これでいいの?」と感じました。

ただ形だけがゆるキャラであればいいの?

違うでしょ。

やはり素材、味にもそのキャラに見合ったもの=ぐんまちゃんだから、やはり最低限の主材は群馬県産の素材を使うことは当たり前なんですが、そうじゃなくて、形を似せたものだけでは、単なるブームに乗ったという以外何も感じられません。


やはりお金をとって販売する商品ならば、食品なら、まずおいしくなければ。

そうでしょ、まずはおいしいか、まずいか、ですよ。


そこをはずして、単にそっくりな形に作りました、と言われても、一度食べたら、はいそれでおしまい、です。


形はぐんまちゃんそっくり、おまけに使われている主な素材は群馬県産、それでもおいしくなければ、せっかくの認証商品も泣きますよね。

おいしいがまず一番最初にきて、それから県産の素材、できたら形までゆるキャラ、それでなんとかパーフェクト、でしょ?


あまりよく使われるので、最近あまり使いたくない言葉ですが、商品にはやはりその独自のストーリーというものがないとダメだと思うんですね。

ただブームにそのまんま上から乗っかったというだけでは、底が浅く、すぐに覗かれてしまいますよ。


必ずストーリーをきちんと作ってから商品化してほしいなと思います。

わたしはその商品や企業のストーリーづくりにもよく関わってきましたので、特に感じますね。


ストーリーなんかないよと、だいたいそれを開発した方は言います。

でもいろいろ聞いていくと、けっこう面白いストーリーが、いい商品ほど存在するんですね。

あなたの商品、お店、会社にはどのようなストーリーがありますか?

ない?

じゃあ→→→k1948f@nifty.comまで、メールを。なんてね。



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ミスは起こるもの?

2015-06-25 09:22:26 | スキルアップ

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今現在は薄曇りという感じの空です。
しかし湿気が多くて、蒸し暑い。
今日はこのようなムシムシとする曇り空が続くみたい。
梅雨期特有の、雨のない日の天候ですね。


さて、本題です。


昨日のなでしこジャパンの勝利は、後半45分まではいい戦いでしたね。

そしてあと数分で終了というときに起こったキーパーの単純なミスは、数分のアディショナルタイム時間中でなければ、起こらなかったんじゃないかなあという気がします。

ということは、最後の最後の詰めがやはり大事だ、ということをすごくよく分からせてくれましたね。

ここをしのげばという想いが、あの単純なミスを招いたんじゃないかなあと。


油断じゃなくて、最後にきて、これが最後だという想いが、ミスを起こさせたみたいです。


ビジネスだって同じです。

油断をしていなくても、慎重になりすぎると、今まで起こらなかったミスが起こります。

ふだん通り、いつも通りにやっていれば何ということもないことが、終わりとか次のことがふっと頭をよぎった瞬間に、ミスが起こってしまいます。

怖いですね。
本当に。


集中していればいるほど、ふっと何かほんのちょっとのことで気がそらされる瞬間ーー。

どうすればそういったミスが防げるのでしょうか。


それは、人間の頭の中で起こることなので、厳密にいえば、防げません。

じゃあどうすればーーー?

どうしていても、ミスは起こるときには起こります。


だから逆に考えてみませんか?

ミスはそうしたときに起こるんだから、ミスが起きるという前提で、考えられるミスについては、起こったときには次にどのようにするということを、前もって対処しておけば、そのミスも小さなミス、それだけのミスで済んでしまうはずです。


どうしても起こるものなら、起こった後のことをあらかじめ備えておけばいいんです。

そうしておけば、ミスが起きた際にも慌てなくて済むし、またそのうちに時間をかけて考えていけば、ミスが起こらないようにできるアイデアが出てくるはずです。


さて、昨日で終わった『手もみ専門店の販売促進って?』はいかがでしたか?

我ながら最後の詰めが何か甘かったような気がします。
次にどこかで発表する機会があれば、もう少し違ったものに変えていきたいと思います。

また次の物語ですが、来週から始めます。
ご期待ください。


なお、既に何度もお知らせしていますが、わたしの小冊子をアマゾンのキンドルに上梓しています。

こちらから見てください。

今すぐに役立つ販促アイデア集: 繁盛店へ向かう最初の一歩

また下記の本もアップしていますので、よかったら中身も見ていただくとありがたいですね。

コピーライターになりたいか。




それでは、また明日。

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商店街ツアー?

2015-06-24 09:46:20 | 商店街の再生


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昨日は晴れも曇りも雨も、それに雷もあるという、まことに天候のおまつりのような1日でした。

で、NHKの群馬県のニュースを夕方見ていたら、前橋で大雨という映像。
一瞬、え、どこの“前橋”だ? って思いました。

わたしの住んでいるあたりはもちろん雷もあり、雨もあったのですが、それは乾いた土をちょっと潤すほどの少なさでしたので。

確かに大雨でしたが、同じ前橋と言っても、こういったにわか雨はまさにピンスポットで降るんですね。


昨夜と言っても真夜中、目を覚ましました。
大雨の音? じゃなくて、サカリのついた猫の甘えた鳴き声で。
この時期だったっけ?

断続的に朝まで聞こえていましたね。


さて、本題です。

昨日は、ゴーストタウン化した商店街にお化け屋敷を、などと案外本気で提案しましたが、今朝トイレに座っていると、その具体的な像が思い浮かびました。

それを簡単に今日は。


梅雨明けの真夏に企画するんですが、題して『ミッドナイトツアーイン○○商店街」。

わたしの連載している架空の商店街でしたら、さしずめ『満天商店街真夜中ツアーーー震えて、泣いて、笑って、食べて!』なんてね。


このときばかりはシャッターを下ろしているお店が各舞台。

要所要所のシャッター店にお化けや驚かすものを配置し、数時間かけて、グループごとに進んでもらうわけ。

そうして全員終了したところで、夜明けとともに、近所のお寺でおはらいとお化け除け(災難除け)のお札と免罪符を参加者に手渡し、最後は精進明けならぬ、“お化け明け”の朝食………。

前橋の商店街には、有名な弁財天が祀られている大蓮寺というお寺があります。
行ってみるとわかりますが、なかなか風情のあるきれいなお寺です。

わたしが関係している街でいえば、太田にはやはり、商店街のはずれに大光院という有名なお寺があります。

また桐生でも、一番端にこれまた有名な天満宮がありますね。


どこの商店街でも、寺社とは切っても切れない間柄で、必ずといっていいほど寺社があります。

そういった寺社とのタイアップで、地域全体を盛り上げていくのもいいんじゃないのかなあ、って。


その盛り上げ方が“お化け”って、反発もあるでしょうが、そこはそれ、やってみたらきっと盛り上がるんじゃないかなあ。


そうして、個店では寺社にちなんだ名物をひとつ必ずオリジナルで販売するとか、そのようにしてひとつのコンセプトで全体を盛り上げていくことも可能です。


夏はいいけど冬はダメじゃん、なんていう天の邪鬼もいるでしょうが、そこはそれ、じゃあ冬にもゴースト退治ツアーなんてやってみてもいいんじゃないの?

逆に冬は、動くことで身体が温かくなるような企画を考えればいいだけのこと。

要は何でもありで、今あるものをとことん利用しようということなんです。

そう考えると、シャッターも何か他のことに使える可能性も出てくるわけで。



ということで、この企画を採用するという勇気のある人は、このアイデアはそのまま使っていただいてもけっこうですが、一度ぐらいは私に連絡くださいね。

もっと練りに練ったものに、みなさんと一緒に仕上げますので。



さて、連載中の『手もみ専門店の販売促進って?』は、今日で第9回目、最終回になります。

ここからどうぞ。



もちろん提案を携えていった。

それがこれだった。

<提案>

<1>新しくオープンする銭湯に手もみの割引券を置いてもらうこと。
 それは、競合店という考えではなく、仲間の店という意識に変える、いわゆるケンカより共存共栄を指向するということ。
 その代わりに、手もみ店には銭湯のポスターを貼るとか、銭湯の割引券を置くといういわゆるバーター取引がお互いにとっていいのではないか。

<2>銭湯の駐車場に駐車している車のワイパーに割引券を挟み込む。
 (もちろん銭湯には許可を取っておくことが重要)
 それがNGなら、お試し券を店頭で配布させてもらうように交渉すること。

<3>お客様がお客様を紹介するシステムを作ること。
 紹介キャンペーンをすぐにでも始めること。
 紹介者、被紹介者双方にメリットになる特典をつけること。

<4>顧客には必ず常時DMを送り、忘れられることを防ぐこと。

<5>従業員は必ずお客様の名前を覚え、名前で接客すること。 

<6>ネームは大きく、ひらがなにすること。

                   などなど


そして実際の企画プランも添えた。

この企画のメインは<1>だ。

共存共栄で何ができるか、それにこの店の存亡はかかっていると言ってもいいと、本田は思った。

リラックスを求めてお客様が、この店の販促に関係なく、銭湯が呼んでくれるのだ。

だから本来なら、銭湯にお礼をしなくてはならないほどなんだ、逆に。

銭湯のために何かこちらでもやってあげることが、やがてはそれが自分の店にも返ってくる。


柴田が本田の提案をどう考え、どう実行するかは未知数だが、これぐらいのことなら必ずやれると、本田は思った。



銭湯がオープンしてから数か月後、柴田から一本の電話があった。

「本田さん、ありがとう!」

その声を聞いたとたん、本田は心の中で「やった!」と思った。


                    おわり



それでは、また明日。

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ドキドキさせてよ?

2015-06-23 10:13:54 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



今朝は雨空。
今朝早くから降っています。

昨日は少し晴れ間も出て、暑くはなりましたが、思っていたほどの暑さではなくてホッとしました。

昨日は月曜日でしたが、仕事が入っていなかったので、お中元を手当てしに百貨店に行ってきました。

その前には全国的に有名になっている洋菓子のお店で購入した品で、夏の挨拶に、お世話になったある方を訪問しました。

まあそこの販売員のことでちょっと感じたことはあるんですが、そのことはまた後日書くことにします。

月曜日で、まだお中元のシーズン直前ということで、会場はまだ閑散としていまして、ゆっくりと選べましたし、手続きも待たされることもなくスムーズに済みました。

ところで驚いたことに、さすがにデパートでは値引きはできないので、代わりに店内の食料品や雑貨などの割引券がつきました。

そういう時代、なんですね。

というところで、本題です。


さて、昨日は「ワクワクさせてよ」と商店街にいいまいsたが、今日は『ドキドキさせてよ』ということです。

“ワクワク”は期待感の表れですよね。

そのための仕掛け、商品を基本にした期待感を満たしてほしいと述べましたが、今日は行ってみて“ドキドキ”させてほしいということで。


面白い仕掛けをふんだんにしてほしいなということです。


ある商店街では子供の補助輪付自転車レースとか、大人の三輪車レースとか、事務椅子グランプリとか、面白いイベントを定期的に開いて、なんとかお客様を呼び戻そうとしているところもけっこうたくさん出てきました。

それはそれで結構なことで、ずっと持続させていくことが何かにつながっていきます。


もうひとつは、わたしはずっと前から、この仕事を始めるときから、商店街は商店のつらなりということから離れて、違った形で人がやってくる場所という位置づけで最初からやり直さないともうダメだということを持論にしてきました。


そうしてひとつの提案として企画書にも上げたのが、商店街“遊園地”化です。

たとえば、前橋には有名な、ちっちゃな遊園地『ルナパーク』があります。

そのルナパーク的な遊びを商店街に持ってきて、子供たちを遊ばせて上げるというところにすると面白いんじゃないのかということです。


アメリカの大きなショッピングモールにはメリーゴーラウンドなどもありますが、そのミニ版でもいいと思います。

まずは子供たちがやってくる動機づけをすることで、必ずその両親とさらに祖父母まで“もれなく”付いてくる可能性が高くなります。

そうするとそこにある商店で何かを買うことにもつながり、そこそこ個店も営業していくこともできるし、子供たちがやってくるということで、今までになかった個店も誘致できる可能性が出てきます。

何かを買ってくれる場所ではなく、遊んでもらえる場所としての新しい商店街のかたち。


たとえば、こもたちではなくて若者たちがやってくる遊びとして、常設のお化け屋敷なんかいいんじゃないの?

古い店舗をそのまんま使ってできるしね。

たとえば、ですけどね。



さて、連載中の『手もみ専門店の販売促進って?』は、今日で第8回目です。

ここからどうぞ。



「――いや、そんなことは………」

「だってさっきから聞いていると、もう銭湯におびえ切っているという印象だけが目立ちますけど」

「そうですか?」

「ええ。意識し過ぎじゃないですか。
そんなものに気を取られている時間があるのなら、もっと自分たちのお店、特にお客様に対して、もっとサービスを強化するためにどうしたらいいのかって、真剣に悩まれた方がいいと思いますけど………」

「………」

「結局、新しくオープンするという銭湯を理由にしたいだけなんです、柴田さんは。
そうして売上に対して起こしている不安感の原因を自身で特定して、自分自身をなだめているだけなんです。
もっとお店のことを考えましょうよ」

「そりゃ考えてるよ」

「いや単に不安になってるだけで、それだけで怯えているだけなんです。
ですから別に銭湯が実際にオープンしても関係ないように、今からやればいいんじゃないですか?」

「…………」

「銭湯を利用するぐらいでなくちゃ」

「競争相手を利用する?って」

「そうですよ、利用しましょう。利用させてもらいましょう」

「どうやって?」

「それをこれから考えてみるんですよ」


こうして、本田は宿題を持ち帰ってしまった。

店で柴田と話していても、これ以上いいアイデアも出てこないだろうと思ったからだ。



2週間後、本田はまた柴田を訪ねた。


                       つづく




それでは、また明日。

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ワクワクさせてよ?

2015-06-22 09:19:56 | 商店街の再生

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起きがけも昨日からの涼しさがあるなあと安心していたら、すぐに晴れてきて、それにつれてどんどん気温が上がっていき、そうして蒸し暑さがやってきました。

久しぶりの晴れ間で、太陽もようやく自分の出番とばかり、がんばっているようです。
今はまだがんばらなくてもいいんだよ、まだ7月、8月もあるんだから。
といっても、何か自然は容赦がないようですね。

昨日はずいぶんと涼しかったんですけどねえ。



さて、本題です。


今日はまた商店街のことです。

で、本日のタイトルは「ワクワクさせてよ?」です。

中山美穂のヒット曲「ワクワクさせてよ」じゃないけど、近頃の商店街、いやあまり繁盛していない商店はおしなべてその消費者に「ワクワク」させる仕掛けがないように感じます。


先日も書きましたが、わたしがまだ小さな頃は、市内でも有数の大きな商店街に出掛けるということだけで、ものすごいワクワク感があり、少し大きくなってから、ひとりでそこに出掛けるとなると、もう半端なくワクワクしたものでした。


なぜそんなにワクワクしたのでしょうか。

今で言うところの、そこはまさに「ワンダーランド」だったんですね。

今から思うと安っぽいワンダーランドですが、それでも子供だけではなくて、大人たちも、ワクワク感を秘めながら、そこに出かけたのはずです。


翻って、今の商店街、そのワクワク感が皆無。

そのワクワク感が少しあるのがやはり郊外の大型店です。


もう今の商店街にそれを望むのは無理?

いやいやそんなことはない。

みんなで知恵を絞れば、様々なアイデアが出てくるはず。


それを自分たちの利益につなげるとか、長老たちの反対とか、そんなものがいまだに邪魔をしているところも少なくないというところが、ネックです。

そうしてもうひとつのネックが、いわゆる後継者不足という問題。


後継者がいても、継がせない=こんな苦労を子供になさせたくない、おやじの苦労を見ていると継ぐ気がしない、といった親子双方の意思がうまく(?)噛み合って、シャッター店が増えていく。

さらには店を開けないだけではなくて、その店を他人に譲るという考えもあまりなくて、頑固に権利だけ保有しているというものをいるやに聞いています。


そういった負のスパイラルが、商店街をいちだんと寂れさせている大きな原因ではあります。

それを打開できれば、また商店街は、商店の集まりというよりは、また違ったサード・プレイスという観点から再生は可能なはずです。


たくさんの店が集まった集積地が郊外の大型店、人々が集まるディズニー・ランドやUSJのような夢の国ではない第三のスペースと考えると、また違った形での『人を集める』という再生は可能です。

そう思いませんか?


人をワクワクさせるサード・プレイスにするには、あなたはどのようにすればいいと思いますか?

明日は何もなければ、多分この続きを。



それでは次に連載中のノンフィクション的フィクション、『手もみ専門店の販売促進って?』は今日で第7回目です。

ここからどうぞ。


「近所に銭湯なんかできなければ、サービスをよくして徐々にお客さんを増やしていけば、定着していくだろうって考えていたのですが、お客さんがそれほど増えないうちに、銭湯ができることになってしまったので、今いったい何から手をつけていいのか、分からなくなっている状態なんです」

「なるほど。予想では、銭湯にこちらのお客さんも行ってしまうだろうと」

「いや全部が全部とは考えてはいないですが、ある程度とられるだろうと」

「ふ~ん。でもまだとられたわけじゃないですよね。できてないんだから」

「ええ、まあ」

「それなのに今からとられるのを仮定して、おびえているというわけですよね。第三者から見れば」

「いやおびえてるなんて、そんな人聞きの悪い………」

「そうですか。私じゃなくても、そう見えるんじゃないかなあ。
おびえる前にすることはたくさんあるとは思うんですが」

「たとえば?」


「たとえば………、そうですね」

ちょっと本田は時間をおいてから答えた。

「現在登録していただいているお客様に対して、何かアクションを起こしました?」

「一度、DMを送りました」

「どのような?」

「まあ、ご利用していただいたお礼です」

「いいですね。それに何か次回の来店を促すものをつけました?」

「ええ、サービスクーポンを」

「やってるじゃないですか。それなのに、なんでおびえているのかなあ」

「え、でもそれだけじゃ、お客さんはきっとあっちへ行っちゃいますよ」

「柴田さん、ちょっと聞きますが、あなたはそれほど自分の店の実力に自信がないのですか?」


                      つづく


それでは、また明日。

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丁々発止のリズム感?

2015-06-21 10:34:32 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

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昨日はやはり夜になって雨になりましたね。

今朝は止んでいますが曇り空です。
雨は今のところ兆候はないですが。

まあ梅雨真っ最中なので油断は禁物。


本題です。

昨日は親戚やお世話になった方へのお中元を買いに行きまして、その帰り、昼食にCoCo壱番屋に入りました。

CoCo壱番屋は久しぶりでした。

社長が(本などで)自慢しているアンケート用紙もありました。


注文は、メニューを見るためにしばらく待ってもらってから、ピンポン鳴らして呼びました。

テーブルのそばに注文を聞きに従業員の方がやってきましたので、じゃあとばかり注文に入ろうとすると、その従業員は、「少々お待ちください」と言っておもむろに注文用の機械をセットし始めたんですね。

わたしは一瞬、自分の“じゃあ”という次の勢いというかなにか、それが一瞬のその「少々お待ちください」で大げさにいうと、気がそらされてしまったんですね。

で、思いました。
ちゃんとセットしてから来いよ、って。

こんなことほんの数秒もない時間なので、他人から言わせれば、何ともない時間だと思いますが、不思議とそのときのわたしの盛り上がりの気分がそがれてしまったことに、うんとがっかりしてしまったんですね。

丁々発止」と言う四文字熟語がありますが、それはやはり言葉のやりとりのリズムというか、そんなことを上手に言い表した言葉ではあるんですが、飲食店での注文のやりとりにもそういったリズムがとても必要じゃないかな思うんですよ。


「こいつ、何細かいこと言ってんだ」とバカにするのは簡単ですが、このリズムというのも、商売繁盛には欠かせないものではあると思いませんか。

繁盛しているお店を見ると、お客様とお店側の「丁々発止」的なリズムというものがすごく醸成されていると思うんですね。

このリズム感は目に見えないものですが、大切にしたい商いのひとつの要諦でもあると思います。

そのことをアンケートに記入して、レジで投函しました。


あなたのお店のお客様と自分のリズム感は?



さて、連載中の『手もみ専門店の販売促進って?』は第6回目です。

ここからどうぞ。


「みなさんアイデアにお金を出さないんですよね~。そんなものはサービスだなんて風潮、まだまだ根強く残っていますから。
言葉だから、昔からある日本語なんだから、あんたが発明したわけじゃないんだから、そんなものにお金は出さないっていう遅れた経営者が。
だから経営がうまく行かないんですよ。無形のアイデアにお金を出すという意識があれば、経営だってうまく行くと思うんですけどねえ」

「………」

「すみません、愚痴になっちゃいました?」

「あ、はい。そうですね」

「話、進めましょうか」

「で、キャッチコピーの値段は…………?」

「う~ん、むずかしいところですね。
実際のところは、コピーが欲しいと言われれば、じゃあこれこれですって、見積書を出すことができますが、今回はコンサルティングですからね。それも含んでということなんですよ」

「じゃあ、コンサル料の中に今回は含まれる、と」

「はい」


「そうですか。よろしくお願いします。
じゃあ本題に戻りますね。私たちは、ここで若い人に向けたリラクゼーションというものを基本にやりたいわけです」

「はい」

「そういうことで始めたわけなんですが、言いました通りなかなか軌道に乗らないので、どうしようか、と」

「はい、それで私に連絡をいただいたというわけですよね」

「ええ。でも本田さんはなんだか、のらりくらりと私の言いたいことを、なんだか避けて通ってるようで、ちょっとばかし頭に来たというわけです」

「はい、その通りです。済みません。これがまあ私なりのやり方でして、いつも怒らせてしまうんですよね」
といって本田は無邪気に微笑んだ。

この微笑みで相手がいつも気を許してしまうのだ。


「じゃあ本当に本題に入りますか。
柴田さんは、現時点でいちばんやらなければならないことは、なんですか」


                       つづく


それでは、また明日。

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商店街ってどうなるの?

2015-06-20 10:10:06 | 商店街の再生

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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朝目が覚めたら、快晴だった。
え、朝日が出ている?

昨夜まではぐずついた小雨模様だったのに。

朝のテレビで予報を見ると、東京の上空は雲が多くて、こちらだけどうして、雲ひとつないの?

という疑問も、朝が長けてくる頃には少しずつまた雲が出てきましたので、なるほどと納得。

なんだかまだまだ激しい天候が続くみたい。


昨日は午後から東京に車で出掛けまして、途中埼玉辺りの上空は雨が強くて、東京に入ると、弱まったりして、雨の状態がずっと続いていました。

数時間東京にいて、またすぐに群馬に取って返しましたが、群馬に近くなると、道路がもう乾いていました。
まあ霧雨のような雨粒がフロントグラスについてきましたので、それからまたぐずついたようですが。


帰宅後荷物を片づけていると携帯に電話が。

知り合いの飲食店の方からでした。

先日のイベントの成功と、新しくまた県からオファーをいただいたという報告。

このように、どんどん伸びていくお店の報告を聞くのは精神上にもいいですね。

もっともっとこのような報告が聞けるようにがんばらなくては!


さて、前置きが長くなりましたが、本題です。

本題は、前置きが長い場合はいつも短いと、私の相場では決まっていまして(?)


久しぶりに商店街のことです。

この前橋の中心商店街では、けっこう組合の方もがんばって若者を呼んでいるような新聞報道が、最近よく目につくようになりました。

わたし自身こちらに住みながら、恥ずかしながらオファーもないもので、こちらからちょっかいを出す気もないので、静かに静かに見ています。


で、新聞報道なんですが、新聞で記事を読む限りでは、なんだかとてもいい方向に向かってきている、というようなことになっていますが、さて、実際に商店街を歩いてみると、全然変わってきている兆候を、わたし自身の見方がお粗末なのかどうか分かりませんが、見出すことができません。


本当に変わってきているの?

はっきり言って変わってはいません。

相変わらず、特に土日の閑散ぶり、ゴーストタウンぶりにはある意味小気味いいぐらいの人の少なさです。

イベントがある時だけちょっと人通りが多くなるだけ。


本当はいいことを書くつもりだったんですけど、やっぱりというか、なんだか、いつも通りのボヤキのようになってしまいましたが、これからしばらくの間は日をおいて、無駄鉄砲なような気がしますが、ある意味商店街に鉄砲ではなく大砲をぶち込むようなことを書いていきたいな、と思う次第です。

明治維新前、長州は久坂玄瑞のような跳ねっ返り者が、後先も考えずに攘夷だと言って、アメリカ(今回の大河ドラマではなぜかフランスになっていましたが、史実ではアメリカです)の商船に届きもしない大砲をぶち込み、後でどえらいしっぺ返しを受けましたが、それでもいいので、何か言わなければ、ホントにどうしようもないところにきています。


最近はわたしのふるさと和歌山の、かつてはものすごく栄えた懐かしい名前である「ぶらくり丁」もずいぶん、というか、もう限界に近い末期症状のようです。

悲しいですね。

あそこにはわたしの青春時代の想い出がいっぱいあるのに。

つきあっていた彼女に、生成り色のケーブル編みのフィッシャマンセーターを買ってプレゼントしたこともあります。

隣りの北ぶらくり丁では、模型屋さんが1軒あって、そこでプラモデルづくりも覚え、仲間もできました。

「日の丸劇場」という面白い名前の洋画封切館もありましたね。


様々な想い出が残っている商店街が、今や壊滅状態。

なんとかせえよ!


というところで、我に返り、連載中の『手もみ専門店の販売促進って?』になります。

今日は5回目、ですね。
ここからどうぞ。


「でも肩が凝るとか、ちょっと腰が重いとか、というのは若い人にもあることです。
いやむしろ最近はそういった若い人も多くなってきていますね。
仕事がきついってこともあるんでしょうが、疲れやすい人が増えてきましたね」

「それはね、やっぱり食べるものも影響してきてるんですよ。ジャンクフードを三食主食にしてるようなところもありますからね」

「ああ、そうですねえ。そういうこともいえますね。食生活の変化も大いにありますね」

「あります、確かに。贅沢しなくてもいいから、ご飯におかず三品ぐらいという食事を、一日一食でもいいからきちんととっていれば、いいことなんですけどね」


なんだか日本人の食生活論になっていきそうなので、柴田は話の方向を元に戻そうとした。

「ええまあそんなこと、ここで言ってもしょうがないことで。
ーーーだから私たちも商売できるってこともあるんで、あまり突っこんでいくと、自分の首を絞めるようなことになりそうなんで、手もみに戻りましょう」


「あ、すいません。つい」

本田も苦笑した。

こんなところで持論を開陳してもしょうがないわけだ、と気づいた。

「で、私たちはそういった若い人たち、特に女性向けのリラクゼーションをやりたいわけなんです」

「なるほど」

「リラクゼーションなんですから、ちょっと寄っていこうかっていうぐらいの気軽さで、店に入ってきてほしいんですね」

「ふ~ん。気軽にねえ」

「コンセプトは『気軽に入れて、リラックス』、そんな感じですか」

「その通りですよ、その通り。
そのキャッチコピー、使わせてくれません?」

本田は満面の笑みを浮かべながら、言った。

「高いですよ~、わたしのキャッチコピーは!」

「え、ほんとですか? いくらぐらいするんですか? キャッチコピーって」


                       つづく

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ルーティンの合間?

2015-06-19 09:10:15 | スキルアップ

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昨日は梅雨らしい一日でした。
今日も同じような天候になるようですね。
そして気温は昨日よりもさらに低くて、“梅雨寒”を地でいく一日になりそうだという予報。

昨日も半袖ではちょっと肌寒かったですね。
昨日は週に1回の、太田商工会議所での仕事でした。


さて、本題です。

あなたはゾウリムシをご存知ですか?

体長1mmにも満たない小さな虫で、池や沼などに生息しているそうですが、無数の繊毛を動かせて移動するそうです。
しかし、その繊毛のうち5%ぐらいは移動中でも同じ働きをしないで、てんで勝手に動いているそうですが、その5%の勝手な動きがあるために、ふいに敵に襲われても、逃げることができるそうなんですね。

そんな話を以前どこかで聞いたか、本で読んだような気がして、何となく覚えています。
うろ覚えなので、間違っているかもしれませんが。


そう思うと、人も同じなんだなあという気がします。

ほとんどの人も、日常生活では90~95%ぐらいは毎日同じルーティンワークをしています。
もちろん働いていない主婦の方でも、同じですね。
朝起きたら食事の準備をして、みんなが出ていったら掃除洗濯………と、毎日ほぼ同じことのくり返しです。

ビジネスマン、学生だって同じことです。


そんなルーティンの合間に、ちょっとした息抜きとして、ふだんとは違う行動をするわけです。

で、そのふだんと違う行動こそが、新しい何かを生み出す、考え出すために、役に立っている行動でもあると言えますね。

ルーティンは基本として欠かせない生活でありますが、それだけでは身も心もつまってしまいます。


あなたはふだんとは違う行動をどのようにしていますか?

ビジネスに従事しているあなたなら、ふだんのビジネスから離れて、まったく違うことをすることが、今のビジネスを伸ばすことになるきっかけを作ることになります。

90%のルーティンと10%の非ルーティン。

それを上手に使い分けることで、日々リフレッシュができるのではないでしょうか。

疲れたら、思い切って休んで、違うことをしてみましょう。



さて、次は連載中の『手もみ専門店の販売促進って?』の、今日は第4回目です。

ここからどうぞ。


「本当に銭湯が競合店になるんですか? 何度もしつこいようですが」

「ええ、その中には岩盤浴やマッサージなどもありますからねえ」

「なるほど。でもマッサージって、こちらと競合しますか」

「そりゃしますよ。同じですから」

「同じ? 同じなんですか、こちらの手もみって、結局マッサージなんですね」

「え、いや違いますよ!」

「だって今おんなじ、だと」

「まあ言葉のあやですよ。また言うのもなんですが、素人さんにしてみたら、マッサージも、手もみも一緒でしょ?」

「そう、なんですか?」

「違い、わかりますか?」

「いや、分からないから聞いてるんです」

「詳しく言えば歴然とした差はありますが、ひとつ言えるのは、
手もみというのはーー」

「手もみ、とは?」

「手もみというのは、まあ早く言えばマッサージのことでもあるんですが、マッサージというような構えたものではないということがひとつ言えますね」

「うん?」

「ほらマッサージっていうと、まず頭に思い浮かべるのが旅先の旅館でのマッサージじゃないですか。ちょっと年をとった方なら」

「え、まあ、ね。自分は経験ないですけど」

「え、本田さん、旅先でマッサージ、呼んだことないですか?」

「ええ、ないですねえ」

「へえ、そうですか。まあそうなんですよ、一般的なイメージとしては。
その次に町のマッサージ店。このような店に行くのはだいたいお年寄りの方が多いですよね。お客さんとしては」

「うん、そうですね。これも自分では経験ないですから、何とも言えませんが」

「私たちが言うところの手もみは、どちらかというと、若い人たちを対象とした新しい感覚のマッサージなんです」

「なるほど」

「ほらマッサージというと、どうしてもお年寄りが通うところっていうイメージがあるじゃないですか」

「たしかに、ねえ?」


                         つづく


さて、既に何度もお知らせしていますが、わたしの小冊子をアマゾンのキンドルに上梓しました。

こちらから見てください。

今すぐに役立つ販促アイデア集: 繁盛店へ向かう最初の一歩

また下記の本もアップしていますので、よかったら中身も見ていただくとありがたいですね。

コピーライターになりたいか。


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わざわざ遠回り?

2015-06-18 08:17:46 | スキルアップ

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少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日はちょっと涼しかったですね。
風も涼しく、湿気が高くても、これぐらいだったらいいなあという範囲で収まってくれていました。

今日はまた昨日よりさらに気温は低めだそうで、昨夜から雨が降り続いています。
やっと、初めて梅雨らしい雨のようで。

まあこちらは何よりですが、相変わらず各地で大雨の被害が出ています。
うまくいかないものです。


さて、本題ですね。

あなたはどこかに出掛ける場合、途中の移動時間を考えて、それにどのぐらいの時間をプラスしますか?

誰かと会う約束がある時は、やはり遠方なら30分ぐらい前までには会う場所の傍までは行っていたいものですが、近所だと、まあ5から10分ぐらい前までには着きたいですね。


わたしはまあだいたい上記のようにして出かけます。

太田商工会議所などいつも決まった日の決まった時間に行く場合は、だいたい30分前ぐらいまでにはそこに入ろうと、そういう計算で家を出ます。

そうではなくて、講演やセミナー、また展示会などにいく場合は、時間をみて、もっと早めに着いていたいと思い、その計算で出掛けます。

そして帰りなどは、疲れていない時はできるだけ遠回りルートを選び、そのときにしか行けないこともあるので、ついでにどこかに寄れるようなスケジュールにするときもあります。


知らない街で知らない通りを歩くというのは、一種の快感ですね。

“何か”を発見できる瞬間でもあります。

だから、どこかに出掛けて道を間違った場合も、余裕がある場合はラッキーと思って、しばらく散策までするときも。


ある時のことですが、品川駅近辺で迷ってしまった時があります。

講演時間までには2時間ほどの余裕があったので、駅の近辺を歩き回ってみたんですが、いつの間にかどこにいるのか分からなくなり、方向感覚も狂ってしまい、講演会場とはまったく逆の方向に向かって歩いていることに気づきました。

そのときは慌てました。

品川駅付近は特に高架になっていない線路なので、線路の向こう側に行く通路がほとんどないんです。

歩いている人に聞くと、やはり品川駅に戻るのが一番だということで、早足で戻りました。

講演会場にはなんとかぎりぎりセーフで潜り込みましたが、自分の講演時間までの間にセレモニーやらが挟まっていたので、壇上に立ったときにはなんとか落ち着いて立つことができましたが、あのときは冷や汗ものでした。


あのときは、あまりに早く先方の近くまで着くのも考えものだなと、そのときちょっと思いましたが、基本はやはり早く行ったほうが絶対にいいですよ。


それと一緒で、新しいことをやろうとする場合も、あえて遠回りしてみるということも必要なんじゃないのかなとも思うんですね。

もちろん最初からわざわざ遠回りする必要はないんですが、少しでも手詰まり感が出てきたら、まったく思考法を変えて、違う方面からもう一度考えてみるということも、有効な手段ではないかと思います。

そうして煮詰めていけば、さらにいいものができあがる気もします。



さて、次は連載中の『手もみ専門店の販売促進って?』の、今日は第3回目です。

ここからどうぞ。


「何かたいへんそうですね」

「ええ、メールにも書きましたが、今のままでしたら何とかやっていけそうなことはいけそうなんですが、なにぶんねえ、隣りにもうすぐ銭湯がオープンしますので、何かそこにお客さんをとられちゃいそうで」

「でも手もみと銭湯というのは、ちょっと違うと思いますけどねえ」

「まあ素人のあなたから見ればそうなんでしょうけど、こちらから見れば、同じリラクゼーションということで考えれば、まったくの競合店なんです」

「へえ、そんなもんですかねえ」

「ええ」

本田は、この柴田の考え方にはどうも同意しかねるところがあったが、それは今のところ口にはしないでおこうと思った。

それよりも、まず柴田の本音を聞きださなくてはならない。

どこかにもっと違う、根本的に店の運営でおかしなところとか、そうでなくても、どこかに柴田の本音が隠されているように感じている。

銭湯はなんだかその理由に利用しているだけのような、奥歯に物が挟まったような感じが気になった。


「じゃあこの店のお客さんは素人ではなく、プロ、なんですか?」

「え? 素人さんですよ」

なんでそんな馬鹿なことを聞くんだ、という顔で柴田は言った。

「へえ、私も素人ですよね、さっき柴田さんがおっしゃいましたけど」

「え、あ、そういうこと?」

「ええそういうことですよ。それが一番肝心ですよね」

「………」

「なんで素人とか、玄人とか区別をつけたがるんでしょうかねえみなさんは? 
いかにも自分はこの道のプロなんだから、お前たちには分からないんだっていうような――」

「え、いや何、怒らせちゃった、ですか?」

「いやべつに。どこに行っても聞く言葉ですからね。気にしていたら、この商売、やっていけません」

「はあ………」

                        つづく

それでは、また明日。

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判断基準をしっかりと持つ?

2015-06-17 10:00:48 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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薄曇りですね。
それに湿気も手伝って、気温は低めなんだけど、蒸します。

昨日浅間が噴火したというニュースが大きく報道されましたが、マスコミが騒ぐほどのことはない、小さな噴火です。

トップニュースはいいとしても、10分以上もかけて報道することもないこと。

レベル2なんだからそれなりにあるわけで、あそこまでわいわいお祭り気分のように騒ぐことではないんじゃない?

もっと淡々と語るだけでいいと思うんだけど。


さて、本題に入る前にもうひとつ。

何あれ?
もちろんサッカーアジア予選の初戦。

相手キーパーがうまかった?

違うよ!
キーパーのいるところにしかシュートしないから。
だから止められて当たり前。

いくら格下のチームのキーパーだからといって、まともにシュートがくれば、代表なんだもの、止めるよ。

ゴールラインぎりぎりのがひとつあったけど、あれだってキーパーが弾いたからああなっただけのことで。

それよりもやはりシュートのミスが大きな原因。

超ブーイング物だよね。


と鬱憤をぶつけてから、本題です。


飲食店の方は、常に新しいメニューづくりに苦心していると思います。

そしてそこから出てきたものは、素晴らしい! といえるものは少なくて、何かの亜流でしかありません。

確かに何でも亜流から始まるというのは当然なんですが、それを亜流のままお客様に出し、そして亜流である限りはすぐに飽きられてしまい、短い生涯を終わるというものが大半。


新しいメニュー(料理)といってもまずは模倣から始まります。

その模倣を、今までにないメニュー(料理)に変換させていくのは、探究心と第三者の評価。

しかしあまりあてにしない方がいいのも第三者の評価であり、あてにするのも第三者による評価。

あなたならその評価をどう考えますか?


そこには自分の判断基準をきちんと持っていることが重要です。

うまいか、まずいかというような判断ではなくて、うまいのは当たり前なんだから、目に耐えうるものか=盛りつけ、デザイン、食器などがその料理にマッチいるかどうか。

彩りはどうか。
素材のチョイスはどうか。
素材の大きさはどうか。
素材の数はどうか。
香りはどうか。


どんなにおいしい料理であっても、目を瞑り、鼻をつまんで食べてみてください。
いったい何を食べているのか、ほとんど分かりません。

よく五感に訴える、とか言われますよね。

料理に限らず、消費者に対しては、五感に訴えるものでなければこれからは歓迎されないんです、必需品以外は。

どう思いますか、あなたは?


さて、月曜日からお伝えしているアマゾンの電子出版にアップした小冊子、もう見ていただけましたでしょうか。

今すぐに役立つ販促アイデア集: 繁盛店へ向かう最初の一歩


こちらも、あなたの繁盛生活に役に立つことがいっぱい書かれています。

コピーライターになりたいか。


昨日から始まったノンフィクション的フィクション『手もみ専門店の販売促進って?』は2回目です。

ここからどうぞ。



なぜこの場所なのか。

このショッピングセンターがオープンしたときには、ここのオーナーになる柴田はまだ他の店に勤めていたからだ。

その後独立し、店になるところを物色中だったところ、ここが空いたからと誘われ、ここなら最初からお客さんがたくさんいるからと、安易に考えて入居した。

確かに、オープン前には、センター内のインフォメーションや店舗の前に、オープンを知らせるPOPを貼るだけで、宣伝費もほとんどかからなかった。

もちろん以前勤めていた店の客にはDMを出した。

しかしそれは大した数ではなかった。

他に店のオープンのPRはしなかった。

店にしても5人も入ればそれでいっぱいになるスペースで、あまりたくさん一度に入られると、それはそれでお客様の方にも悪い。



さて、いざオープンしてみると、さすがに最初はご祝儀ということで、以前の店の常連客が入り、盛況だったが、それもすぐにおさまり、オープン時に大した宣伝をしなかったつけがやってきた。

それから1年、なんとかかんとか、店を続けては来られたが、今度はそのショッピングセターの隣地に、何と大型銭湯がオープンすることになってしまったのだ。

手もみ専門店ではないが、同じリラクゼーションという意味ではライバル店であり、いかにもライバルというには大きすぎる相手であった。


本田は位置関係を確かめてから、柴田の店に向かった。

柴田は、本田が訪ねても浮かない顔つきででてきた。

「はじめまして、今日は遠いところをありがとうございます。
メールを差し上げた柴田です」

「本田です。よろしくお願いします」

お互いぎこちなく挨拶を交わした。


                     つづく


それでは、また明日。

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内部向けキャンペーン?

2015-06-16 09:23:44 | 生き残るということ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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昨日は夕方伊勢崎(といってもわたし的には赤堀付近といった方がピンとくるんですが)で、竜巻(突風)がありました。

ニュース映像を見る限りでは、すごい雨と風のようでしたが、現地と10キロほども離れていないこちらでは、雨はほんの数滴窓に当たっただけ。
風はさすがに強く吹きましたが、目と鼻の先であんなことが起きていたとは。

稲を植えたばかりの田んぼの真ん中に、軽ワゴンがきちんと、まるで駐車されているような映像がありましたが、笑っちゃ悪いんですが、何か巨人の手で道から田んぼの中に持って来られたような感じで、「お、進撃の巨人?」なんて、思っちゃいました。
すみません。


さて、本題です。

次の日曜日は「父の日」ですね。

「母の日」に比べて年々地味になっていくような気がしているのはわたしだけでしょうか。

かつては大手の流通業も「母の日」に続けとばかりに、様々なキャンペーンなども打ってきましたが、最近は鳴りを潜めていますね。

なぜ?

もちろんそれほどの販促効果がなかったからです。


ある大手の流通業では、「『父の日』にはお父さんを休ませてあげよう」などというコピーでキャンペーンを行ったことがありますが、その肝心の元であるその企業は、日曜日に休むなどというのは業態としてありえないという企業形態でした。

その結果、他に向かっては休ませてあげようと言いながら、自分たちの足元では相変わらず日曜日は休ませることなんてしないわけで、そのキャンペーンタイトルを盾に取って休ませてくれと言えば、「お前は馬鹿か、首になりたいのか」などという上司の言葉ももしかしたら………。

矛盾を地でいくことになってしまったその企業では、もちろん次の年からそんなキャンペーンはかつてやったことさえなかったかのように、跡形もなく「父の日」キャンペーンなどには手をつけなくなりましたね。


キャンペーンをぶち上げれば、自分のところにもそれは跳ね返ってくるということを重々承知で、勇気を持ってやることに意義があるわけで、それがあってこそ、内部改革も同時にできるんじゃないのかなと、わたしなどは思いますが。


しばしばお客様向けキャンペーンの体を取りながら、実は内部に向かっての改革キャンペーンである、ということはしばしばあることです。

外に向かって呼びかけるということは、自分たちもその通りにしなくては格好がつかないわけで、そういう意味をあえて伏せてやるところにその醍醐味(経営者にとっての)はあります。


お客様向けにすることで、内部の保守的な人たちの反発を避けることができ、“人の振り見てわが振り直せ”じゃないけれど、自分たちから言っている以上は、同じようにしようよ、と。


内部の改革を目指して、あなたならどのようなお客様向けキャンペーンを考えますか?


さて、昨日お知らせしましたが、やっとアマゾンで電子出版を始めることができました。

以下の2冊がアップされています。

どちらも最初あたりは無料で読めるようになっていますので、アマゾン・キンドルのリーダーソフトをダウンロードして読んでみてください。


今すぐに役立つ販促アイデア集: 繁盛店へ向かう最初の一歩


コピーライターになりたいか。




次に、ノンフィクション的フィクションですが、昨日お約束した通り、今日から始まります。

テーマは、最近は乱立気味になっているマッサージ店のある販促物語です。


ここからどうぞ。


手もみ専門店の販売促進って?



ある日、本田のPCのメールに相談が持ち込まれた。

そこは関東中部にある、今流行の手もみリラクゼーションとかの店ということだった。

メールには一応現在の悩みを綴ってあったが、会ってみないことには何もアドバイスもできないので、メールをやり取りして、1週間後に伺うことになった。


公共交通機関を使うと、最後はタクシーを使うことになりそうなので、初めから車で今回は向かった。



東京からだと、私鉄電車で1時間半ほどの距離にある、東京や埼玉のベッドタウンであり、近年宅地化が進み、それにつれて、郊外型の大型店も続々と進出してきているという土地柄のような感じを受けた。

くだんの店は、そのようにして進出してきた大型店の中に店舗を持つリラクゼーションの店だった。

そういった店の特徴ではあるが、だいたいメインフロアの端っこか、2、3階のあまり目立たないところにあるというのが常だが、その店も案に違わず、2階の奥まった部分にあった。

しかし隣りにはフードコートがあり、斜め向かいはゲーム広場ということもあり、逆にうるさい一角にあるという、とにかくあまり場所的にはよくない位置に配されていた。

本田は、その位置を確認するなり、まだ会っていないが、
「ああこれじゃ、ちょっとなあ」なかなかお客様もつかないだろう、と思った。

リラクゼーションスペースなのに、騒音がけっこうある。

その騒音のおかげでせっかくのリラクゼーションも、芯からリラックスできないというデメリットである。

まいったなあ、まず本田はそう感じた。


むずかしい。

一番いいのは、場所を変えてもらうことだ。

もっと静かで、いい場所が、このショッピングセンターの中にもあるはずだ。


                         つづく



それでは、また明日。

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