言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「手もみ専門店の販売促進」(その2)

2012-02-29 10:17:41 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)



「手もみ専門店の販売促進」(その2)



本田は位置関係を確かめてから、柴田の店に向かった。

柴田は本田が訪ねても浮かない顔つきででてきた。

「はじめまして、今日は遠いところをありがとうございます。メールを差し上げた柴田です」

「本田です。よろしくお願いします」

お互いぎこちなく挨拶を交わした。

「何かたいへんそうですね」

「ええ、メールにも書きましたが、今のままでしたら何とかやっていけそうなことはいけそうなんですが、なにぶんねえ、隣りにもうすぐ銭湯がオープンしますので、何かそこにお客さんをとられちゃいそうで」

「でも手もみと銭湯というのはちょっと違うと思いますけどねえ」

「まあ素人のあなたから見ればそうなんでしょうけど、こちらから見れば、同じリラクゼーションということで考えれば、まったくの競合店なんです」

「へえ、そんなもんですかねえ」

「ええ」

本田は、この柴田の考え方にはどうも同意しかねるところがあったが、それは今のところ口にはしないでおこうと思った。

それよりもまず柴田の本音を聞きださなくてはならない。

どこかにもっと違う、根本的に店の運営でおかしなところとか、そうでなくても、どこかに柴田の本音が隠されているように感じている。

銭湯はなんだかその理由に利用しているだけのような、奥歯に物が挟まったような感じが気になった。


「じゃあこの店のお客さんは素人ではなく、プロ、なんですか?」

「え、素人さんですよ」

なんでそんな馬鹿なことを聞くんだという顔で柴田は言った。

「へえ、私も素人ですよね、さっき柴田さんがおっしゃいましたけど」

「え、あ、そういうこと?」

「ええそういうことですよ。それが一番肝心ですよね」

「………」

「なんで素人とか、玄人とか区別をつけたがるんでしょうかねえみなさんは? 
いかにも自分はこの道のプロなんだから、お前たちには分からないんだっていうような――」

「え、いや何、怒らしちゃった、ですか?」

「いやべつに。どこに行っても聞く言葉ですからね。気にしていたら、この商売、やっていけません」

「はあ………」

「本当に銭湯が競合店になるんですか? 何度もしつこいようですが」

「ええ、その中には岩盤浴やマッサージなどもありますからねえ」

「なるほど。でもマッサージって、こちらと競合しますか」

「そりゃしますよ。同じですから」

「同じ? 同じなんですか、こちらの手もみって、結局マッサージなんですね」

「え、いや違いますよ!」

「だって今おんなじ、だと」

「まあ言葉のあやですよ。また言うのもなんですが、素人さんにしてみたら、マッサージも、手もみも一緒でしょ?」

「そう、なんですか?」

「ちがい、わかりますか?」

「いや、分からないから聞いてるんです」

「詳しく言えば歴然とした差はありますが、ひとつ言えるのは、手もみとは」

「手もみ、とは?」


                                つづく


<3>へつづく。

(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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面接に条件を出そう

2012-02-29 09:32:22 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨夜遅く、というよりも今朝早くから本格的な雪が降っています。
湿った牡丹雪で、車にはもうすでに10cm以上の雪が積もっています。
お昼頃まで降るという予報です。
これじゃちょっと車で出かけるのはしんどいですね。
幸い今日は一日予定も入っていないし、なんといっても“4年に一度のおまけの日”ですので、ゆっくりと雪でも眺めながら、お酒でも、じゃなかったーーーそんなに飲めませんーーーこたつに入ってコーヒーでもすすっていますか。
明日は太田まで行かなくてはいけないので、明日まで降り続いたら、ヤバいですけど。まあ午後には止むということですから。後は明日朝凍らないことを祈るだけです。
それにしてもこんな日の店の営業はたいへんですね。水曜日ですので、けっこう定休日の店が多いと思いますが。


昨日の「ガイアの夜明け」を見ていて感心したことがありました。

それは、最近就活生(こんな言葉があるかどうかは不問で)を見るたびに思っていたことと関係があります。
このところといっても、もうこの傾向は20年近くになるでしょうか、いわゆる大卒予定者の就活生のファッションです。

いやファッションとは言えないか。
何だかドイツ第三帝国、日本の戦中時代、中国の紅衛兵の台頭時代などの、全体主義的画一スタイルを彷彿とさせる、あの黒いスーツの軍団。
就活にはあのスタイルでなければダメなんだという思い込みと、スーツメーカーの宣伝戦略にまんまと乗せられた黒服の集団のことです。

いつ頃からあんなことになったのでしょうか。

普段着スタイルではいけないというのは、それは一般的な社会常識としての問題で、何もあそこまでブラックにしなくてもいいと思うのに、全員画一的に、まさに就活生の制服として決められているかのように錯覚している状況が、とてもいやでした。

そういうところがすごく日本人的ですね。
他人と違う服装をするのが恐いとでもいいますか。
自分はあいつとは違う!と言いながら、スタイルはまったく同じ。

スーツを着るというよりは、ネクタイをするという感覚で、上着はジャケットでも、ブレザーでもいいんじゃないかと私は思います。
違う服装をしていたという理由で落とされるなんてことはほとんどないと思いますし、もしそういう理由で落とすような会社には、初めから入らなくて正解です。
きっと面接担当者もうんざりしているのではないでしょうか。

自分を主張するなら、やはりファッションだって主張しなくちゃ。
かといって奇抜な服装をしろというのではないですが。

昨日見ていた「ガイアの夜明け」はLLC(ロー コスト キャリア=格安航空界社)の特集で、日本で初めてできたLLCであるPEARCHという会社の面接のシーンで感じたことでした。

もともとこの会社は応募条件は一切なしということで、社長自らが街頭に立ち、道行く人たちに募集チラシを渡すという面白いパフォーマンスもあって、そのユニークさからいろいろな人が集まってきていました。

しかしたったひとつだけ、条件があることはありました。

それはPEARCHという会社名なので、PEARCHに関連したカラーを何かひとつ身につけて来るようにというものです。
そしてその中にはブルーの浴衣に、ピンクの帯をした女性がいました。
ブルーは青い空を、それをピンクの帯を添えることで、この会社の未来をイメージしたという意味合いのことを言ってましたが、わたしは「あ、この人絶対に採用だ」と思いましたら、案の定採用されていました。

個性と主張がバランスよく案配されていましたから。

企業側ももちろんですが、応募側にもこうしたことが問われる、就職の面接というものはそうであってほしいと思います。

最近岩波書店では、作家の紹介がなければ採用試験を受けさせないという面白い条件を出して話題になりました。

これからは採用側もこのように、その人の学力、知識ではなく、ある条件を課した方がその会社にふさわしい人財が集まるのではないでしょうか。

「うちは中小企業だから、それでさえ来てくれないのに、そんな条件なんか出したらもっと来てくれなくなるよ」と、きっとほとんどの経営者の方は尻込みするでしょうが、何をしてさえ来ないのなら、いっそのこと面白い条件をつけてみたらいいんですよ。
そのことが話題になり、今まで社名もその存在さえ知られていなかった就活生にもアピールできるのではないでしょうか。

やってみましょうよ。


それでは今日はこれで。
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「人間の死」に関わるということ

2012-02-28 10:15:22 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝もよく晴れています。
しかし特別に冷えましたねえ。

あと2日で3月になります。
季節の訪れを近くで感じるのは、植物ですね。
どんなに寒い冬を過ごすしても、その時が来るとちゃんと芽を吹き始め、花を咲かせます。
わが家の小さな庭のクリスマスローズも今が盛んとばかりに咲いています。


さて、昨日h、仕事にもちょっと関わってきそうなもので、あるセミナーに顔を出しました。
エンディング・ノート」の基本的な知識を習う、というものです。

今テレビでも「最高の人生の終り方~エンディング・プランナー~」という山ピー主演のドラマが放送されていて、欠かさずに見ています。
(このドラマ、視聴率が悪いという変な評判がありますが、このドラマで視聴率云々を言うのはちょっとおかしな気もしますが)

また、2月25日土曜日にも、NHKで「家で死ぬこと」というドラマも放送されていましたが、映画「おくりびと」以来最近このように「人間の死」というものに関わる仕事をしている人を主人公にしたドラマ(「家で死ぬこと」はそれとは直接関係はなかったのですが)が、きちんと真正面から取り上げられるようになりました。

私も以前葬儀屋さんとお寺の住職にインタビューしたこともあり、それ以来その人たちと関わり、そういった人の最期に関わることについて興味を持ってきました。

あるときそのお寺の住職から、2月27日に前橋で、多分日本ではその走りであろう葬祭カウンセラーである人のセミナーが、群馬では初めて開催されると聞いて出かけたのです。

エンディング・ノートというのは、自分が亡くなった後のことを、家族に託し、突然死んだ後でも家族が混乱しないような指針を書き残しておくという遺言に変わる小冊子です。

まあそのこと自体にはあまり興味はないのですが、自分も今までにさまざまな葬儀に出席して思うこともあったので、興味がてら出てみました。

今までいろいろな葬儀に出ましたが、なぜこんな仰々しいものにする必要がるのだろうというのが多くあり、何とかもっと簡素で、心のこもったものができないかということを漠然とながら感じていました。

一番いけないのがやはり葬祭業者が“はびこり過ぎている”ということではないかなという思いです。
何とか豪華に持っていこうという見え透いたものがうんと感じられるということですね。

なぜもっと家族を亡くされた人たちのことを第一に考えないのだろうということです。
何だか、他人に対して見栄をはりなさいと勧めているような仰々しさが露骨に感じられるんですね。

そして会場での、あの女性司会者の必要以上に声を落とした司会ぶりにも辟易しています。

そんなことをぶち破りたいなあと漠然とですが、感じています。

具体的なここととしては、お葬式を、地域商品券を使って地域の活性化につなげるという一見おかしな組み合わせも、今その仕組みを思案中です。

その仕組みは? 


それでは今日はこれで。
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コピーライターになりたいか<46>「アイデアに溺れるな」

2012-02-27 10:18:37 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第46回目です。

46.アイデアに溺れるな


アイデアあふれるコピーはいいけれど、凝り過ぎたコピーは嫌われる。
アイデアだけじゃ物足りないので、さらにアイデアをひねって、ひねって、ひねくり回して、結局できあがったコピーは、何を表現しているのかわからない、というコピー。

たまに見かけます。
初心者がよく陥りやすいコピーです。
何もそこまでひねくり回さなくてもいいのに、と感心するほどです。

で、不採用になればいいのですが、変にクライアントに感心されて採用され、そのまま実際に広告になってしまった場合は、悲惨です。
そして、採用された本人が、得意満面でいいコピーだと思っているのは、さらに悲惨です。

傍目八目という言葉がありますが、その通りに、第三者が見るといかにも作り過ぎたコピーだなとわかるものなのに、本人やクライアントが判っていない。
まあケガの功名で、それがうまく成功すれば、めでたしめでたしでいいでしょう。
まれにというか、よくありますからね。
コピーに関係なく、商品自身が持っているパワーで成功する広告が。

本当は商品が命なんですよね。
コピーは添え物なんです。
まあ商品があまりパワーを持っていないときには、コピーやデザインの力でそれを補って、プッシュしてあげればいいんですよね。

商品自身がパワーを持っている場合と、持っていない場合では、広告の表現方法は天と地ほどの差が出てきます。
極端な言い方をすると、商品そのものに非常にパワーがある場合は、商品そのものを出せばいいんです。
コピーは、ちょっとした添え物でいいんですよね。

いいえ、なくてもいいんです。
そんなときこそ、凝りにこったコピーをつけたがるのが、初心者。
コピーを商品の上に位置づけようと苦悶するんです。
そしてひねくり回して、あげくには同業者の嘲笑を買うことになってしまうんです。

よくコピーの判っているベテランなら、そんなときはさらりと、ちょっと商品に手を添えてあげるぐらいで、あまり存在感を示したりしないんです。

まずコピーを作る前に、その商品を見極めましょう。
よく見極めてから、コピーを制作するようにすれば、初心者でも、少しはサラッとしたものが作れると思うんです。

広告しようとする商品にパワーがないと感じたら、そんなときは、できるだけ生活シーンを思い浮かべて、その商品をそこにおいてあげるのです。
そしてその商品がそこで存在感を示すようであれば、それをうまくコピーにしてあげればいいんですよね。

そこにうまく収まる気配がなかったら・・・、しょうがない。
逆にその商品を中心にしたシーンを作ってあげましょう。
そこから思い浮かぶコピーを、余りひねくり返さないで出してあげれば、何とかうまくいくと思います。

今日はここまでです。

<47>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサーの藤田でした。

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販売機会のちょっとした損失

2012-02-27 10:05:29 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝はよく晴れています。
でも冷たい。

朝いつものようにゴミを捨てにいった後傍の川を覗いたら、川の水の表面が少し皺になっていました。
毎年春になるといつも、川をひと月ほど堰止めして、何やらわけの分からないことをしていますが、今年もその季節になったようで、現在川の水が少なくなり、あちこちに大きめの水たまりがあるという状態です。

その水の表面が凍っていたということですね。
それほど今朝は冷たかったということです。
昨日も昼過ぎから冷たい風が吹くようになり、夕方には真冬並みの寒さに、震えました。


さて、昨日午後になって、初めて、昨年12月にオープンしていた前橋リリカというショッピングビルに行ってきました。

以前イオングループのマイカルじゃなくてサティ(だったっけなあ?)が核テナントとして入っていたのが撤退して、しばらく空き店舗になっていたところです。

その3階部分すべてがブックオフグループのフロアになっていました。
名前が「BOOK OF BAZAAR」。

日曜日ということで、たくさんのお客様でにぎわっていました。
ちょっと気になったのは、フロアの広さ、扱い商品の多さに比べて、レジの数が基本的に少ないということでした。
ブックオフ関係には1カ所で2台のレジ。そこに本とファッション関係の清算が主に集中します。
レジがたった二台のため、常時多いときで10人以上、少なくても5、6人が並んでいるという状態です。

店員も必死になってレジをうっています。
そこに値段の分からないもの(ラベルがはがれてしまっている)が間に入ると、すぐに長い列ができてしまいます。

ヘルプの従業員もそこにはいなくて、結局離れるわけにも行かなくなり、数分のやり取りの後、お客様の方でじゃあそれはいい(買わない)ということで決着がつきましたが、これって販売機会の損失ですよね。
たとえ数百円のものでも、ひとつの商品を売り損ねたのです。

こういうときのために、どうすればいいでしょうか。
その商品はいわゆる古着、でした。
ですから値段がとれてしまって(もしくはつけ忘れたか?)分からないときは105円(もしくは、買ったことがないので最低価格は分かりませんが、その最低価格)で打つ、というように内部で決めておく、というのもいいんじゃないかなって思いました。

新品商品なら、タグがついていなくても売場をあたれば何とか価格は分かりますが、こういった古着関係ではそれも分かりません。

しかし考えてみると、仕入だって、そのときのさじ加減といっては語弊もあるでしょうが、一定のルール的なものはあるにしても、最終的にはそのときの従業員の感覚での仕入れ価格ですから、ひとつぐらい105円で販売しても、全然影響はないのではないでしょうか。
これも一種の危機管理ですね。
こんなときはどうする?ということもこういった店では考えておいた方がいいですね。

この販売機会のちょっとした損失も、積み重なれば大きな数字にはなると思います。


それでは今日はこれで。
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人の行動を見る人、見ない人

2012-02-26 09:15:22 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝から曇っています。
今日のお天気勝負は晴れか曇りか、もしくは雨?
どちらが勝つのかな?
曇りがちの分、冷えています。


昨日は久しぶりに、大きなショッピングセンターに行ってきました。
土曜日の昼間ということもあって、けっこう混んでいまして、駐車場もほぼ満車。

で、そんなとき、いつも思うんですが、人それぞれだなあって。

駐車スペースの空くのを、車の傍につけて待っているんですけど、車に戻ってきても、なかなか動きだそうとしない人が結構いるんですねえ。
すぐ傍で待っている車があっても平気で、車に乗ってから買物の中身を見たりして………。

まあそれって人の勝手ではあるんですど、私自身は、車に乗ったらすぐに発進します。
傍で待っている人がいるのに、ぐずぐずしているのがいやなんです。

待っているこちらの身になって考えてみると、ちょっと早く入れてあげられればいいなと私なら思うんですが、平気な人ってどういう神経構造をしているだろうなって、ちょっと思いませんか?

人のことを思いやるってことはあまりなくて、自分たちのことだけで、その人たちの世界が成り立っていると思っているんでしょうか。



さて、そういう人がいざ商売の現場に立つと、どうなるでしょうか。

接客する立場でいながら、売ることばかりを考え、お客様が手に取りながらそれを買わない場合、なぜあの人は買ってくれないのだろうとは考えないでしょうね。
あ、やっぱりいらないんだ、と思うだけ。

そこでどのようにすれば、手に取った後、買物かごの方に入れてくれるのだろうと、お客様の身になって、その場で考えてみると、答えは出てくると思うんですが。

要は手に取った後、どうしたら買物かごの方に入れてもらえるようにする工夫、ですね。

買ってもらえなかったのを見て、なぜあのお客様は手に取って興味深そうにしていたのに、購入にはいたらなかったのかを考えることで、商品力を鍛えることもできるわけですが、人のことを考えない店員というのは、そんなところも見ていないんですね。

売場では商品の売れ筋や売れ方、お客様を観察するのと、ただ単に売場にいるだけの人とでは、お店にとってもで天と地の差が出てきますね。

人のことをよく見て考える人を売場担当に雇用するために、あなたがとっている求人方法は?
もしくはそんなことを考えないで、人を採用していますか?


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繁盛店にはリズムがある。

2012-02-25 10:15:13 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨夜寝る少し前あたりからぽつりぽつり雨が来ました。
今朝は立派な雨模様です。
昨日は結構暖かだったですね。
自分の車はいつもオートエアコンに設定しているんですが、昼食を終えて車に乗ったら、冷気が吹き出してきました。
それだけ陽の光の中に暖かさがたくさん含まれていたということです。


商工会議所では今、会員の確定申告やら決算のお手伝いで忙しそうです。

ですから、所用車もみんな出払っていまして、自分の車で出かけたわけです。


そして昨日昼食を食べたところは、なんかブログでも紹介されていたこともあったある蕎麦屋さんでした。
でも入ってみると、蕎麦がメインでもないような、いわゆる大衆食堂風です。
蕎麦とうどんとそして丼がメインで、おでんやらおにぎりやら稲荷などもありの店でした。

お昼時なのでけっこう混んでいました。

カウンターに坐ったので、カウンターを挟んで調理の一切がよく見えます。

おやじさんが料理を作り、あと三人の女性が忙しげに料理を運んだり、清算したり、洗いものをしたり、調理の補助をしたりして、きびきびと動いています。
それを見ていると皆さんリズムがあるんですね。

それでふと思いました。

繁盛している店にはリズムがあるんだなあって。

みんなそれぞれの仕事で、てんでに動いているわけなんですが、見ていると、皆さんひとつのリズムに乗って動いているように感じるわけです。
たまに入る大きな声の「いらっしゃいませっ!」も「ありがとうございましたっ!」も、みんなそれぞれリズムの中のかけ声のようで、面白いなあと思っていました。

繁盛店にはその店独自のリズムがあるんですね。

そういえば他の繁盛店に入っても、そのように感じられますね。
これってすごく大事なことだと思います。

はやっていない店ではどうしても気が乗らないので、リズムも出てこないんですね。

で、思ったのですが、お客様が来ないと悩んでいるお店も、このようなお店独自のリズムを持って仕事をしてみてはいかがでしょうか。
お客様が少なくても、きびきびと皆さんでリズム感を持って動くんです。

そんなことで来やしないよ、というのならまずリズム感のいい音楽を入れ、それに乗ってみたらどうでしょうか。
そのリズム感に誘われて、いつの間にかお客様も増えてくるということもありますよ。

これってまずはやってみることです。
ダメだよそんなことしたってという人、そういう人はもう早く店を閉めた方がいいと思います。
客商売にはきっと向いていないんですよ。


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MRする?

2012-02-24 08:30:58 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日は夕方から晴れてきまして、夜には北風が強くなってきました。
また寒さがぶり返してきました。
まだまだ冬将軍の方が優勢なんですね。
でも朝エアコンを入れたら、室内温度表示が12℃もありました。
この冬で一番暖かい朝でした。


さて、きょうはMRの話をします。

あなたはMRする場合、どんなお店を見ますか?

だいたいの方は、競合店を、ですね。
競合店以外見ない方がほとんど。

他には同業他社ですか、見るのは。

しかし現在では、自店の競合しているのはどこかということは、明瞭にはできないようになってきています。

最近よく言われているところでは、昼食にお弁当を持ってくる人が増えましたので、普段お昼どきににぎわっていたお店などは、その競合店はもちろんコンビニであり、スーパーマーケットであり、さらには雑貨店(弁当箱やお箸など)にまで広がります。

夕食にしても同じですね。
競合は異業種にもあり、さらには店だけに限らないはずです。

MRとはマーケット・リサーチのことですね。
しかし自分たちの業界だけに目を向けて、そこをターゲットにMRを繰り返しても、それはただ単にモノだけの比較になってしまいます。

本当のMRは、競合なんて見たってしょうがないんです。
それよりも、今リアルに暮らしている社会では、みんなどんな暮らしをしているのか、どんな生活を目指しているのかということを見る必要があります

それを見るためには、さまざまな店を見ることが必要になってきます。

食事を提供する店でも、ユニクロや無印良品、雑貨店なども見る必要があり、逆にファッション関係の方でも、ファミレスや居酒屋を見る必要もあります。

そこでお客様はいったいどんな会話をしているのか、どんな品物を選んでいるのか、どんな暮らしを目指しているのか、というような広範な確認が必要です。

ですから、ただ単に見るだけではダメなんですね。
そこで起こっている現象を嗅ぎ取る感性を養わなければ。

そのために大事なことは、まずその店にふさわしい格好で売場を歩くこと。
例えばスーパーなら、せめて上着もネクタイもとり、できたらジーンズやチノパンぐらいのラフなスタイルで、さらには実際にかごを持って、自分が欲しいなと思うものも買ってみること、なんです。

自分自身が客として店に同化しないことには、本質が見えてこないんです。

いい年をしたおっさんが黒っぽいスーツ姿で、売場をうろうろしたって何の発見もないと思います。
それによく皆さんメモを持っていますが、そんな所でメモをしたってダメです。
感じるものを素直に心に残すんです。
メモしている暇があれば、その売場で自分は何を思ったか、それを持ち帰ればいいのではないでしょうか。

そのためにも、MRも大事ですが、それよりもまず自分のその担当している商売の感性を養う努力と投資が、今喫緊に必要ではないか、と思います。

いかがでしょうか。


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ポジティブ・シンキングなのだ

2012-02-23 10:06:37 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


夜中から雨になっていました。
暖かい雨です。

オリンピックに出場できるかどうかのサッカーのゲームが、昨夜マレーシアでありました。
結果は4-0。
本当はあと2、3点とって楽になってほしかったんですけど、競り合っているシリアが何とバーレーンに負けてしまったんですね。
これでずいぶんと楽になりましたね。
もちろん最終戦で勝つか引き分けるかしないとダメですが。


昨日時間があったので、車を洗いました。

家の前の道路が区画整理のための工事中で、砂ほこりがすごいんです。
雨のない日は、毎日散水車が日中に一度水を撒いて、その砂ほこりを静めていますが、すぐに乾いてしまって、車が通り過ぎるときには、もうもうと砂ほこりが立ってしまうんです。

で、その結果、道路の側に駐車している私の車も、毎日その砂ほこりを浴び続け、1週間経つと、赤い車ーーーそうなんです、年甲斐もなく真っ赤な車に乗っていますーーーも、うっすらと白っぽい車に変身というわけです。

そこで昨日は、外もけっこう日差しもあって暖かだったので、きれいにした、というわけです。

そして今朝起きだしてみると、雨です。
車も濡れています。

「あ~あ、昨日洗ったのに~」と嘆くところです。

ここで唐突にある小説を思い出します。
五木寛之さんの中期の頃ーーといってもまだ存命中ですがーーの小説のタイトルです。
雨の日には車をみがいて」です。

内容は? 忘れてしまいました。
たしか…………、こんな台詞があったように記憶していますが。
「ばかやろう、車は雨の日に磨くもんだ」
その前後の経緯は完全に忘れてしまいましたが、なぜかその台詞だけが頭に残っています。


常識では、雨が降りそうだったら、洗車しようと思っても、晴れるまでしません。
洗車しても、どうせ雨でまた汚れてしまうから、とでも思うからなんでしょうか。

実際自分も、人から何度もその言葉を聞いたこともあります。

そして、たいていの人は洗車後に雨が降るとがっかりします。
せっかくの苦労も水の泡だって。

しかし、車を持っている人はよく知っていると思いますが、少し汚れたまま雨に打たれると、雨が上がったあと、その汚れがまるで涙のようになって流れた跡ができるんですね。
それを見るというのはちょっといやです。

何だか、君はちっとも車を大事にしてくれていない、と詰られているようで。

まあそれでもたいていは、時間がないから、今度の休みに洗車するから、と自分にいいわけしては、そのまま乗り続けているわけなんですが。

洗車後に、雨に降られても、その汚れの涙はつかないですね。
それだけでもいいんじゃないでしょうか。

だからがっかりなんてしません。
むしろ、ああ昨日のうちに洗車しといて良かった、と思うようにしています。

あなたもポジティブシンキングで、今日も乗り切りましょう。



それでは今日はこれで。
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「手もみ専門店の販売促進」(その1)

2012-02-22 10:10:04 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「手もみ専門店の販売促進」(その1)



ある日、販促経営コンサルタントの本田のPCに、メールで相談が持ち込まれた。

そこは関東中部にある、今流行の手もみリラクゼーションとかの店ということだった。

メールには一応現在の悩みを書いてあったが、会ってみないことには何もアドバイスもできないので、メールをやり取りして、1週間後に伺うことになった。


公共交通機関を使うと、最後はタクシーを使うことになりそうなので、初めから車で今回は向かった。



東京からだと、私鉄電車で1時間半ほどの距離にある、東京や埼玉のベッドタウンであり、近年宅地化が進み、それにつれて、郊外型の大型店も続々と進出してきているという土地柄のような感じを受けた。

くだんの店は、そのようにして進出してきた大型店の中に店舗を持つリラクゼーションの店だった。

そういった店の特徴ではあるが、だいたいメインフロアの端っこか、2、3階のあまり目立たないところにあるというのが常だが、その店も案に違わず、2階の奥まった部分にあった。

しかし隣りにはフードコートがあり、斜め向かいはゲーム広場ということもあり、逆にうるさい一角にあるという、とにかくあまり場所的にはよくない位置に配されていた。

本田は、その位置を確認するなり、まだ会っていないが、
「ああこれじゃ、ちょっとなあ」なかなかお客様もつかないだろうと思った。

リラクゼーションスペースなのに、騒音がけっこうある。

その騒音のおかげでせっかくのリラクゼーションも、芯からリラックスできないというデメリットである。

まいったなあ、まず本田はそう感じた。

むずかしい。

一番いいのは、場所を変えてもらうことだ。

もっと静かで、いい場所が、このショッピングセンターの中にもあるはずだ。


なぜこの場所なのか。

このショッピングセンターがオープンしたときには、ここのオーナーになる柴田はまだ他の店に勤めていたからだ。

その後独立し、店になるところを物色中だったところ、ここが空いたからと誘われ、ここなら最初からお客さんがたくさんいるからと、安易に考えて入居したからだ。

確かに、オープン前には、センター内のインフォメーションや店舗の前に、オープンを知らせるPOPを貼るだけで、宣伝費もほとんどかからなかった。

もちろん以前勤めていた店の客にはDMを出した。

しかしそれは大した数ではなかった。

他に店のオープンのPRはしなかった。

店にしても5人も入ればそれでいっぱいになるスペースで、あまりたくさん一度に入られると、それはそれでお客様の方にも悪い。



さて、いざオープンしてみると、さすがに最初はご祝儀ということで、以前の店の常連客が入り、盛況だったが、それもすぐにおさまり、オープン時に大した宣伝をしなかったつけがやってきた。

それから1年、なんとかかんとか、店を続けては来られたが、今度はそのショッピングセターの隣地に、何と大型銭湯がオープンすることになってしまったのだ。

手もみ専門店ではないが、同じリラクゼーションという意味ではライバル店であり、いかにもライバルというには大きすぎる相手であった。

 


                                    つづく


<2>へつづく。
(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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常識と逆に考えてみる

2012-02-22 10:05:16 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日も朝からよく晴れています。
昨日、帰宅後、日が暮れてから散歩に出ると、けっこう北風が強くて、寒かったので、これはまた冬に逆戻りか、と思ったのですが、今朝はまた穏やかな天気になっています。
でも西の方から下り坂で、明日になれば雨らしいですね。


製造業や小売業では、在庫は少ない方がいいと言われます。
当たり前です。これが常識です。

でもその在庫を増やすことによって繁盛している企業もあります。
昨日テレビ東京の「ガイアの夜明け」を見ていたらそういう企業が紹介されていました。

その企業はキューポラのある町、川口市にある部品メーカーで、多品種の部品を常に在庫しています。

機械というものは常に動いていてこそ製品が効率よく生産されるわけですが、小さな部品ひとつの故障でも、まったく動かなくなってしまいます。
そうすると、作業に従事していた従業員は、機械が直る(部品交換)まで遊ばせてしまうことになります。

そうしたときに交換部品がすぐに手に入れることができれば、それが早ければ早いほど、従業員を遊ばせておく時間が少なく、ロスもその分少なくなります。

しかし、これは皆さんご存知のように、いざ修理とか部品を取り寄せるとなると、時間がかかります。
たとえばコピーが壊れたから来てくれといわれていってみると、部品を交換しなくてはならない。
そうすると早くても翌日の修理になりますね。

そんなニーズにすぐに対応できるように、今まで製造した部品(紹介されたメーカーは歯車)はすべてストックしておき、注文があると、細部を加工するだけで、すぐに納品できる体制になっています。
一度でも今すぐに欲しい部品がすぐにでも納品されるとなると、その部品を使っているメーカーは離れなくなりますね。

これは何も製造業に限ったことではありません。

ジョイフル本田というホームセンターの方針は、1年間に1個しか売れない商品でも、ニーズがある限り、在庫しておくといつか社長が言っていたことがありました。(現在はどうか知りませんが)
また九州にあるAZというこれもホームセンターですが、ここではそれ以上に、手袋なのは左右別々に販売しています。
作業用の手袋というと、必ず利き手の方が早く消耗します。
ですからわざわざ仕入れた商品のパッケージを分解し、左右別々に分けて陳列するわけです。

私が以前訪問したことのある部品製造の工場でも、今までに注文があった部品のサイズや形状を集計し、自社でその規格を数十種類に分類して、すべて在庫するようにしているということでした。
そうすることによって、受注にすぐに応えることができると喜ばれるようになったということです。

そのメリットは他にもあります。

小売業でも製造業でも、稼働する時間にはムラがあります。
たくさん受注するときもあれば、暇なときもあります。
ですから、受注が少なくて暇なときには、在庫を調べて少なくなっている部品を、過去のデータから数量を分析して、暇な時間にあらかじめ作ることもできます。そうして製造のムラもなくせます。

いちがいに在庫は悪だという考え方から脱却し、まずお客様の視点で考えることがメーカーにも必要ではないでしょうか。
お客様の視点で考えるということは、何も小売業・サービス業だけに限ったことではないんですね。


それでは今日はこれで。
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顧客の声に耳を傾ける

2012-02-21 09:29:41 | 読んだ本から
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

春はもう遠くはない、と感じさせる日差しが注いでいます。
朝からよく晴れています。
“いい天気”と打とうとしたのですが、晴の日だけが“いい天気”ではないという思いがありますので、よく晴れていると打ちました。
気温もすこしは過ごしやすい温度になっていますが、しょせんまだまだ初春の冷たさです。


さて今日の話題は?

読んだ本の紹介でもしましょうか。

今日紹介するのは「ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~」です。


ザッポスというのはアメリカのシューズの通信販売会社です。

シューズの通信販売というのは考えてみると難しいものです。
自分で考えても、やはり靴は実際に履いてみなければ分からないから、通信販売では買えないという思い込みがあります。

そこでザッポスがとった販売方法は、「百人の顧客がいれば、百通りのシナリオと、百通りの感情が存在する。それに向き合い『感動』を生み出すには、人の感受性やインテリジェンスや創造性がどうしても必要になる。」という考え方を基本に、「顧客に触れる個々の社員が、あくまで一人の人間として、一人ひとりの顧客と向き合う。人や状況によって、サービスの『行動』は違うが、結果として生まれるのは、社員にとっても、顧客にとっても『忘れ難い体験』である。」です。

従業員はリアル店舗でふれあっているような応対を、電話でのお客様にも対応すること求められています。

通信販売では個人的な話はしないで、どんどんたくさんの注文を受けられるような体勢が求められていますが、ザッポスではお客様の言葉に耳を傾け、たとえそれが1時間に及んでも、お客様が納得するまで話し合って購入してもらいます。

そして気に入らないとか、サイズが合わないということであれば無償で、もちろん送料ザッポス持ちで返送ができます。
それは次の言葉で納得できます。
ザッポスにとっては『サービス』こそが売り物だ。だから、ザッポスでは、サービスを『コスト』として捉えない。ザッポスにとって、サービスとは、むしろブランドを築くため、そして、顧客ロイヤルティを築くための投資なのだ。」「『会社の目線』ではなく、常に『顧客目線』でソリューションを考えることが奨励される。
ということです。

しかしそのために社員が犠牲になっているというわけではなく、ここが一番すごいことですが、「社員は会社のためにベストを尽くすが、その代わりに、会社は社員の成長のためにベストを尽くす。会社とともに成長し、会社とともに豊かになる。
社員の「個」の力を最大限活かせるようなシステムをとっています。

『個』を生かす企業は、決して「競合」を向上の指標としてみない。商品、価格、マーケティング………。どの戦略に関しても、競合との比較はしない。真似もありえない。

とにかくこの本には小売業、サービス業に従事している人、特に経営者やそれに近い人たちが教えられることがいっぱい入っています。

最後にもうひとつの言葉を紹介しておきましょう。

『他社の真似をしなかったこと』が、われわれの成功の秘訣かもしれない。

ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~

今日は引用ばかりになってしまいました。
すみません。
それでは今日はこれで。

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コピーライターになりたいか<45>「テクニックに頼るな」

2012-02-20 10:06:49 | コピーライターになりたいか
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。

この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)

それでは第45回目です。


45.テクニックに頼るな


コピーライティングのテクニックに限らず、今ビジネス関係のメルマガやブログ、さらにはリアルの書店を覗いてみても、“○○のためのテクニックを教える”というのが雨後の筍のごとく、ネットの中や書店の広いスペースを占領していますね、相変わらずに。

そんなにビジネスマンの皆さんは、テクニックに飢えているんでしょうか。
テクニックが劣っているんでしょうか。

でも、思うんですよ。テクニックだけ習ったって、所詮はテクニックだけなんです。
テクニックを駆使するための基盤というか、基本というか、元を形成するものに言及しているものが少ないんですよね。

基本をすっ飛ばして、どこかから引っ張ってきた他人の言葉、他人が創造したものをうまく組み合わせるためのテクニックに終始しているだけです。
まあ、コピーライターでなく、それがコピーライターに依頼できない企業主や商店主だったらいいでしょう。
そういった人たちを対象にしているのがほとんどなので、あまり目くじらを立てて言うのもなんですが、それをプロも利用しているというところに問題があるんです。

最近そういったテクニックだけに頼った広告がまかり通っているんです。
明らかにプロのコピーライターが作ったと思われる広告にも、そんな傾向が表れてきているように思えるんです。

ちょっとどうかな、と感じます。
それにそんなことがまかり通ってしまえば、これからのコピーライターのためにも絶対に良くないですしね。
プロのコピーライターなら、自分の集めた情報を自分で咀嚼して、それをテクニックで加工して作ってほしいんですよ。

中抜きーークライアントがもたらした情報を、そのままテクニックでまとめてしまう。
そんなふうな、コピーライターとして一番やらなければならない部分を省いてしまって、テクニックだけで言葉を編んでいるように思えるコピーが多いように思うのは、わたしだけでしょうか。


ということで、今日はテクニックに頼るなってことですが、テクニックそのものを否定しているわけではないんです。それは判ってもらえますよね。

テクニックは、プロのコピーライターなら絶対に必要な条件です。
テクニックがなければならないのは自明の理です。

私が言いたいのは、その前にまずコピーライターとしてやらなければならないことがあるんですよ、ということです。

それは、いつも言っているように、自分の言葉、語彙、ボキャブラリィをできるだけたくさんストックするということで、そこに自分が集めた情報を変換して、自分のコピーにするということなんです。
ボキャブラリィをたくさん持つことで、どんな業種のクライアントが仕事を依頼にきても、ちゃんと対処できるということです。

わたしにはその業種はちょっと、と思うようではまだまだプロではないということ。
もし、苦手もしくは初めての業種の場合は、それについてたくさん必要でない情報まで勉強しましょう。
そこから学んだことを自分なりの言葉に変換して、持ち前のテクニックでコピーを作りましょう。
決してクライアントの情報だけで作ったりしないでください。

今日は以上です。


<46>へつづく。

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
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誰かが見ている

2012-02-20 10:02:07 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

よく晴れています。
気温は昨日に続いてマイナスで冷たかったですね。
今日ぐらいから少し気温は上向きになるそうですが、週末にはまた寒波が。
いつまで冬やっとるんじゃい! って言いたくなりません?

でも春が来たら来たとて、冷たさよりも辛い、鼻づまりと目のかゆみが………。
ここ2、3日前からちょっと鼻づまりもしてきました。

それもあって、一昨年あたりからちょっとした予防ですが、毎朝歯を磨いたあと、鼻うがいをしています。

私の鼻うがいの方法は多分自己流だと思います。
以前テレビで見たのは、中山美穂さんが言っていたもので、コップに満たした水を鼻から吸って、口から吐くというものでしたが、私のやり方はもう少し豪快です。(女優さんじゃないですからね)

私のやり方は、顔洗いの途中、両手に受けたお湯(もちろん冬場だけ、夏は水です)を鼻にあて、思い切り鼻で吸います。そして今度は思い切り鼻をかむ要領で、そのまま洗面所にフンッ!と鼻から出します。
吸うときは血が頭に上ってハイになりそうです。
高血圧の人には勧められませんね。それだけで血管が詰まりそうですから。

それを3回ぐらい繰り返したあとで、指を鼻の穴に突っ込み、鼻の穴をかき回してからまた2、3回同じことをやります。
そうすることで、昨夜から鼻に残っているものがきれいにとれ、気持ち良くなります。

まあ人に見せられない姿と仕草ですね。

最初やり始めた1週間ほどは、鼻の奥につ~んとくる痛さがありましたが、徐々に慣れてくるもので、今ではほとんど痛くなくなりました。

それを始めてから、うちの奥さんにも言われるようになったのが、鼻をあまりいじっている姿を見なくなったということです。
それまでは、テレビなんかを見ているときに鼻の穴に指を入れて、よくほじくっていたそうですから。
自分では無意識にやっていたらしく、あまり自覚していませんでしたが、人ってよく見ているんですね、そうした他人(でもないか)の仕草を。


ここで唐突にビジネスの話になりますが、特に販売業に従事されている方に言っておきたいのですが、お客様は見ていないようで、あなたたちの仕草や同僚との会話などをよく見ていますよ。

誰も見ていないからと思ってはいけないですね。

お店の中にいるときはもちろんですが、バックヤードに入ってからも、どんなときにあなたの仕草を誰が見ているかも分かりません。
もちろんお手本にできる仕草ならいいんですが、往々にして、不思議なんですが、良くないときの仕草ほど人に見られているということを肝に銘じて、仕事は緊張感を持ちながら、リラックスしてやるように心してほしいものです。

(このあとちょっと実例を紹介しようと思って書き始めたのですが、けっこう長くなりましたので、このあとの実例については今週2月22日配信の下記のメールマガジン消費者目線のマーケティングをお読み下さい)


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自分が楽しいとお客様も楽しいはず

2012-02-19 10:24:18 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝からよく晴れていますが、さてさて………、昨日も朝のこの青空に騙されましたからね。
午後からは今にも雪が降ってきそうな灰色の雲が、時おり上空を覆って脅かしました。
それにつれて、夕方からグ~んと気温も下がり、夜は本当に深々と冷えました。
朝もこの冬一番とも思えるような冷え込みの中で目を覚ましました。
この寒さもいったんはこれでピークも過ぎたようですが、あと何度こうした寒波が、今年はやってくるやら。




▲さてこの写真、何だか分かります?
これじゃちょっと分からないですよね。
▼ちょっとだけ拡大してみますね。



いかがですか。これでもちょっと分かりづらいか。でもこれで勘弁してください。
これはある和洋菓子店の店頭にあったものです。

誕生日のデコレーションケーキのデコレーション集なんですね。
このお店では、誕生日ケーキに好きな絵を菓子材料で描くという注文を受けています。
その中から面白いものをチョイスして、その写真を集めたものです。

これもひとつの差別化ですね。
パティシエを志す人にはけっこう絵心がないとオリジナルケーキも生み出しにくいはずで、裏を返せば、絵心のある人が多いということです。
その才能を充分に活かした試みとして、近所ではけっこう評判になっているそうです。

同じケーキ屋さんでも、このように何か他店と違うことをひとつでもいいからやることで、店の独自の存在感が際立ってきます。

ちょっとしたことでいいんです。
お客様が喜びそうなことをと考えると、なかなか思い浮かぶことができなければ、自分が常日頃仕事としてやっていることで面白い、楽しいと感じていること、ちょっと仕事の材料を使って遊んでいることを、そのままお客様に提案してみてはいかがでしょうか。

自分が楽しいことはきっとお客様にとっても楽しいことだと思うんです。
自分の楽しみがお客様の楽しみになるということほど、商売冥利に尽きることはないんじゃないでしょうか。

あなたが日頃面白がってお店でやっていることで、お客様が喜びそうなことは?



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