言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「似てる、似てない」じゃ済まない?

2015-07-31 08:39:21 | スキルアップ

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お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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今日で7月は終わり。

暑さはまだまだ終わりにはならないけれど、とりあえず明日から立秋もある8月になります。

しかし今朝の暑さは半端ない。
湿気が多いんですね。

しょうがなく、事務室の中もすぐにエアコンのスイッチに手が伸びてしまいました。

今日はこれから出掛けるのですが、外には出たくないですね。


さて、本題です。

先日2020年東京オリンピックのロゴタイプとマークが発表されました。

わたしがそれを見たときの感想は、古いなあ、ということでした。

なんだか前回の東京オリンピックの追随デザインとでもいうような、そんな感じを受けました。


それとは別に、今2ヶ所から似ているという指摘を受けてもいますね。

テレビの、一般の人へのインタビューの中の意見では「似ているけど、何か」という言葉がありましたが、似ている、似ていないと言えば、ものすごく似ていますね。

そして、デザインは、似ているけど何か、じゃダメなんですよ。

クリエイターならクリエイターらしく、もっと未来を見据えたデザインを提示するという義務さえあるんじゃないでしょうか。


とにかく、わたしはあまり今回のデザインは気に入らないですね。


もっと洗練された、というよりは、もっと未来を見据えたようなデザイン案があったんじゃないのかなあとも思いますが、多分選ぶ人そのものの人選から誤っていたんじゃないのかなあという気もしますね。

選ぶ人がいわゆる“お偉いさんたち”だけでは、ああいったデザインを選んでしまうのかもしれません。

選ぶ人をみんなの投票で選んでも面白かったなあ。


似ている似ていないという議論では、やはり著作権侵害で訴えられてもしょうがないほどですよね。


何か、国立競技場の選定にしろ、今回のシンボルマークのデザインにしろ、肝心のオリンピックが始まる前からいろいろと面倒が起きてきますね。

何がいけないのか、それはいつもの日本的な、“なあなあ”の世界から入っていったからじゃないんですかね。


あ、もうひとつ気になるのはマスコミの言葉の遣い方ですね。

今問題になっているのは「ロゴ」ではなくて、「マーク」ですから。

「ロゴ」とは、ロゴタイプの略で、“タイプ”とあるように書体のことなんですね。

「ロゴタイプ」とは、オリジナルで作った『書体』のことです。

今議論されているのはまさに“マーク”ですから。

ちなみに“ロゴマーク”というのは、ロゴタイプとマークが合わさったひとつのマークの遣い方とか、ロゴとマーク両方のことを合わせていうこと、ということです。

まあ一般の人はロゴと言ってもいいとは思いますが、マスコミは、政治家のちょっとした言葉の揚げ足をとるくせに、自分たちの言葉の遣い方って、けっこういい加減。

人にきちんと伝えなければならないマスコミは、やはり間違った使い方はやめてほしいですね。

自分も含めて、自戒の念をこめて。


それでは、また明日。

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いいパスを出すために?

2015-07-30 10:06:44 | スキルアップ

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真夜中に少し雨が降りましたが、今朝はもうその気配もなくて、湿気が多くて、暑い。

昨日も今日も暑い。

まあ1年で一番暑い頃ですから、暑いのは当たり前か。

さて本来なら今日木曜日は太田商工会議所へ出掛ける日なんですが、今日は最終週ということで、事務所にいます。
行くのは明日です。



さて、本題です。

もうすぐ、サッカーでは、東アジア大会という、何かみみっちいようなイベントが始まります。

まあ、国際(?)大会にたくさん出ていた方が経験を切磋琢磨させるにもいいわけで、それについては全然異存はなくて、楽しみにしています。

で、今日はサッカーの話を元にちょっと。


サッカーでのフォワードの役目はもちろんゴールを奪うことです。

ですから、味方からパスをもらうために、あちこち動き回ります。

ゴール前から動かないでじっとパスを待っていると、相手ディフェンスも楽でじっとその傍についていればいいのんですが、動き回ることで、相手の動きの先を読まなければならないので、身体の動き以上にディフェンダーは疲れますね。

その虚をついてパスをもらい、ゴールするのがいいフォワードです。

だから動き回らなければ、いいパスも来ないわけです。


ビジネスも同じですね。

クライアント、もしくは消費者がこの場合はフォワードですね。

その見ながら動き、その動きを察して、ああパスを欲しがってるなと感じたらすぐにパスを出すことで、相手も喜ぶわけです。

パスを出してフォワードがそれに応えてゴールをしたときには、パスを出した人も、ゴールをした人以上にそのアシストを讃えられます。

いいパスをすればするほど、パサーは讃えられます。


いいパサーになるためには、じゃあ、いったいどのように日頃していればいいでしょうか?

ただ単にフォワードの動きを見ているだけでは、うまいパスを出したところで、相手方に邪魔をされてしまいます。

そこは市場というか社会的な動きというか、そういったところまで見ていないと、ゴールできるパスは出せないわけで。


あなたは日頃どのように周囲を見渡していますか?


さて、今週の物語『報われなかった社員』は第4回目で、最終回です。

ここからどうぞ。


次の日。

「キャンプファイヤーやバーベキューの燃料に」
というPOPがレッドウッドの樹皮のそばに立てられていた。

もちろんキャンプ用品コーナーにもディスプレイ用の床材にも使われたが。

鉢植えのカバーや玉砂利の代わりといってもたかが知れているし、リピートも期待できない。

しかし、燃料となると、1回使ったら燃えてなくなってしまう。

次のバーベキューにはまた買わなければない。

完全な消耗品になる。

ここにマーケットとしての需要があると、担当者は読んだのだ。

それが当たったのかどうか、その日から少しずつ売れ始めた。

ちょうどバーベキューが一般にも受け入れられ始めた時と、タイミングが重なったのだろう。

商品が商品だから爆発的には売れなかったが、在庫減らしには良かったようだ。


ある店で売れ始めたと聞くと、バイヤーは各店の担当者に燃料としてアピールするよう指示を出した。

そうして全店舗で燃料として販売し、その年のうちに在庫を売り切ってしまった。

しかし最初にバーベキューの燃料にと、売り方の発想を変えてPOPを書いた社員には、それについての報償は何もなかった。

逆に、その年の秋、配置転換で配送センターの主任に回され、それ以上どこにも配置転換されないうちに、ひっそりと辞めていったということだ。

なんでもレッドウッドの樹皮の在庫がなくなったと聞いた社長は、とても喜んだのだが、その売れた内容を聞かされたとたん、こころなしか顔を曇らせたように見えたということだった。

その曇り顔のせいで、担当者が配置転換されたのかどうか、そのとき社長が実際にどう思ったのかは、今では判らない。


その数年後から徐々にそのバークが多くのホームセンターで扱われるようになり、本来の園芸用品として売れ始めたらしい。

新しい範疇の商品が社会に浸透するには時間がかかり、それまで辛抱できたものが、その一番手としての栄誉を手にするが、たいていは、1番手は途中で挫折する。

それほどにも消費者の心のうちというものは読みづらいものであるのか。

わからない。


                      おわり







それでは、また明日。

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クレームへの対応?

2015-07-29 09:38:22 | 接客

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昨日は早朝と夜間に強い雨がいっときですが降って、いいお湿りになりました。

でも気温は少し下がったといっても、まだまだ真夏日。

おまけに湿度が高いということもあって、不快は不快ですが、まあこれが日本の夏であるということでおまして。

昨日はプライベートで車で東京に出かけまして、夜遅く帰ってきました。


さて、本題です。

アマゾンにマーケットプレイスというものがあります。

これはアマゾン直営ではなくて、アマゾンに出品している販売業者が販売するところですね。

みなさんがアマゾンで商品や本を購入する場合、商品では販売社名が出るときはこれで、本でも中古本はすべてアマゾンマーケットプレイスというところで扱っています。

で、この中にセラーたちが投稿してお互いの情報を交換しているコーナーとして、セラー・フォーラムがあります。


このコーナーをたまに見ているんですが、ほとんどの方が、愚痴みたいなもので、その他にはこんなときには(多いのがクレームですが)どうすればいいのかと尋ねていることも多いようです。

読んでみると、このようなクレームつけられているんですが、どのように対処したらいいでしょうかというのがあり、それに対して別の出品者が、じゃあこうしたらとかこたえているんです。


で、それらを読んで思うことは、いかに自分サイドでしかものを見ていないのだなあ、ということです。

回答者もそうなんですが、お互い販売する立場でしか状況を見ていないものが多いようです。


いうのは、全然消費者の方の視点でものを見ていないということなんですね。

確かにひどい一方的なクレームが多いのですが、そんなときはそのクレームをつける人は半分以上はそれがいってみれば趣味のようなもので、そういう人に対してどうのこうのと理屈をつけて、なんとか返品を受け付けないでおこうとあがいてもムダなんです。

だから四の五の言わずにさっさと返品を受け付けてしまえば後腐れもなく、次に同じ人から購入ボタンを押されてもこちらから欠品ということで断ってしまえばいいのに、と思います。


しかし目先の利益や損失にこだわってしまうと、ぐずぐずとなってしまい、余計にこじれてしまう結果になってしまうことが多いんですね。


たったひとつに商品の利益の損失にこだわっていると、ますますドツボにはまっていきます。



そしてその情報コーナーで、そういったクレーマーの情報を交換した方がこれからの販売に役立つようにも思えます。

アマゾンは絶対的に購入者の味方です。

しかしそのコーナーではアマゾンそのものへの悪口も言えますので、改善されようがされまいが、言いたいことだけは言えばいいんです。


そして次回からはそういったこと(他の販売者の方の困りごとも含めて)のないように務めればいいわけです。

その方が前向きに販売できます。


またそのフォーラムの中での質問には、先にも記しましたが、消費者のことを全然考えていない販売社(者)がいかに多いかということも、よく分かります。


これはリアル店舗をお持ちのあなたにも役立つことですが、クレームには一番に対応して、変な後腐れのないように、ある程度クレーマーの意見を聞くことが大切です。

そしてそのクレームがまともであれば真摯に対応し、まともでなければ、後腐れのないように対処しましょう。

とにかく商品を返品してもらうこと、飲食店であれば、もちろん飲食代をいただかないことであり、それに何かものをつけてでもいいじゃないですか。

“のしをつけて”でもいいじゃないですか。

そのときの利益の損失など、クレーム対応で苦労するよりはよほど小さいものです。

こだわっていると、どんどんしんどくなってきますよ。



それでは連載中の『報われなかった社員』第3回目です。

ここからどうぞ。


次の夏がやってきた。


そしてその夏、邪魔者のレッドウッドの樹皮が甦ることになった。

この頃からアウトドア専門店ではバーベキュー用品が一般客にも売れ始めてきていた。

このホームセンターでもいち早くそのブームの一端をとらえ、売り場でも素人向けのアウトドア用品を扱うことになった。

そしてある店の売り場担当者が、隅でねむっているレッドウッドの樹皮を見つけ、そのディスプレイの下敷きに使った。

売れなくても、アウトドア用商品のディスプレイには最適だった。

実際、リュックサックやコッフェル、バーベキューコンロなどによく似合った。

そんな中ある客のひとりが、その頃もてはやされていたチャコールブリックスの代わりの燃料にと、レッドウッドの樹皮に目をつけて、安く売ってくれるように店員に交渉した。


その店員は、まだこの春入社したばかりの新人だった。

このレッドウッドにまつわる長いいきさつを、まるで知らなかった。

彼はこれは単なるディスプレイ用で、商品ではないので販売できないと断ってしまった。

客は仕方なくちゃコールブリックスを買っていった。

「バークってあるでしょ。ほら、ほらバーベキューコーナーの下に敷いてあるやつ。あれをね、今日売ってくれっていう人があったんですよ。
でもあれディスプレイ用でしょ。売れないって断ったんですけど。
売ってもいいんですかね」

休憩時間、先輩社員にこの話を何気なくしたことから、レッドウッドの樹皮の第二の人生(?)が始まった。


                      つづく



それでは、また明日。

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地域ブランドを作る?

2015-07-28 09:02:21 | 生き残るということ

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早朝、バリバリバリッ! という音で目が覚めました。

5時半頃から雨が降り出し、いっときは大雨になりました。

気持ち良かったですね、こういう激暑の朝の雨って。

ゴミ出しに外に出ると、涼しい風がなんとも気持ち良くて。

今もまだ曇っていて、また雨がやってきそうな、そんな感じです。

今日から少しはまた気温が下がりそうですね。

昨日も一昨日に引き続いて激暑でしたので、2、3℃ぐらい下がったって、それほど差はないわけなんですけどね。
まあ気の問題でしよ。

昨日は久しぶりの桐生で、暑い最中出掛けましたが、車のキーが作動しないんですね。

電池がなくなった?
でも代えてからそれほど経っていないのに、なんて思いながら付属のキーで開けてエンジンをかけました。

バッテリーは代えたばかりなので、よかったですが。

しかし目的地に着いて試しにキータッチしてみると、ちゃんと作動したんですね。

何か電池が熱さ惚けしていたようです。


前置きが長くなってしまいました。
本題です。

昨日桐生に行ったのですが、そこで初めて、実際の篠原涼子さんモデルの桐生の観光ポスターを目にしました。

大きさがB倍版とA全版(?)の2種類で、本人だけがモノクロになっているものとフルカラーのもの。
合計で4種類も作ったんですね。

モノクロ版がよかったですね。

その会社の展示もそのモノクロにすることになりました。

ポスターのデザインとしては、本人の写真と下部に桐生の織物の伝統的な柄が数種小さく並んでいるだけのシンプルなもの。

英文字で真ん中に「KIRYU」とあります。


東京などの駅に貼られた場合は、ものすごく良いポスターだとは思いますが、果たしてそれで桐生の観光ポスターになっているのかというと、やはり、何度も言うようですが、疑問です。

「桐生」という街の名前を広めるにはいいのですが、それだけで、そのポスターからは何の魅力も出てきていないわけです。

ただ女優篠原涼子さんを生んだ街、というだけのことでしかないのかなあ、という感想しか出てきません。


ところで昨日の仕事先では、その企業の製品を広めるために「桐生」という街の名と一緒に広めていこうということになりました。


その企業が桐生の梅田川という渓谷沿いに保養所というかスタジオというか、そういった建物をひとつ持っています。

冷泉ながら温泉もあり、建物から一歩出ると渓流に直に触れることもできるというロケーションです。

そこを利用して、そこからの桐生ブランドの発信をしていこうということになりました。

その提案書というか企画書の中身を少しやってみようと、自分自身でも思いました。


心を動かすものができれば良いですね。

昨日本を読んでいたらたまたまこんな言葉ありました。

『心を運ぶ。』

心を運べる企画書を作りたいものです。



さて、昨日からの続きの物語です。

『報われなかった社員』第2回目です。

ここからどうぞ。


販売をまかされたバイヤー、売り場の担当者、それに販促関係者は頭をひねった。

まず販促担当者は、送られてきたパンフレットのイラストを見て、まずその通りの販促方法を試みた。

チラシにも気の効いたヘッドコピーをつけ、イラストも日本の素人園芸家にも判りやすいような説明を加えて掲載した。

さらに売り場では、鉢植えの土の上に実際に敷き詰め、温室の歩道にもいっぱい敷き詰めた。


しかしお客さんの反応は今ひとつだった。

次には、鉢売りの観葉植物の土に敷き、その原価を上乗せして販売したところ、ここの観葉植物は少し高いという評判が立ち始め、あわてて元に戻した。

損失にはならなかったが、2、3ヶ月はそのために苦戦し、一度逃げたお客はなかなかもどっては来なかった。

そうして今のところ使い物にならないレッドウッドの樹皮の価値は、さらに下がっていった。

売り場ではだんだんと厄介者扱いされ始め、隅の方に隅の方へと押しやられていった。

しかし社長直々の仕入れであったため問屋に返品するわけにもいかず、売り場から撤去するわけにもいかなかった。

チラシにも載らなくなった。

レッドウッドの樹皮は急速に色あせていった。

そしてますます取り残されていった。

仕入れた社長さえ、そんな商品があったかどうかさえ忘れていく始末だった。



                       つづく

それでは、また明日。

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繁盛したけりゃ、木を植えろ?

2015-07-27 09:38:31 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

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今日も朝から晴れていて、気温も朝から高くて。

昨日は前橋でも、この夏最高の38.4℃!

その最高気温が出た時刻、外に出ました。

湿気はそれほど高くはなくて、だから数日前の、じっとりとまとわりつくような大気感はなくて、直接太陽の熱が肌に当たる感じ?

だから逆に、ちょっといい気持ちになってしまいました。

砂漠の直射ってこんな感じなのかな。

今日は昨日よりもほんのちょっとは下がるようですが、でもだいたい同じ。

午後から仕事にでかける予定です。


というところで、本題。

『樹木のある店は繁盛する』法則!

え? 

何?

こいつ、何言ってるの?

正気?

やっぱり、熱さにやられちゃった?


確かに、今日の論旨は極端かもしれない。

でも、やはり、これもある意味、本当かもしれないし、本当にしたいんですよ、わたしは、ね。


そういえば、先週お届けしたフィクションのモデルになったお店、木の1本も植わってなかったなあ………。


あなたのお店の周りには、樹木が植えてありますか?

木があった方が良いですよ。

木が植わっていると、落ち着くしね。

緑が目にいいし、お客様はそこでちょっと休めるし。


よく言われるのは、お店の外に花がないお店は繁盛しないという伝説?

これはある意味業界内では言われていることで、やはり花がない=華がないということで、繁盛さが見えないわけで。

そしてそれ以上に、お店の周りに花を飾っているということは、お店の周りをきれいにしているという証拠でもあります。


花屋さんはそういった営業でお店を回ってみてもいいんじゃないかな、とも思いますが。

なかなか街の花屋さんも営業を続けていくのはたいへんなのですが、そのように自分なりのポリシーでもって花を提供することで、生き残りが図れます。


もっと言えば、花があるとそれだけで見る方も気分が良いですしね。


わたしは花以上に、木がある方が嬉しい。

イタリアンのお店にはほとんどオリーブの木が植えられています。

和の店は松やアオキなど、和の風景にあった木が必ず植えられています。


木が植わっていると、落ち葉などに気をつけなければならなくなります。

その落ち葉を掃除するということで、店先全体がいつもきれいになるというメリットもあるわけです。

木を地面に直接植えられなければ、せめて陶器や木製の鉢に植えてみてはいかがでしょうか。


木があると、お客様もお店に入る気になる?

ダジャレですけど、とにかく緑を見ることでホッとすることは確かです。

これをもっと広げていって、いつか本当に『樹木のある店は繁盛する』法則を確立させていきたいですね。


ということで、今週もやってみます、ノンフィクション的フィクション。

もう在庫も残り少ないんですけどね。


今週は『報われなかった社員』という短い話で、3回ほどで終わる予定です。

ここからどうぞ。


アメリカにはレッドウッドという、日本では考えられないような巨木がある。

根元をくりぬいたその中を大型のグレイハウンドのバスが通っている写真がある。

まるでレッドウッドのトンネルだ。

その樹皮は、松のように鱗状になっている。

それをはがし、20リットルのポリ袋に入れたものが日本でもわずかだが、ホームセンターで売っている。

園芸用としてそのコーナーにおかれている。

説明書を読むと、それは庭の敷石のまわりーー日本では玉砂利を敷くところだーーに撒いたり、鉢植えの培養土の上に敷き、土を露出させないようにし、なおかつ鉢土の乾燥を防ぐなどのように使ってほしいと書いている。



さてこんな話が、かつてあった。
(20年以上も前の話です)

あるホームセンターの社長が、これをアメリカ視察旅行の折りに見て、これはいけると思ったのか、大量に仕入れた。

彼のおメガネに叶ったのか、日本でも売れると感じたのか、しかし誰が見てもそれほど需要もなそうなしろものだった。

彼の商売での着眼点は優れていたが、一点一点の商品の見方については、これはどうもと首をひねらざるを得ないものが多く、この商品はその典型的なものだった。


                      つづく




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「魚は頭から腐る」?

2015-07-26 09:40:41 | スキルアップ

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わたしが住んでいるところから2、3キロも南東に行くと伊勢崎市。
その伊勢崎の最高気温が、昨日は37.4℃。
今日はまだそれよりも上がるという予報。

怖い!

お暑うございます。

熱中症にはお互い気をつけましょうね。


そういえば昔は日射病と呼ばれていましたね。
だから直射日光を避ければ日射病にはならない、なんて思っていました。

そうじゃなかったんですね。

水と塩分。
子供の頃夏の最中遊び回って腕を見ると、塩が噴いていることもよくありました。

人の身体から塩が噴き出すなんて思いもしなかった単純な年頃でしたね。


さて、本題です。

最近わたしのこのブログは何か述懐やら、後悔やら、後ろ向きなことが多いような気が自分でもします。

これじゃいけない、と大反省しました。

ということで、あなたにはこれからもっとポジティブになれることを、毎日お話ししていきますので。


「魚は頭から腐る」と言い得て妙な言葉があります。

これはある企業人がおっしゃった言葉ですが、企業はトップから腐っていくということを言った警句です。

まあこの暑さじゃ何もしなくても腐っていきそうですが。


良くも悪くも、企業はやはりトップ次第なんですね。


じゃあ良いトップの定義は?

いろいろあると思いますが、一番には、わたしはやはり社員の尊重ではないかと思います。

社員を使い捨てと思っているような企業は、今はたとえ絶好調であっても、ちょっとしたことで急激に落ちていきます。

上場企業だって、非上場企業だって、それは同じ。


もうひとつはトップがやはり前向きでなければいけないと思います。

良くも悪くもトップの舵取りで、その企業の未来は決まるわけですから。

良いトップの条件は、たくさん素晴らしいビジネス書が出ていますので、読んでいただいて、自分の指針を決めてください。

2択、3択で迷ったら、相談なんかしないで、必ず難しい方を選択してください。

やさしい方は、やさしいことですから必ずたくさんのライバルがいますから。


まあ今日も何を言ってるのか全然まとまってはいませんが、それもまあ、そのときそのときの想いを綴るブログの良さですので、このまんま出してみます。



さて、昨日まで1週間に渡って連載しました『あるスーパーの再生物語』ですが、これをモデルにしたスーパーは昨年末ひっそりと店をとじました。

わたしが企画書を送ったのは本当の話ですが、全然連絡はありませんでした。

ひと言でも相談してくれていれば、きっと店を閉じることもなかったのになあと思います。

ずっと建物はそのままでしたが、最近やっと更地になったと思ったら、すぐにコンビニの建設が始まっていました。

栄枯盛衰。

合唱、じゃなくて、合掌。

というところで、来週からまた新しい物語が始まるのかなあ?

自分でも今のところどうするか決まっていません。




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インバウンドって誰やねん?

2015-07-25 09:57:41 | 観光

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また猛暑が盛り返してきましたね。

台風12号は奄美諸島に接近しているし、昨日は前橋でも雷は鳴りましたが、雨はほんのチビッと。

でも渋谷などでは大雨で駅が水浸し。

今日も東北などでは局地的に豪雨もありと、なかなか定まらない日本列島の夏です。

でも既に亜熱帯化している列島ですから、熱帯地域の突然のスコールとかを考えると、それもむべなるかな、なんてね。

今日明日、明後日と、最大の気温がこの関東地方を襲います。

ピークなんでしょうね。

そうであってほしい毎日の暑さですが、2020年の東京オリンピック、今は競技場の問題であれこれやっていますが、果たして肝心のこの季節の開催、大丈夫なのかな?

大量に熱中症患者が増えること間違いなしですよね、このままいくと。


さて、本題です。

本番のオリンピックでは、たくさんのインバウンドがやってくるでしょうが、このインバウンドって言葉、最近になってやたら使われ出しましたね。

インバウンドって言葉は英語で、本来の意味は「本国行きの、とか、帰りの」とかいうことで、転じて「外から中へ入ってくるもの」ということになっていますね。

対義語はもちろんアウトバウンド、ですね。


メールなんかでもやってくるメールをインバウンドと言うらしいです。


で、転じて最近、日本では観光用語として「外国旅行者」などというような意味で盛んに使っています。

インバウンドという言葉を使えばかっこいいというような感じですね、それを使っている奴を横から見ていると。

インバウンドという言葉を使いたいがために観光のことを言ってみる、みたいな。

そういった言葉を使うこと自体ダメなんじゃないかなあと、私は個人的に思いますね。


そんな言葉を使っているうちは、まだまだ本当に観光産業をひとつの産業にはならないような気がします。

インバウンドって言葉を使っている限りは、彼らは外国からやってきた人たちというひとつの塊でしか捉えられなくて、個人個人にまで想いがいっていないということなんです。

どこどこの国の何々さんという個人名まで落としこんで迎える人になってこそ、初めて観光産業が本物になるのではないかなと思います。


その手始めに、まずインバウンドなどという、一見かっこいいような言葉ですべてを語るのはやめにしません?

もし逆に自分がどこか外国に行って、インバウンドなどと一括言葉でくくられて呼ばれたら、なんかいやな気がするとおもいます。

それと同じことです。


個人個人その人に合ったもてなしをする、ということにまで落としこんでいきたいですよね。

もちろんとても難しいことですが。


最終的には国も関係ないということになりますよね。

そうなるとインバウンドなどという言葉そのものは死語になるということ。

そうなってこそ、日本は観光立国になっているでしょうね。

極端すぎる?



さて、連載中の『あるスーパーの再生物語』は今日で6回目で、最終回になります。

ここからどうぞ。



改善後1週間はそれほど以前とは変わらない売れ行きだった。

品数が多くなった分、それぞれの数量を少なくしたが、最初のうちはそれでも残るものもたくさんあった。

告知が店内のPOPと店頭の手書きポスターだけだったから、お弁当コーナーが変わったことはほぼ来店客にしか判らないことだった。

だから、期待はしたが、すぐには売れ行きがアップするとは誰も思っていなかった。

それを告知するために新聞折込チラシを出すようなこともしなかった。

それよりも、近所の会社やアパート、もちろん団地内へのポスティングを全員で行った。

本田と社長の意見もそれは一致していた。



翌週は少し上向いた感じがした。

それでも目立った動きはなかった。



次の週のことだった。

近くにあった会社のOL数人がポスティングチラシを見てくれたのか、初めてその店にやってきて、お弁当を買っていった。

そのヘルシーさと小振りな容器の中にも、たくさんのおかずがあるということが気に入ったようだった。


それから徐々にお弁当目当ての客が増えていった。


ある日、肉体労働者風の若者がやって来て、呟いた。

「これじゃ少ないなあ。ねえ大盛りってないの」

このひと言が売場にいたパートさんの耳に入り、次の日から「ガテン系御用達ランチ」として大盛り弁当も販売されるようになった。
(今の言葉ではガッツリ系)

もちろんそのときの大盛りサービスは、その場でパートさんの裁量でタダで行った。



こうして、この今にも潰れそうなスーパーが、再生への一歩を踏み出した。


先行きはまだまだわからない。

このまま改善も行き渡らないで、資金ショートで結局閉店してしまうかもわからないが、とにかく再生への舵取りはできた。

これを機に、上手に波に乗れるかどうかは、やはりトップのリーダーシップと、従業員全員の意識にかかっている。


そのために、もちろん店内やバックヤードでの改善も行われたが、それはまた別の話。


                     おわり




それでは、また明日。

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2015-07-24 09:45:07 | スキルアップ

こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨日は雨がありましたが、夕方には晴れ間さえ出てきました。
でも夜になってまた雷が鳴り、大粒の雨がけっこう降ってきまして、その雨のおかげか、少し気温だけは下がりました。

しかし、しかし!
湿気は半端なくて、躯にまとわりつくような感じで、モワッていました。

特に昨日の日中は、太田にいたのですが、外に出るとその湿気というか温気というかが、躯にまとわりついていくるんですね。

あのいやな感じ、何に例えることで一番伝わるんでしょうね。

ねちねちくるいやな上司?
ぐずるクレーマー?
はっきりしないくねくね女?
決められない男?

まあ何に例えるにしろ、いやなものです。


さて、本題です。

昨日太田商工会議所で手にしたチラシに、こんなものがありました。

▼「求む、出る杭! 群馬イノベーションアワード2015」ですね。

   


主催は上毛新聞社ですが、ほぼ主体はメガネのジンズJINの創業者田中仁さんが旗ふりをしているものです。

応募期限が9月末、1次審査を通った2次審査のプレゼンが11月8日。
そしてそこで通った後のファイナルステージが12月5日になっています。

今回で3回目だそうです。

過去2回の入賞プランが裏面に出ていますが、今現在それが実際の事業として世に出ているかどうか、わたしには寡聞にして存じ上げません。


でも、何か面白そう。

どなたかチャレンジしてみませんか。

わたしがお手伝いできるところもあるかも知れません。


あなたにももちろんチャンスが大いにあります

今考えていることで、ぜひとも事業化したいと考えているようなことは、一度こういうところでもんでもらった方がいいんじゃないかなとも思います。

入賞するしないではなくて、そこでどんな評価が出るかということが一番大事で、少しでも何かがあれば、それなりの評価がくだるわけです。


同じようなもので、秋から翌年春にかけても、「群銀ビジネス大賞」というものもあります。

これには昨年の秋、わたしもその頃頭に引っかかっていたことがあったので、応募してみました。

全然引っかかりもせずに、1次で落ちてしまいましたが、それでもそれが出資者の評価ということで、事業化はしませんでしたが。

それでも担当の支店長がわざわざ、わたしの事務所まで、後日挨拶に来てくれました。

そういったところから、また新しいつながりもできることもありますので、もし何かあるのならチャレンジしたほうがいいですよね。


また当然、わたしにもチャンスはあるわけで、今考えていることでチャレンジしてみようかなとも考えています。



さて、連載中の『あるスーパーの再生物語』は今日で5回目です。

ここからどうぞ。


一番初めにしたことは、とにかくお弁当がまずかったので、お弁当から改善していこうということになった。

まずお弁当の食材を地元の食材を中心に使うことにした。

そしてそのメニューを多くし、逆にそれぞれの個数を少なくした。

多品種少数ということで、バラエティのあるお弁当コーナーにというテーマで、お弁当コーナーの充実がまず図られることになった。

さらにその中に入れる具材の数を多くし、お弁当そのものは小さくした。

それは多いお客様の層を考えてのことで、お年寄りの方に、楽しいお弁当を食べてもらいたいという考えからだった。

おかずの数が多く、さらにヘルシーにを基本に、メニューをスタッフ全員で考えることにした。



そこで社長は思いついたことを言った。

「どうだい、みんなでアイデアを出し合って作るんだからさあ、一番人気の弁当を考えた人に賞金を出すよ。
どう? うまくいったら、毎週は痛いから1ヶ月ごとに賞金を出すことにするよ」

この社長のひと言で、みんなのやる気がいちだんと出るようになった。

パートも正社員もなかった。



そしてコーナーに並べるときには必ず、それを考えだした人のメッセージを書いたPOPをつけた。

単価そのものは安くしないで、とにかくおいしいお弁当を出そうということで始めた。


                      つづく


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アイデアはあるけど、金がない?

2015-07-23 08:47:21 | スキルアップ

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今日は大暑ですね。

今日もは珍しく雨が降っていますが、朝から暑いですね。
蒸し暑さが半端ない。

昨日も猛暑日。
今日はなんとか真夏日で済みそうですが、真夏日だって暑いんです。
ここ何日かは猛暑だったので、少し気分的に違うというだけのこと。


さて、本題です。


先日トイレを掃除していて思いついた電化製品があります。

どこの電機店を探しても、それはありません。
誰も思いつかないのでしょうか?


このように考えてみると、わたしなんか、けっこうこういった思い、というか、こんなものがあったらいいのになというアイデアと、その概要はたくさん思いつくんですが、実現させるために必要な知識と肝心のカネ(予算)がないわけですね、貧乏なわたしには。

もちろん核になるというような商品は、すべて世に出されています。

しかし、その“核”も改良することによって、まったく新しい用途での新商品にもなりうる可能性もあります。

またこのような商品があればいいのにな、と思ってそれがあると思えるお店に行ってもないということがよくあります。

だから、じゃあ作るしかないか、ということになると、わたしにはとてもハードルが高いんです。

肝心の予算にできる金がまず、ない。

それを図面化できる知人もいない。

人見知りなので、あまりこのときはこの人という、これといった協力者もいない。

無い無い無い尽くし。


作れないけどアイデアはある、とこういったときにはどうしたらいいんでしょうか。


今は便利な世の中ですね。

ネットの中で“アイデアバンク”なるものを作っておけばいいんですよね。

そのアイデアを気に入った企業が買って作るというようなシステムを作れば、ね。


そこまでは考えられますが、じゃあ実際にどうするのかということになってくれば、やはりハードルが高くなるんですね。

やはりなまけ者だから、なんでしょうね。


やってみなはれ、なんて人には言ってるのにね。


というところで連載中の『あるスーパーの再生物語』は今日で4回目です。

ここからどうぞ。



以上が、A4コピー用紙1枚にびっしりと書かれていた。

社長はそれを読み、その通りだと思った。

反論のしようもなかった。


社長は思い気持ちでコンサルタントに電話した。

「本田さんですか?」

「はい」

「わたしは、先日企画書を送っていただいた○○スーパーの社長、栗栖といいです」

「………ああ、読んでいただいたんですか。よかった」

「はい、厳しいことが書かれていました」

「いえ、済みません。まさか連絡をくれるなんて思わなかったものですからーーー」

「いえね、わたしも破り捨ててしまおうかなとは思いました」

「でしょうね」

「しかし、本田さんのおっしゃる通りなんですよ。それに、はっきり言ってウチはもう限界なんです。だから、思ったんです。最後にこの人に一応会ってみようかと。それでダメだったら逆に潔くやめられるんじゃないかな、なんて考えたんです。だから、まあ近くでもあるし、会ってみようと………」

「なるほど。思っていた以上にせっぱつまってるようですね」

「…………」


数日後に本田が店の事務所に尋ねてきた。

思っていたよりも、歳をとっていたが、企画書以上に、言うことはきつかった。

何よりも自分が常に感じていたことを、彼がズバズバ言うものだから、正直腹が立った。

しかしどうせ駄目だろう、ダメもとだからという気持ちが強かったので、最後まで聞いた。


「今回私が提案するものは、競合店がどうのとかそういうものではないんです。
この店が生き残るということより、この店があったらこの地域のみんながどれだけうれしいのか、ここで働いている人がどんなに楽しいのか、そういったことです。
だからここのような小さな店こそいいんです。
それに地域一番店でなくてもいいんです。
ここにこの店があってよかったなあとお客様に喜ばれる、そんな店にしたいんですよ」

そういうことなら、自分のもちろん異存はないと栗栖は思った。


「ですから私が提案することは、全然面白くないことばかりです。
まあ言ってみれば商売の基本ばかりだと思いますよ。
奇抜なことをやって、それでお客様がどっときたとしても、そんなことで集まったお客さんは、すぐにいなくなってしまいます。
それよりもまず基本的なことから変えていきましょう」

こうして、この小さなたった1店舗しかないスーパーの改革が始まった。

                  つづく




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アクティブ起業?

2015-07-22 09:34:25 | アイデア・事例

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言うのもいやだけど、熱い!
こんな熱い県だけど、200万人近くが住んでいる。

なぜ?
やはり住み慣れたところだから?

そうなんでしょうね。

昨日も館林が全国一。

今日もそうなるのかなあ、前橋でも今日の最高気温予想が37℃。
館林じゃもっと上がるよね。


昨日は夕方になって、仕事も終えてホッとしていたら、ちょっと相談したいことが、という電話があって、また出かけてきましたが、まあ仕事があるということはいいことで。暑いけど。


さて、本題です。

今考えていることがあります。

それは、出版社へ企画書を送るということで、そのテーマが定年起業、もしくは熟年起業
面白おかしくタイトルを『終末起業』とでもつけようかなと。


内容は、定年後、もしくは熟年になってからもリタイアしないで、自分の会社を立ち上げた方たちを取材して、その物語を綴り、新しい起業の形として提案していきたいなということです。


起業というと、やはり若い方が中心となりますが、どっこい団塊はここでもがんばってるんだぞ、ということをもっと広めていきたいなということなんです。

最近ではテレビなどでもそうして起業された方を特集したものが、ちらほら紹介されてるようになってきています。


既に60代後半でも高齢者とは呼べないほど見た目にも元気で、ふた昔以上前の60代後半の方達と見比べてみても、全然違います。

だいいち、とてもアクティブですよね。

若い頃暴れたからかな?


ちょっと話が変わるけど、このところは安保法制の改革で久しぶりに反対のデモが各地で起こっていますが、それを見ながら不思議だなあと思ったのは、学生たちが全然表面に出ていないということ、なんです。

そこんところが我々の時代とは全然違うということです。

私たちの時代は、まず学生が問題提起をして、デモを積極的に行いましたが、今は全然。

我々の時代で言うところの“ノンポリ”ばかりなの?

(“ノンポリ”というのは、英語の「nonpolitical」のことで、政治に無関心というような意味合いで使っていましたが、今じゃもう死語同然でしょうね)


団塊とその前後の世代は、その頃の活気を今も絶やさずに持っていて、今は社会活動や自分の思ったビジネスを遂行したいといううずきが今もってあるようで、それがまた違ったソーシャルビジネスを展開する契機にもなっているようです。


早く企画書を仕上げて、たくさんの出版社に送りつけてみようと考えています。



さて、連載中の『あるスーパーの再生物語』は今日で3回目です。

ここからどうぞ。


(企画書の続き)
総菜コーナーでは数種の弁当を売っているが、鮮魚コーナーの近くにも1種類弁当があった。

これは弁当は弁当としてまとめた方が、お客様にも選びやすい。

天ぷらは数種類ずつパックされているが、これはすべて単品の方が買いやすい。

欲しい天ぷらがあっても、その中に食べたくないものが入っていると、やめておこうという気分の方が勝つ場合が多い。

このパック詰め商法は店側の論理だけで、お客様のためには全然なっていない。

お客様が自由に選んでこその総菜ではないだろうか。

弁当の種類も少ないし、サイド・メニューも少ない。

サイド・メニューはどちらかというと、おはぎとかそういうものに逃げている。

もっとここは充実した方がいいのではないだろうか。

◯◯団地という大きなマーケットを囲い込むぐらいの、総菜天国であった方がいいのでは。

特に団地は中高年も多くなり、自分で煮炊きするよりも、少量ずつ調理されたものの方に手が伸びるのではないだろうか。

狭い店内に雑貨のレーンがあったが、この店に雑貨は不必要な気がする。

“ついで買い”を期待しているのだろうが、そんなことよりそのレーンにも基本的な食品を陳列するべきではないか。

さてMRで買ってきたものを実食してみた。

まずは弁当。
炊き込みご飯だったが、パサパサで、お箸に乗らない。

弁当で一番考えなければならないのは、冷たくなってもおいしく食べられるかどうかではないだろうか。

またおかずの中には、一緒に買ってきた天ぷらの詰め合わせの中にあったものと同じもの(椎茸)がついていたのにはがっかり。

竹の子の煮物は冷凍物でふわふわした舌触り。

カボチャはパサパサ。

ごぼうのきんぴらは一本一本が太すぎて、醤油味だけしかしない。

天ぷらは衣が多すぎて、ベタっとしている。

弁当用の丸くけずった竹のお箸は、割り箸と違って趣があり、これは良い。

太巻き寿司はまあまあおいしく食べられた。

今食べた弁当、いったい今日のいつ頃作ったんだろう。

パックを見ても調理時刻が記入されていなかった。

おそらくお昼前に作って残ったものじゃなかったのか。

こんな弁当じゃお客様からそっぽを向かれてしまうだろう。

ここだけにしかない店なのに、その特性を生かそうともしていないで、ただ何となく売れそうなものだけを並べている、特性のない店だった。


                    つづく



それでは、また明日。

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コバンザメ?

2015-07-21 09:07:44 | アイデア・事例

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3連休後の始業日。
梅雨明け後の始業日。
激暑の始業日。
さて、さて。

暑いと言えばものすごく熱い(暑いという漢字じゃなくて、この漢字の方がぴったり)けれど、部屋の中でいる分には、エアコンのおかげで快適。

しかし、この暑い中、窓を閉めて扇風機だけで過ごす高齢者がたくさんいることに驚き。
昨日もそれで熱中症にまり亡くなった方もいたらしい。

歳をとると暑さも感じなくなるのかな。
そんなこたあない、と思うけど。

昨夜テレビを見ていると、テロップで「前橋桐生地域に大雨洪水警報」と出てきました。
お、雨があるかな、なんて思っていたんだけど、前橋では一滴の雨も振らなかった。

しかしちょっと離れた水上の方では1時間に100ミリの豪雨。
よくもまあピンポイントで降るものだなあと、ある意味自然の力というか何というか、驚き。

今朝、そばの川を見ると、川の水が抹茶色に濁っていました。
水量は変わらなかったんだけど、色がねえ。


さて、本題です。

上記のように前置きが長いときは、頭の中で、題材を探しているところ、なんです。

先日も相談先のある企業の社長に言われました。

「ブログ読ませてもらってます。でも毎日よく書けますねえ」と。

自分でも思うときもありますが、なんだか最近では何か書いていないと胸の内が何かざわざわするというか、腹に落ちないというか、気持ちが良くないような気分になります。

でも、今日のように題材が思い浮かばなくて、四苦八苦するというようなときもあります。


で、今日の題材は、…………、ああ出てこない!

しょうがないので、アンチョコ(古い!)を引っ張り出して、題材を探しました。


というところで、今日はちょっとしたチラシのアイデアでブログを濁しておきます。
参考にしてください。

タイトルは、「コバンザメ」チラシ


以前わたしが考えた、変わったチラシプランです。

まだ有名でないお店には有効なはず!? のチラシプランです。


自分の店が、あまり近在の消費者に知られていないということで、もっと知っていただき、来店客を増やしたいというような場合、このコバンザメ形チラシも面白いのではないか、と。


その内容は、その近在で有名なお店をイラストマップ式に紹介します。

その店のウリ、一番商品まで宣伝してあげるんです。


そうして、自分たちのお店も、あたかもその有名店と同じほど有名なんですよと言わんばかりに、その店のウリと同じ書体、同じ大きさ、同じ色でアピールするんです。

そうすると、お客様は勘違い(?)して、自店もほんとは有名な店だったんだと感じてもらえるんじゃないかなあと。


まだ実験していないので何ともいえないのですが、このようにすると、紹介してもらっているお店の方は悪い気がしないわけです。

まあたまにはへそ曲がりがいて、怒ってくる方もいると思いますので、必ず趣旨を説明して了解を取っておいた方がいいんですが。


そのときはそれほど反響がなくても、紹介されたお店の方は、義理も感じるわけで、何となく気にしていただけるようになり、ひいてはその店のお客様に自店を紹介してくれるという可能性も出てくるのではないか、というわけです。

やってみる価値はあると思いますね。


新聞折り込みチラシだと折込代がけっこうかかるので、ポスティングにしましょう。

また、お店の相互紹介ということで、載せてあげたお店にもおいてもらえるように交渉もできますね。

やってみませんか?


連絡をいただければ、もっと詳しく説明します。



さて、昨日から始まった新しい物語、『あるスーパーの再生物語』は今日で2回目です。

ここからどうぞ。



しかし、そのコンサルタントの住所を見て、何となく心が動いた。

同じ市内であり、さらにすぐ近くなのだ。

まったく違う地域のコンサルタントからの提案であったなら、即座に捨てていたところだが、近くだから一度ぐらいは話を聞いてもいいかな、と軽い気持ちで思ったのだ。

歩いてくるには少し無理があるが、車だと10分も走れば来れるような近さである。

企画書にも自分の店に、実際に何度も足を運んだような形跡がある。

そんな近くだから、これからもいつなんどき顔を合わせるか判らないし、まさか上辺だけのコンサルティングで済ませ、はいサヨナラと逃げるわけにはいかないだろうと思ったのだ。


社長は会う前にもう一度企画書に目を通した。

その企画書のメインは、ある日のMR日記だった。


<◯◯スーパー ある日のMR日記>

青果はおおむね季節の品物だけで、あまりボリューム陳列はされていないが、フルーツなどの陳列には高低差を利用して、ある程度は上手に変化を持たしているが、これといった目を引きつける商品の存在感がない。

次に鮮魚、精肉という普通通りの陳列。

鮮魚は冷蔵ケース内での展示が主で、あまり商品点数が多くない。
MRした時間が午後5時あたりだから、この時間帯はこれからはちょうど調理済みの鮮魚が売れ始める頃なので、もっとボリュームがあっていいのではないかなと思った。

低い冷蔵ケースにパック詰めされた魚類が一段ずつ、それもケースの底が見えるというのは、品薄さだけが目立ち、購買意欲をそいでしまう。


                      つづく



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サービスの質を高める?

2015-07-20 09:52:33 | スキルアップ

こんにちは。
お店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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7月第3月曜ということで、今日は「海の日」。
「海の日」が第3月曜日の祝日になってから、今年で20年だということだそうです。

それまでは7月20日がちょうど「海の日」でしたね。
偶然でしょうか。


“梅雨明け3日”という言葉があります。
(以前森田さんがラジオで言ってたっけ)

梅雨明け直後の数日は、日が照りつけ、ものすごく暑くなるということ、らしいです。

その通りに昨日が梅雨明けで、猛暑。
館林では37℃以上に。

今日も前橋でも35℃の予報。
たまりませんねえ。


で、今年初めて、朝から事務室でエアコンのスイッチを入れました。

とにかく暑くって、トイレ掃除の後は汗ダクダクでTシャツの前後が汗でびっしょり。
早速着替えました。


さて、本題です。

昨日はわが愛車の定期点検でディーラーを訪ね、ついでにバッテリーも交換しました。
新車以来ずっと交換していなかったので、そろそろということで。

これは昨年の車検時から、もう寿命は近づいていると言われていたのですが、それをなんとか今まで引き延ばしてきたので、多分今年の猛暑ではエアコンの酷使でダメになる前にということもありました。

点検と交換で約1時間、ディーラーの待合室で飲み物をいただき、持ち込んだ文庫を読んでいました。

その間も、社員の方の動きとか言動を、ここは職業柄注意していました。


まず待つためにテーブルに案内されたら、女性がやってきて、飲み物の注文を取ります。
暖かいものも冷たいものもあります。

笑顔で注文を取ります。

へたなカフェで注文を聞くよりも丁寧に聞いてくれます。

珈琲や紅茶だけでではなく、烏龍茶も、カルピスもあるんですね。


で、注文したカルピスを飲みながら、本を読みながら、耳をダンボにしていると、従業員とお客様の声が聞こえてきます。

とあるテーブルで、お客様が女性に修理のことで聞いているんですね。

と、その女性、笑顔でずっと聞きながら、聞き終えると、修理工場の方へ行ったようで、専門の係をつれてやってました。

するとだいたいは、もう一度そこでお客様に同じことを言わせることが多いのですが、ここではすぐに専門の係が、お客様が女性に尋ねたことに対しての回答を言ったわけですね。

わたしは感心しました。

素晴らしい連係プレーです。

これでなくちゃね。


そうしている間にもわたしのカルピスがなくなると、また女性がやってきて、何かお飲みになりますかという問いかけ。

そうなんです。
ここは何杯でもいただけるんですね。

図々しくもわたしは、今度はアイスコーヒーを注文しました。
先ほどアイスティーを頼んだmy奥さんは、今度はホットコーヒーを。

その前に担当の営業の方がさりげなく、わたしの狙っている車のカタログを持ってきましたが、それもわたしの方からそのクルマと名指しをしなかったのですが、最初に入ってきたときにわたしがそのクルマをじっと見ていたのを目にしていたんですね。

う~ん、まいったなあ。

女性の丁寧な言葉遣いと笑顔、営業の腰の低さ、サービスの質の高さ、いいディーラーです。


よく女性社員の方は、お客様の接待を嫌がります。
こんなことをやるために、わたしはこの会社に入ったのではない」と。

しかし、お客様のお茶もろくに入れられない人は、やはり仕事も、はっきり言ってできない方が多いのも事実。

今までの経験から言って、美味しいお茶を入れられる人は、男でも女でも、“できる人”、でした。

お茶も満足に入れられない人は、仕事だって、はっきり言って、満足にできません。

お茶を美味しく入れるのを工夫できる人は、同じように仕事だって工夫していい仕事にします。

一事が万事、ってよく言われますが、まさにその通りなんですね。

これは男性の社員にも言えることで、最近では男だってお茶汲みをやらされます。

で、それを嫌がって愚痴る者もいますが、そんな人ははっきり言って、いつまで経ってもまともな仕事ができないのが多いんですね。

人は見てないようで、よく見てますよ。



さて、2週間ほど休んでいましたノンフィクション的フィクションをまた今週やります。
まだストックが少しありますので。


で、今日から始まるのはちょっと短いものですが、『あるスーパーの再生物語』と題して、お送りします。

ここからどうぞ。



そのスーパーは10年ぐらい前までは、地方の市内で5店舗を経営する、地元資本ではなかなかの店だったが、同じ地域の中堅スーパーや大手のショッピングセンターなどの攻勢で、閉店を重ね、とうとう現在は、ある大きな団地内にある1店舗だけとなってしまっていた。

社長は創業の店舗であるここもいずれ近いうちには、閉店せざるを得ないと覚悟していた。

その原因のひとつは、常連客としていた団地住民の高齢化と、どこでもおなじ競合店への客離れである。

古くなった団地は半分ほど建て替えられ、よりいっそう高層になった。

そうして新たに移ってきた客層は若い家族が中心であり、その店にはほんの時たま、たまたまなくなったものを買い足しにやってくるぐらいで、メインの買い物は郊外の大きなショッピングセンターや、近くの中堅スーパーに車で出かけた。

頼みの常連客はさらに年齢が高くなり、客数も少なくなる一方であり、少なくなった常連客の買い物点数も少なくなり、客単価は下がる一方であった。


あと何ヶ月持つだろうか。

社長はもうはほとんどあきらめていた。

従って、これという手も打つことがなかった。


誰の目から見ても、そこはあと数ヶ月、持つかどうかだろうと思われていた。


そんなとき、社長は一人の販促コンサルタントと出会った。

その出会いが、そのスーパーの再生へとつながったのがこれからの話だ。



販促コンサルタントは、まだこの店には希望があると思っていた。

あることをすれば、何とかやっていけるのではと以前から考えていたのだ。

そうして、あるとき大まかな企画書を書いて社長に送った。

社長はもうあきらめかけていたことでもあり、そんな見ず知らずのコンサルタントからの企画書は捨てようと思った。

どうせ最後の骨をしゃぶるつもりだろうと悪く考えたからだ。

そう考えざるを得ない経験が過去にあったから、この期に及んでという気持ちから、余計にコンサルタントそのものを信用し難かった。


                       つづく



それでは、また明日。

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“弱み”はどうしよう?

2015-07-19 10:11:29 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



朝からもう暑い!
晴れて、真夏のような陽が出ています。

昨日の夕方やっと台風の雲が少なくなり、夕方の太陽が素晴らしい夕焼けを作っていました。

その頃東京では虹が出たと、娘がLINEでmy奥さんに送ってきていました。

暗くなる少し前には、どこかからド~ンという音が響いてきました。
いよいよ花火大会の季節が始まったようです。

どこだったんだろう?
多分、玉村?

前橋は8月8日だったっけ? 花火大会。


さて、本題です。

中小企業は強みを活かせ(伸ばせ)』とはよく言われることで、もちろん当然のことなんですが、じゃあ弱みは?

“強み”に言及したビジネス書はたくさんあり、経営者の方たちもよく言っていますが、それでは“弱み”はどうする?

あなたならどのような答えを出しますか?


“弱み”は、中小企業にはいっぱいあります。

だからどうしようもないので、“強み”をひとつ見出して、それを強化していこうと。
そういうことなんですよね、論点は。


で、置いてきぼりにされてしまう“弱み”は、どうしましょう?


わたしなりの答えは、一番弱いところを切っていく、やめてしまうということですね。

弱いところというのはいっぱいあるので、弱いところをすべて切っていき、“強み”、それもたったひとつだけ“強み”を残してそれに力を集中する、というのがいちばんいい方法ではあるんですが、それじゃ当面の経営は成り立たないはずです。

だからまず一番弱いところをやめる、ということですね。

やめたところの力を強いところに集める。

これが強み”を伸ばしやすいひとつの方法です。


え、そんなこと当たり前じゃん、って言っている方でも、それが一番できていないように思うんですが………。


強み”を伸ばすということはやっていても、“弱み”を切るということは案外行われていないんじゃないでしょうか。



それでは、また明日。

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見る目を持って接してみる?

2015-07-18 09:48:22 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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台風一家、じゃなくて一過、とはいかずに、いまだに小雨が降り続いている前橋です。

能登の先の方で熱帯低気圧になった台風11号の影響は、特に近畿や四国で大きく現れました。

その影響がこちらの方まであるんですから。

台風の大きさを実感するとともに、地球的には日本列島なんて小さいんだなあ、と。

その中で世界を相手にしているんですから、日本人はエライ! なんてね。



さて、本題です。

NHKの「キッチンが走る」をいつも時間があるときは見ています。


昨日は、栃木、佐野、足利のフルーツ街道を、キッチン・ワゴンが走っていました。

ここからそれほど遠くない地域で、桐生に勤務していたときにはしょっちゅう走っていたところなので、思い入れもあって興味深く見ていました。

それにしてもあんなにフルーツ栽培が盛んだったとは今まで知りませんでした。

もちろんココ・ワイナリーは有名なので、名前だけは知っていましたが、桃や葡萄の産地だとまではなぜ知らなかったんでしょうか、自分でも不思議です。

また足利マール牛という最高級の肉もあったなんて、知らなかったよう!


もしかしたら、自分の今住んでいる場所にも隠れた“素晴らしいもの”があるかもしれません。


たとえばわたしの近所では、夏になると、梨の直売所がここかしこにオープンします。

言ってみれば一種のブランドの「大島梨」の産地なんです。


わたしも近所の直売所から、毎年親戚やお世話になった方にこの大島梨を贈っています。

お中元より約一月遅いもんですから、お中元にはできないのがちょっときついんですけどね。


直売所のピークは8月ですが、だいたい9月いっぱいはやっていて、一番遅い品種ではお歳暮シーズンに贈れるものもあるということです。

もちろんその頃には直売所も閉鎖されているので、これは知る人ぞ知ることで、予約のみだそうですが、これだって、その梨屋さんと親しくなったから分かったことです。


なんだ、自分の身の回りだってあるじゃないか。


そうなんです。何かあるはずなんです。

そこに住んでいると、当たり前のように思って、珍しいもの、紹介すべきものなどとは思えないわけです。

ひとつの思い込みですが、見る目を持って眺めてみると、あるはずです。


これはあなたの扱っている商品やサービス、システムにもあるはずなんです。

それを発見できれば、そしてきちんとした販促計画で売り出していけば、あなたの会社ももっとお客様に支持されるはずです。


もちろんお店だって同じです。

毎日自分が接している商品なので、その商品が持っている特徴は当たり前のように思っていませんか?

その商品が持つ独自性をあなたが発見してあげれば、その商品はもっと輝くはずです。


もっと見る目を持って、接してみませんか?




それでは、また明日。

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プリペイドカードのプレゼント?

2015-07-17 11:22:55 | スキルアップ

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小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

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昨夜台風が室戸岬に上陸しましたね。

また昔風に名づけると、”室戸台風“です。
昔の第二室戸台風の恐怖がまだしっかりとわたしには残っていますが、今回はその台風よりは被害が少なくてホッとしています。

ふるさとの和歌山も、台風がこのコースを通るときが一番荒れます。
今回はまだその被害の状況が詳しく入ってきていませんが、大丈夫なのかなあ?


昨日は、朝太田へ向かう途中、ある道路では冠水状態で、水をはねとばしながらゆっくりと走行しました。

今日もまだ、外はまだまだ不穏な雲行きです。


さて、本題です。

先日、自動車保険を更新しました。

その際に早割特典ということで、ガソリン券1000円分プレゼントというものもありました。

まあ1000円ですから、それが欲しくて更新したわけじゃないんですが、まあ、あればあったで少しは役に立つだろう、と軽く考えていました。

そしてそれが届きました。

何と、それはプリペイドカードでした。


最近はセブン&ワイのnanacoやJRのSuicaに象徴されるように、プリペイドカード全盛の時代です。

そんな中のひとつで、あるガソリン供給会社(元売り)のもので、既に1000円分だけ入っているものです。


なるほどそうきたかと思いましたが、わたし自身はそうなると面倒くさくて、多分その1000円のプリペイドカードは使わないんじゃないかなって思っています。

現在あるガソリン会社のクレジットカードを既に便利に使っている身にとっては、そのプリペイドカードを使おうと思ったら、そのためにそのカードを扱っている系列スタンドを見つけなくちゃならないわけで、車で走行しているときに、わざわざそれを目当てに走ることもしないわけです。

しかしわたしのような無精者じゃなくて、しっかり者はやはり、まあ100人のうちに数人はいるわけで、それがカード保有者を増やすためにはこれはとても有効な策のひとつであるとわたしも認めざるを得ないというところです。


保険会社、ガソリン供給会社(元売り)どちらが企画したのか分かりませんが、目端の利く人はたくさんいますねえ。


う~ん、これってあなたのお店でも使えるアイデアじゃないですか?

あなたのお店だったら、最初にどのような方法でお客様に持ってもらえますか

よくあるのは、最初にわたしがもらったのと同じように、1000ポイントプレゼントなどが多いようです………が、あなたならもっと違った方法も考えられますよね。


これはオモロイデッ! などというアイデアでお客様に持ってもらえるような方法、考えてえください。


あ、そうだ! 
申し込んであるJR東日本の東京駅Suica、いつになったら手に入るかなあ?

9月頃には、という連絡は来ているけどね………。


先日行った東京などではほとんどの人がもう、Suicaでスイスイ、したね。

スキップはさすがに踏んでいませんでしたが………。
(アホか!)



それでは、また明日。

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