言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

空想商店街 「復活弁当」(5)

2012-04-30 11:51:16 | 空想商店街
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


  満天通り商店街は、わたしの頭の中にある空想商店街である。
  今日も今日とて、ある商店の1日が始まっている………。
  もちろんどこの商店街とも似通ったような、
  今やどこにでもある地方のシャッター通りである。
  このシャッター通り商店街が、わたしの頭の中でどのように変わっていくのか、
  わたしにも皆目見当がつかない。
  さてさてどんなことになるやら。
  もしかしたら、商店街がなくなってしまうかもしれない。
  そんなことが起こらないように頑張っていかなくては。
  それでは今日もどうぞ。



空想商店街 「復活弁当」(5)


このお弁当屋さんの名前は「母さんの台所」という。

本田の提案で作られたが、ネーミングは参加した女性たちからの提案で決めた。

最初は、かっこ良く「キッチン何とか」というような名前がたくさん挙げられたが、何となくしっくり来ないねえという実際に店を運営する人たちの意見から、お母さんたちが自宅の台所で作るようなお弁当屋さんを目指すんだから、そのままの名前の方がいいんじゃないのという意見が採用された。

でも結果的にこのネーミングが評判を呼ぶことになったのは、先見の明があったのだろう。

また運営方法なども本田の提案を骨子に、お母さんたちが自分たちで肉付けしていった。

そして運営途中で欠点が見つかったらその場でみんなで話し合って、すぐに直していこうということも、お客さんたちから支持を受ける要因にもなった。



しかし最初この「母さんの台所」を始めようと集まったのは、男たちだったのだ。

それはこの物語とは別のところで述べているので、詳しくは述べないが、ざっとあらすじをたどってみよう。



それは、あの満天通り商店街の総会が、みんなの予想外の、本田にとっては予想通りの展開となった直後から始まった。



例の総会が波乱のうちに終わってから1週間後のことだった。

本田は旧役員からまた呼ばれていった。

名目はお疲れさん会を開きたいということだったが、あの総会のことを考えると、もしかしたら吊るし上げに逢うのではないかと、半ば以上は恐怖のうちに、おっかなびっくりという感じで訪問したのだ。

しかし、商店街にある居酒屋の予約席に落ち着き、「まずは本田さんお疲れさんでした。ありがとう」と言ってビールを差し出された時に本田の危惧はすぐに雲散霧消した。

そのときの四方山話で盛り上がった。

「いや、まあね。ちょっと腹が立ったときもありましたよ、実際のところ」

村上が言った。

「この野郎、勝手なことを、ってね」

「でも本田さんの言う通りなんだよ」大艸がその後を継いで言った。

「俺たちも、心の中じゃ何となくわかってたんだけどなあ。でも第三者に言われて、なんだかやっと目が覚めたっていうか、覚めさせられたっていうか。自分の心の中を誰かに言ってもらって、ちょっとはほっとした部分もあったし………」

「ああ、その通りだな」

3人も相づちを打った。

そうして会も半ばを過ぎた頃だった。



                                  つづく

<6>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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アドバイスを受けさえすれば良くなる?

2012-04-30 09:35:19 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は朝から曇っています。
雨の気配はあまりないようですが、午後になるとそれも怪しくなりそう。
昨日も朝は晴れていましたが、午後になるとすっかり曇ってしまいました。
そんな中、ゴールデンウイーク初日でしたが、お葬式に参列しました。

今日で4月も終りです。
もう1年の3分の一が過ぎたわけですね。
早いですねえ。

でも、今日一日はゆっくりと、家でテレビでも見ながら過ごそうかなと思っています。
ちょっと仕事をこなしながらですが。


さて、今日のテーマは、「アドバイスを受けさえすればよくなる?」ということです。

私の今の仕事は、中小企業や企業とはいえないような小規模の店舗へのアドバイスですが、私が実際に運営を行うわけではありません。
もちろん実際に運営するのは個々人、オーナーや店長、そしてそこで働くすべての人が、受けたアドバイスを実践するわけです。

でも、多くの人が、アドバイスを受けたことで安心して、なかなか実践しようとはしないのです。
安心とまではいえないですが、ほっとするわけですね。
自身の会社や店の欠陥が見えてきますから。

見えたところで、じゃあこれこれからはじめてくださいと言うと、分かりました、という返事はあるんですが、次に伺った時にもその変化は全然見えないのです。

どうしてやっていないのですかと聞くと、いやあ忙しくてねえ、という言葉が返ってくるのがほとんどです。
お店の売上が落ちてきているから相談してアドバイスを受けたのだから、忙しいはずはないわけです。
ただ自分が怠っているだけのことを「忙しい」という言葉で取り繕うだけなんですね。

商工会議所での仕事などでも、相談してもアドバイスが無料だということもあり、なかにはアドバイスを切実に受け取らないというお店もあります。
無料だから………という心の置き場の問題も大きいんですね。

無料だから、自分の懐具合が痛まないから、まあ聞くだけは聞いておこうという心づもりが、結局アドバイスを活かしきれないでいるということです。

しかしお金を出してまでアドバイスを受けようとは思わないんですね。
そんな余分なお金はないと。
そしてさらにムダな時間を、またこれかも過ごすことになっていくわけです。
その時間にもお金がかかっているということが判らないで………。

経営相談は、はっきり言って自分からお金を出して、そのお金以上のものを得なければ絶対に損だという損得勘定からでもいいので、ぜひとも自分の懐を痛めることから始めた方がいいと思います。

これだけ出したんだから元を取らなきゃ損だ、というような感情からでも入ればいいんですよ。
そこから、受けたアドバイスを100%以上活かそうとする心も、芽生えてくるんじゃないでしょうか。

お金を出してこそ生きる相談とアドバイスです。
手前味噌になると思いますが、絶対にその方があなたのお店に生きてくると思いますよ。

相談に出すお金が例えば5万円だとしたら、純利益5万円を出すためには、最低でも50万円以上、100万円近く売り上げないと出ない純利益です。
しかしその5万円が10万円の純利益になる可能性も高いわけです。
うまく行くとローリスク・ハイリターンにもなる可能性だってあるわけで。

ご相談お待ちしています。

ということで、今日は自分の宣伝のようになってしまいましたが、本当に自分の懐を痛めての相談の方が絶対に身のためになります。



さあ今日もがんばろう!

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名前で呼びかける

2012-04-29 10:02:02 | 接客
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日も晴れていて、朝から掃除などで動くと汗ばみます。
フローリングを拭くとハアハア吐息も上がってきました。歳ですねえ。
今日もけっこう暖かく、というか暑くなりそうな感じです。

久しぶりに東京にいる娘が帰ってきました。髪の端にカーブをかけ、ちょっと見ない間に、父親の目から見てもドキッとするぐらいけっこう大人っぽく変身していました。
なんだこいつ。
女性ってなんで(どんなきっかけで)変身するか分からないものです。


今日はもうゴールデンウイークの2日目ですが、この早朝、近くの関越道藤岡インター近くで高速バスがガードレールに突っ込んだ事故で7人もの人が亡くなりました。ニュースはこの事故でもちきりです。
何でも金沢からディズニーランドへ行く乗客だとか。

自分も来月の19日のよる深夜の高速バスに乗って帰ってくる予定で、もうチケットも買いましたが、ちょっと恐くなってきました。



さて、自分は人と違うのかなあという思いがひとつありまして。
それは自分に類縁のない人に対しての呼び方です。

テレビなどを見ていると、NHKのアナウンサーでさえ、バラエティ番組などでは平気で、他人に呼びかけるのに、高齢者なら「おじいちゃん(おばあちゃん)はいかがですか?」などと自分の身内でもない人もことを呼びます。

そうして結婚している女性にはだいたい「お母さん」と呼びかけますね。
これっていやなんですね。

私がもしそのように、見ず知らずの人から、例えば「お父さんは………」などと呼びかけられたら、私はあなたのお父さんではないと、ひとりごちるか、ちゃんと言い返します。

そうですよね、実際。

でも平気でそのように呼びかけるというのは、ちょっとその人の人権というのは大げさですが、アイデンティティを認めていないということだと思いませんか?
ちゃんと名前を聞いてその名前で呼びかけるのが礼儀ではないでしょうか。


近頃テレビで活躍している芸人さんたちが特にそうですね。
いやです。

きちんとその名前で呼びかけるということは最低の礼儀だと思いますが。


これは商いでも同じです。
お客様個人個人にも名前があります。

ですから、お客様と最初は呼びかけてもいいとは思いますが、名前を知った段階からはその名前で呼びかけると、お客様も親しみが増し、固定客への一歩を踏み出してくれると思います。

誰だって自分自身を誰にも認めてもらうということはうれしいんですから。
そこから本当のお客様とのコミュニケーションが始まります。



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盛り塩をしてみる

2012-04-28 09:32:22 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今日は晴れました。

昨日までのあの雨っぽい曇り空は、やはり何となく憂鬱ですか。
私はその曇り空という空模様は空模様で、浮き立つ心を静めなさい、落ち着きなさいと何となく天から言われているようで、それはそれでそれほどいやでもないです。

雨降りも、それはそれで楽しむこともできますが、やはりそれを楽しむ心には、ゆとりというか、そんなものがないと、やはり楽しめません。

本当は、歳をとればとるほど、そういったゆとりというものが生まれてくるはずなんでしょうが、自分は年を経るに従って、何だかゆとりというものがなくなってきているように思えてならないんです。
生き急ぎとでもいうんでしょうか。

もっと何かをやりたいなあと思う心に、自分自身が追いつかないというか。



さて、昨日の仕事の帰り道、高速道路の傍を通ると、道路状況を知らせる電光掲示板に「○○IC付近○○方面渋滞○キロ」という表示が目につきました。
やはり今日からゴールデンウイークということで、昨日の夕方からもう混み始めたのでしょうか。



さて本題です。
商売をされている方はこの1週間は、それはそれなりに書き入れ時ではあります。

最近あまり自分では飲みにいかないので分からないのですが、今でも水商売を中心にいわゆる「盛り塩」をやっているところがあるんでしょうか。
特に水商売のお店の玄関の横に塩を円錐型にしておいてあるものですね。
(円錐ではなく、丸く盛ったものや、ただ単に塩を小皿に入れたものもありますが)

この盛り塩のいわれは、中国の晋の時代の皇帝、武帝が後宮を訪ねる際に、その夜の伽をする女性を選べなかったために、乗っている羊車(これは晋の始皇帝だという話もあり、その場合は牛車という説もある)の羊が止まるところにいる女性にすることにしたので、それを知った胡貴嬪という賢い女性が、毎夜、自分の住まいの前に羊の好きな竹の葉に塩水をかけて羊を招き寄せ、皇帝の寵愛を独り占めにした、という話から来ているということです。(ウイキペディアより引用させていただきました)

時は変わって現在。
そのいわれから、お客様に自分の店の前で足を止めてもらえるように盛り塩をすることになったのですが、最近ではその風習も少なくなりつつあるんでしょうか。
老舗割烹などではまだそういった習慣が特に強く残っていると思いますが。

盛り塩は、別に水商売でもなくていいんです。

いかがですか、自身を励ます意味でも、この盛り塩をあなたのお店の前にやってみませんか。

ただのまじないと言ってしまえばそれまでですが、これをわざわざ自分で行うというその行為が、あなたもやる気にさせるのです。
まさかこれをやることによってお客様が増えるというわけではないんですが、そういうように積極的な姿勢を自分にも示すことによって、仕事へのやる気が違ってくるという話です。

目に見える商いへの行為として、そういった形式的な行為も必要ではないかと考えます。

何でもそうですが、形から真似て、その心髄に触れていくということもあります。

特に手に技術をつけるのは、そういった真似から入っていって、最終的には自分のものにするということが昔から行われてきています。
私などもコピーライティングの技を身につけるために、師匠とこちらが勝手に仰ぐコピーライターのコピーを、そのまま原稿用紙に写し、コピーの勉強をしました。
それをやっていくと、不思議といつの間にか自分らしいコピーが書けるようになっていくんですね。

自分を鼓舞するためには何か形式的なことをきちんとそのまま真似てやるという行為も侮れないと思います。

もしあなたが商いに行き詰まっているとしたら、一度そういった形式的なものにでも自分をゆだねてみてはいかがでしょうか。
そうすることで何か新しい、違ったものがその先に見えてこないとも限りません。

それにはこのゴールデンウイークは、ちょうどいいきっかけになるのではないでしょうか。


そして、さあ今日もがんばろう!

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「今だけセット」

2012-04-27 08:23:13 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日は雨は朝方でだいたい止みましたが、その後はいつ降るかも知れないような低い雲が居座り続けていまして、肌寒くもありました。
この季節はいくら温度が上がるといっても、急にこのような天気になるので、もう一枚軽めの上着がぜひとも必要ですね。
今朝も細かい雨が降っています。
一日中この天気が続きそうですね、今日は。


さて、下記のようなキャッチコピーが、ある日の新聞に載っていました。

      『2分に1本売れている

       パリ発BBクリームが

       今だけセットで2400円!



これは、あるブランドの化粧品のキャッチです。

キャッチな言葉がこの短いキャッチコピーの中に3つも入っている、言ってみれば見本市のような、使えるキャッチ集、ですね。

コピーとしての面白さ、高尚さというようなものは全然ないのですが、ダイレクトマーケティングの実用的なキャッチとしては、これ以上ない素晴らしいものです。

まず「2分に1本」という具体性と、たくさん売れていると思わせる言葉。

次に「パリ発」という女性の憧れをくすぐる言葉。

そしてとどめは「今だけ」という、すぐに購入を促す言葉。

言うところなしという感じです。

このセットをさらに、『今だけセット』というネーミングにしたら、さらにいいでしょうね。



この『今だけセット』は、あなたのお店でもすぐに応用できるということです。

「今だけ」という限定で期間を縛ることで、お客様のもやもやとしていた購入動機を具体化させるということです。

今だけ、もうひとつおまけ」というのもよくあります。
テレビの通販CMを見ているとよく分かります。お得感を前面に出して購買意欲をそそっているわけですが、それには、もうひとつ効用があります。
それは、その商品の習慣化を促すということです。

購入後1回きりで終わらせないために、もうひとつ余分につけて、お客様がその商品を使うようになる機会を微増させるために、習慣化しやすいわけですね。

うまいですねえ。

ですからあなたも、店頭販売品=特に新発売の商品はそのようにして販売してみたらいかがでしょうか。

よく新発売商品はお試し価格としてそのときだけ価格を安くして、購買意欲のハードルを下げて販売していることがありますが、何度でも繰り返して使用するような商品、日用消耗品や食品などは、もうひとつおまけという販売方法の方が効果があるかもしれませんね。

しかしひとつだけ注意してもらいたいのは、その商品がその季節に合っているのかどうかです。
例えば、電気掛け毛布は秋から冬に売れても、夏にはよほどのことがなければ売れません。
そういうことです。

新発売商品は特にその季節をよく考えないと、本当は売れるものであっても、季節を考えなかったせいで、お蔵入りという憂き目になるおそれさえありますから。
そのときはそのときできちんとキャッチコピーを考えないといけないですね。


さあ今日も、雨だけど、がんばろう!

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コンセプトをブランド化する

2012-04-26 09:50:02 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝から曇っていて、時おり雨が降っています。
昨夜の宵のうちから雨が降り始めました。
その分ちょっと肌寒い知と言うか………。



▲昨日、わが家の今年初めて成った3本のアスパラを収穫して、煮浸しで食べました。
全然世話もしていないんですが、毎年こうして何本か収穫して食べています。
今年は寒さでなかなか出てこなかったのですが、いざ穂が出始めるとすくすくと伸び、数日も待たずにこれだけになりました。
あと何本ぐらい食べられるかな。
数本は大きく成長させてその緑を楽しみことにしています。

さて、一昨日近所のショッピンでセンターに行ってきましたが、ウイークデーということもあり、空いていました。

いつも、店内は空いていても、駐車場の空きスペースを見つけるのはなかなかなんですが、その日はスムーズの停められました。
ゴールデンウイーク前ということで、皆さん何となく買物を控えているんでしょうか。
それとも新学期が始まって子どもたちが学校に通いだしたので、消費意欲がいったん落ち着いたのでしょうか。

それはまあ推測の域でしかないことですが、そのショッピングセンターのメインショップであるスパーマーケットをのぞいたのですが、最近顕著なこととして、そこでもPB商品がけっこう幅を利かした展示をしていました。
セブン&アイとイオンに代表されるPB商品への力の投入に刺激されているのでしょうね。

このPB商品ですが、最初はいわゆるノーブランド商品ということで西友とダイエーで、日本の流通業では本格的に始められたのはもう皆さんは周知のことですが、それがいつの間にか、NBがPBというように置き換えられました。いつごろからでしょうか。

NBというとどちらかというとナショナルブランドの略語ということで、PBになったのでしょうか。
まあそんな些細なことは関係ないのですが、これも皆さんが周知のように、西友が開発したノーブランド商品群は「無印良品」というネーミングで一人歩きし、今ではナショナルブランド、いやインターナショナルブランドにまで成長しています。

「無印」というノーブランドを意味する言葉が、いつの間にか流通業界を席巻するブランドにまでなったということは、いかにも何か現在という社会を象徴している気がしてなりません。

というのは、今はブランド化しようと躍起になってマーケティングして商品を送り出してもなかなか難しいということです。
「無印良品」はその名の通り、生産するにあたって一貫した強いコンセプトが存在し、そのコンセプトにあわない商品は作らないという強い意志があったからこそ、今の感度の高い消費者に受け入れられたのですね。

自分たちはこういったいい商品しか作りませんというコンセプトを発信し、実際にも一番適当な価格で提供するということをやったから、ノーブランドというブランドが、こうして世界のブランドにまで成長したわけです。

しかし同じ頃に出したダイエーのPBはいったん消滅してしまいました(?)ね。
すみません、近くにダイエーの店舗が全然ないので、確認することができないままこれを書いていますので、もし間違っていたらごめんなさい。

小さなお店ではそういったことはできませんが、同じようなことはできますし、これからはそういったお店が繁盛していくだろうと考えています。

それはお店のコンセプトをきちんと整備し、それに沿った商品群を品揃えしてお客様に提供するということですね。
「安さ」をコンセプトにしてもいいんです。
そうしたら徹底的に安さを追及した仕入から販売までもやればいいです。
でも、それじゃいつか疲れてしまいませんか?

それよりも、あなたのお店の一番の強いところをコンセプトに、それだけに特化した商品群を品揃えしてお客様(顧客)に提供していけば、遠くからもあなたのお店のコンセプトにあったお客様が来てくれます。

そのコンセプトがあなたのお店のブランドになります。


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「時代においていかれたテーラーの復活」(その2)

2012-04-25 10:26:23 | 繁盛店物語(創作)
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「時代においていかれたテーラーの復活」(その2)


隣の市まで車で約1時間かかる。

本田はその道のりが嫌いではない。

市内を通り過ぎると、田園風景が続き、あるところでは、大きいショッピングセンターの傍を通るところもある。

本田が通る頃はまだ開店間際であり、ウイークデーでもあるので、道路もそれほど混まない。

道路をある程度走り慣れてくると、ある面白いことに気がついた。

それは同一企業が運営するガソリンスタンドでも、地域によって差があるということだ。

ガソリンスタンドの多くは、その日のガソリン価格を大きく表示している。

そして、同じ会社の経営による店がその沿線に3店舗ある。

その3店舗のガソリンの価格表示が、隣の市に近づくにつれ1円ずつ安くなるのだ。

さらに、隣の市内に位置する同じ経営のガソリンスタンドでは、まだそれよりも1円安い価格で営業している。

これほど地域差がよくわかる商売はないのじゃないかなと、その表示を見るたびに本田は思う。

それがその会社の経営方法なのだといってしまえばそれまでだが、本田はそのフレキシブルな対応には、他の商店の経営方法にも通じるところがないか、
一度検証しようと思っている。

それにしてもガソリンは高くなった。

大震災後その高価格をずっと維持したままだ。

いい加減に後20円ぐらいは安くなってもらわないと、車での移動費がかかるりすぎるのだ。



まあそれはさておき、話を元に戻そう。

大岡を訪ねたのは、この夏最初に猛暑日を記録した暑くてじめじめとした日だった。

エアコンは節電の指導通り28℃設定にしてある。

しかし部屋の中で作業していると、汗が出る。

そんな中を本田が訪ねた。

暑い日向からその店の中に入っても、いっこうに汗が引かない。

人一倍暑がりの本田の背中はもう汗で下着が濡れている。

そんな中、話を始めた。

「もうわたしも72歳で、年金ももらってるから引退すればと、妻や親戚、友達なんかから言われているが、まだ動ける限りは仕事をしていたいんですよ。せっかく技術を持ってるんだから、もったいないじゃないですか」

「確かに。せっかく持っているものを活かさないなんてねえ。もったいないとわたしも思いますよ」

その通りだ。本田も相づちを打った。

「でも技術を持ってるのに、その技術を活かせる仕事そのものがなくなってしまったんですよ。ほら青山とかアオキとか、ああいった量販店が出てきてから、今までうちで作ってくれていたお客さんが、ほとんどそういった店に行ってしまいましたからね。まあしょうがないと言えばしょうがないです。あちらの方が自分に合った服が簡単に着れて、簡単に買えるんですから。安いしね。あんな値段じゃ、うちだったらやらない方がいいぐらいですよ、赤字です。時代なんでしょうね」

「はい、それはそれで、そういったものを求める人たちが大勢いるということですから………」

「そういうことだよね。それでも会社の部長とか社長クラスだとやっぱりああいったところで服を買う人は少ないですから、そういったお客さんはまだまだうちをひいきにしていてくれたんですが、それもほらやはり現役のうちですから。会社を辞めるともうそれほどあつらえた服なんて必要なくなるしね」

「そうなんですよね。お客様も一緒に年を取るということ、ですね」

「結局一緒に年を取っていくものだから、お客様もどんどんいなくなっていった、というわけです」

「しょうがないですよね。それにその下の年代のお客様ということになれば、スーツや背広はアオキや青山のものでいいという、あまり服装に関心のない人ならそれで十分だと感じますし、ファッションに興味のある人は、好きなブランドを選んで、そのブランドの服か、ひとつのスタイルを好んで着ますからね。わたしなんかも、オーダーじゃなくて、トラッド一筋ですから、着るブランドが決まっていますから」

「そうでしょう。もうわたしのようなテーラーはそれほど必要とはされていないんですよ、実際のところ」

「一般的にいえばその通りでしょうね。でもテーラー専門で立派に店を広げている方も実際にいますよ。その方はお客様の対象を一般の方にはしないで、
必要なお客様を選んで結構やられていますよ」

「どういったお客様を?」

「それは………」



                                つづく



<3>へつづく。
(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)

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“ひらがなマジック”もしくは“カタカナマジック”

2012-04-25 10:02:15 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日は大分で真夏日になったそうな。
ふ~ん、てな感じです。
私の仕事部屋は北東に位置しているので、今時分が一番爽快かも知れないですね。
シャツの上にコットンのカーディガンを羽織っていてちょうどいい気候ですね。
今日も昨日同様暖かく、というよりも暑くなりそうです。
朝掃除をしていると汗ばみます。
そんな季節なんですね。
つい一昨日はストーブをまた点けようか、なんて思っていたのに。

私の部屋の配置は、CPの乗っているデスクは東向きで、左側とCPの右横の方に2連のそれぞれ窓がついています。
書き物用のデスクは後ろにあります。IKEAで買ってきました。

書き物をするときや考えごとをするときは、椅子を回転させて後ろの机に向きます。
その書き物用の机の右を向くと、停めてあるわが愛車とその向うの桜並木を越して榛名山が見えます。

今のところこの土地は、以前自分たちの家があった土地で、今は市役所の持ち物です。
更地で、近所の人たちや工事関係者がめいめいに車を停めたりしています。

このままずっと更地のままなら、この景色が保たれるのですが、数年後区画整理が終わった段階で売りに出されます。
自分勝手ですが、そのままこの土地が誰にも売れずにそのまま市役所の土地で、更地のままだったらいいのに、なんて。

この景色を保つために、もし売り出されたら、自分で購入することも考えたりしますが、予算もそれほどないし、現実的じゃないですね。


さて今日の話題は? と。
今日はある言葉です。

自分はずっと言葉を紡ぐことを生業にしてきましたので、けっこう様々な言葉に対して思い入れがあります。
その中で最近よく使われる言葉に「こだわり」という言葉があります。

私はその「こだわり」という言葉はあまり好きじゃありませんでした。

このところ、というか、いつの間にか、いい意味での「こだわり」という言葉が一人歩きしているようで、そっちの方の意味が今やメジャーになりつつあります。いやもうなっているか。

“うじうじ、じくじく”と、いつまでも自分の小さな、つまらないことに必要以上に気にするというような意味が本当でしたが、最近では「こだわりの味」とか「技術にこだわる」とか、妥協しないでとことん追求する(大辞泉より)というような性質の言葉として定着していますね。

あなたはいかがですか。
こだわり、拘泥と漢字では書きますね。
漢字で書くと、何となくいい感じ(シャレじゃないですよ)がしないでしょ?
だからひらがなで使われていますね。

そうか!
漢字で書くと何となくいやなとか、ネガティブな言葉でも、ひらがなとかカタカナにして肯定的にわざと使ってみるといいんですね。
そうすることでまったく感じの違った言葉に変わってしまう、ということもあり得るわけですね。
“ひらがなマジック”もしくは“カタカナマジック”と言えますね。

お店のPOPやチラシのキャッチにしてもまさにその通りで、わざと使ってみると、案外いい感じになることもありますね。

自分でいやであまり使いたくない言葉なんだけど、どうしても使わなくてはならないような時は、一度そのようにしてみてはいかがでしょうか。
自分でもこれからやってみよう。

さあ今日もがんばろう!

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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格安ツアーで心に残るのは?

2012-04-24 09:53:28 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

やっと晴れましたね。
晴れたら晴れたで、けっこう暑くなるようです。
予報では夏日になるようです。
昨夜は昨夜で、ストーブを点けるか点けないか迷うほどの冷たさで、今日はまた半袖シャツにするかしないかと、身体がついていかないみたいです。

今月から関東経済産業局中小企業支援ネットワーク強化事業の派遣専門家に登録させていただきました。
何とも長~い名称ですが、まあしょうがないところです。
また違った面で皆様の支援ができるかと思います。
よろしくお願いします。


さてと、今日の話題は?

今日はもう4月も24日で、テレビなどでは「まだ大丈夫 ゴールデンウイークの穴場」などというコーナーがワイドショーをにぎわしています。

今年の目玉はなんといっても東京スカイツリーでしょう。
ゴールデンウイークにはまだオープンしていませんが、それでも外から眺めることはできますので、それを目当てにした東京巡りが主役のようですね。

こういった時に最近では必ず紹介されるのが、格安バスツアーですね。盛りだくさんの内容でビックリするような値段。
当事者の方のコスト管理はたいへんでしょうね。

それで得るものといえば、安さ感だけだったら、苦労した甲斐がありません。
でも、たいていツアー客の心に残るのは“うまさ”と“安さ”だけではないでしょうか。
それでも旅行企画会社の要請に応えなければならないのでしょうか。

それよりも地味な努力ですが、自店らしい販促方法で、お客様の心に残る接客に精進する方がいいとは思うんですが、やはりまずはお客様に来ていただかないと始まらないということで、どうしても企画に乗ってしまうんでしょうね。

でも、それではいつまで経っても他人(他社・代理店)頼みのおんぶ商法でしかないんです。
あなたの店にはあなたの店らしい独自の接客方法、歓待の方法があるはずなんです。
それに磨きをかけていけば、他人頼みの集客に頼らなくてもいいのに、と思います。

「そんなことは分かってるよ、お前になんかに言われなくても!」という怒声が聞こえてきそうです。
分かってるならどうしてしないんでしょうね。
先を見ると、その方が結局良かったということになると思いますが。

格安ツアーに一度乗ってしまうと、なかなか元には戻れませんよ。
消費者はそりゃあ喜びますが、ただそれだけです。
その歓びは、ただ得をしたという歓びだけです。
その歓びの心の中には、あなたの店の良さが残るでしょうか?
疑問です。

ただ疲れてしまうだけのような気がしますがねえ。
戦い終えて、残ったものは荒廃した荒れ野(店内)のみ………、にならなければめっけもんですが。

すみません。愚痴ってしまいましたね。


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空想商店街 「復活弁当」(4)

2012-04-23 11:06:18 | 空想商店街
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


  満天通り商店街は、わたしの頭の中にある空想商店街である。
  今日も今日とて、ある商店の1日が始まっている………。
  もちろんどこの商店街とも似通ったような、
  今やどこにでもある地方のシャッター通りである。
  このシャッター通り商店街が、わたしの頭の中でどのように変わっていくのか、
  わたしにも皆目見当がつかない。
  さてさてどんなことになるやら。
  もしかしたら、商店街がなくなってしまうかもしれない。
  そんなことが起こらないように頑張っていかなくては。
  それでは今日もどうぞ。



空想商店街 「復活弁当」(4)

「ほらお年寄りの話しね。役所から言われてるの。毎日お弁当を頼まれていない人も、一応見回ってくれないかって。そういったボランティアもやってるのよ。みんな仲間だからね」

「なるほどね」

「あ、ところでさ、あんた名前と住所、それに電話番号、いいかな書いてもらって。一応ね、ほら顧客リストって言うの? あれ作らなくちゃならないのよ。ほらそうすると毎日作る数がつかめるし、ロスも少なくなるのよ。それに、なんかさあイベントするときなんか、お知らせしたりしたいから」

そういって喜久代さんは用紙とペンをサラリーマンに渡した。

サラリーマンが各項目に書き込んでいく。

「ふ~ん、林颯太さんねえ、いい名前ねえ。え、けっこうここから遠いじゃないの? なんでここまで来てくれたの、わざわざ?」

「実は、ですねえ。喋っちゃっていいのかなあ………」

「え、なんなの?」

「あのう、ですねえ。ぼく、実は本田さんに頼まれたんです。この商店街に新しくこういうお弁当屋さんができたから、ちょっと様子を見に行ってくれって。まあ言ってみれば偵察、というか、そういうことなんです」

「なあんだ、本田さんも嫌みな人ねえ。自分で確かめにくればいいじゃないの、ねえ」と喜久代さんは奥の厨房の方に向き直り、みんなの同意を求めた。

何だか形勢が悪い方向に向きかけたので、サラリーマン林颯太は、慌てた。

どうしよう、言っちゃった。

本田さんにも怒られる。

「じゃああんた、名前なんて言うの?って、さっき書いてもらったよね? ええと、あ、林君、だ。林君、本田さんに言っときなさい。美人ばっかりのお弁当屋さんで、ぼくもいっぺんにファンにになっちゃいました、って。いい?」

「あ、はい。きっとそうします!」

林颯太は喜久代さんに最敬礼した。

「きっとよ! じゃないとあんたただじゃおかないからね! 私らこけにしたら、そりゃ恐いわよ~、ねえ?」

喜久代さんは奥に向かって相づちを求めた。もちろん全員がわざと睨みながら、頷いた。

「分かりました!」

林颯太は、そそくさとお弁当を手にして、走っていった。

その後ろから喜久代さんたちの大きな笑い声が追いかけていった。




                               つづく



<5>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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アルバイトだって、会社の代表

2012-04-23 09:54:03 | 接客
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝から、というよりも昨日の午後から雨が続いています。
気温も低く、冷たさが勝っています。
昨夜は久しぶりに、石油ストーブなんか点けてしまいました。


さて、昨日は雨の中、食料品の買い出しで大きなスーパーに行ってきました。
ワンフロアに食料品と日用雑貨、そして衣料品や靴まで揃った、まあGMSの小型版というような感じです。

義母が今寝たきりで、わたしの奥さんの姉の家で介護を受けています。
その母親にパジャマを、母の日に贈りたいという奥さんの意向もあって、そのスーパーでもいいものがあればということで、食料品をカートに積み込んだまま衣料品のフロアに行きました。

そしてけっこう様になるいいものを見つけたので、一緒にレジで精算をしてもらったのですが、そのレジ係というのが高校生ぐらいの男子で、一品一品POSに手でバーコードを読ませていくスピードが遅くてイライラしたのですが、こちらが食品の傍に洗濯洗剤も入れてあったのですが、それを無造作に食品の上に置いたのにはビックリしました。

さらにそのパジャマも、さすがにそのまま食品の上にはおかずに、別に衣料品用のビニール袋に入れたのですが、そのたたみ方が無造作で、自分が起きがけのパジャマを丸めるような感じで、袋に入れたのです。

なんだこいつは! と思いましたが、悪いのは彼じゃなくて、それを教える人が悪いわけですね。
(まあその人の資質にも問題はあると思いますが、それを正すのも会社側の人間の役割ですね)

きちんとレジ係ならレジ係用の教育をしてから、お客様の前に出すべきなんですが、おざなりにレクチャーしてすぐにレジを担当させているような感じを受けました。

教育システムがなっていないわけです。
たかがアルバイトだからという店側の考え方がそのまま出た対応ですね。
たかがアルバイトだといっても、対するお客様には関係ないことです。

お客様にとっては、たまたま相手になったその人が、店の代表になるわけです。

店側の、まだ新人だからという甘えがありますが、お客様の前に一人で出すということは、他の全ての従業員と同じサービスをしなければならないはずです。
その人だけサービスがおざなりというのでは、お客様のことを全然考えていないというのと同じことです。
結局お客様のことをしっかりと考えていない店側、そして会社側の論理が優先された、なっていない対応ということですね。

この会社、最近では実態の伴っていないような、かっこいいテレビCMまで放送し始めていますが、もっと他にまずやるべきとこがたくさんあるんじゃないですか?
そうでないと、いつまでも安さだけが売り物の二流の流通業でしかないということですね。
がんばってくださいよ。


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トイレ掃除で気づくこと

2012-04-22 09:43:19 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝も朝から曇っています。
これで3日続きの曇天ですね。
雨が降らないかわりにお天道様も顔を見せない。
菜種梅雨でしょうか。


さて、私は起業してからいろいろなビジネス書を読むようになり、その中でほとんどの経営者の方が言うことは、社内をきれいにするということですね。
特にトイレを。

私もそれに触発されて、幸いにも起業前後に家を仕方なく(区画整理があったので)新築したので、トイレを毎日ではありませんが、隔日に掃除をしています。
トイレ掃除をすると、事業がどんどんうまく行くなんていう本もありましたので………。

それを真に受けたわけではありませんが、自分もやってみようと。
それからもう数年。

トイレ掃除は続いていて、それにプラス、廊下や2階フロアの拭き掃除もやるようになりました。
ちょっとした汚れが目に入ると、体の調子によってですが、つい手を出して、その汚れを取ってしまうと、すぐ傍の汚れも気になりだし、それがフロア全体にいつの間にか広がっていくわけです。

それによって自分は変わったでしょうか?
いえ全然変わりません。

でもひとつ言えることは、トイレには気分良く入れるということです。
気分よく排泄すると、次の食事もうまくなります。

出かけた先でのコンサルもスムーズの行くことが多いですね。


どの店でも、店に入ってトイレを借りると、その店の状況が手に取るように分かります、と言ったのは、私が懇意にしていただいているある社長の弁ですが、自分でもそれはだいたい分かるようになりました。

トイレが汚い店は繁盛していないところが多いということです。

店内をきれいにしている店は、やはりトイレもきれいにしているところがだいたいですが、その逆もまた真なりというところがあります。
トイレが汚い店は店内の掃除もおざなりなんですね。

ぱっと見きれいでも、隅々にちょっと目をやると、汚れがこびりついているんですね。
中には、店内の見た目が古くて、もう汚れが拭いても取れないような店で、トイレだけがきれいな店があります。
そんな店はけっこう繁盛しているんですね。

その店の経営状態を診るには、トイレの掃除具合をまず見てみてください。
それでだいたい分かります。

ということは、店の立場から言うと、トイレだけはきれいにしておきましょうということでもあります。


うちの奥さんが数日前美容院に行ってきました。
もうずいぶんとなじみにしている店です。

最近その店は店員さんが数人入れ替わり、自分の担当も新しい人になったというんですが、その店員さんのシャンプーが気に入らないとぶつぶつわたしに言うんですね。

痛いそうなんです。加減が判らないらしいんですね、まだ。
で、まあそれはそれとして、最近トイレが汚くなったということです。
特に前回は汚かったというんですね。

だれてきているんでしょうか。
この店の行く末は………?


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オトナの○○○

2012-04-21 09:27:23 | 商店街の再生
こんにちは。
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今朝も朝から曇っています。
西日本ではこれからゆっくりと雨になるということ。
こちらでも夜には雨かな。
この雨が去ると、初夏のような気候になるようです。
でも今朝も朝からちょっとばかり冷たく、トレーナーでは肌寒い。



さて、先日のこのブログでは、大手流通も店づくりを団塊の世代向けにシフトしてきているということを書きました。
今日はその続きのような話です。

以前このブログの、創作「繁盛店物語」にも書いたと思うんですが、それについてまた同じことですが、書いてみたいと思います。
それは「オトナの学習塾」というものです。

今進学塾は花盛りですが、少子化に伴ってどんどん淘汰されていくのは目に見えています。
いえ、実際そういう傾向がすでに現れてきていて、近所にあった学習塾も2、3なくなっています。
これからはそういった傾向に拍車がかかります。

そんな塾はこれからいったいどこへ向かえばいいのか。
ひとつは、たったひとつの得意科目に特化するというが考えられます。

「当塾は東大を目指す人のための塾です」といった一点突破を目指すための塾とか、教科英語なら英語、数学なら数学に絞った英才塾とか、そういった傾向も考えられますね。

それとは別に、市場を他に求めてみたらどうやろかというのんが、今回の趣旨ですねん(あれ関西弁なってしもた)。
いや、自分で新しい市場を開拓するというのんが正解やな。


(元に戻って)塾というハードはすでにあるし、テキストもあるとなったら、それをそっくり利用することで、大人になってから本当に学習意欲がわいたーーー学習意欲は、はっきり言って大人になってから湧くというのが、わたし自身の思いですね。今になってこそ、もっと勉強しておけば良かったという忸怩たる思いが出てきています)ーーーオトナたちにテキストを使って実際に学習してもらうための塾です。

実用でない分、リタイアした人たちの格好の学び場兼遊び場、そして集う場所として、ぴったりではないだろうかと思います。

子ども時代のように無理やりではなく、自分で思い立ってもう一度学ぶ場ですから、面白いと思います。
勉強ってこんなに面白かったのかときっと思うと思うんですが。

単元ごとに模擬試験なんかをやってみたら面白いし、修学旅行もあったりなんかすると、それはそれでまた面白いな、と。

また学校のテキストでなくても、大人になれば様々な学ぶものがあると思います。
言ってみれば社会大学のようなものですか、そういった機会を、既存の大学に通うとなると、腰も重くなりますが、近所の塾でそういった社会学を学ぶというのも、これまた面白いなという気がします。

どなたかやってみませんかね。
お手伝いしますよ。



さあ今日もがんばろう! 曇って気分は鬱だけど。

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学習塾の生徒争奪戦

2012-04-20 09:25:26 | 販売促進コンサルタントの日記
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朝から曇っています。
気温も、昨日に比べたら下がっています。ちょっと肌寒く、ウールのセーターがまた欲しくなりました。


今、学習塾も大手と個人塾が入り乱れて、少子化でどんどん少なくなってきている生徒の獲得にしのぎを削っています。
今年の新入生を狙って近隣の学習塾がチラシを、それぞれ工夫を凝らした内容でたくさんのチラシが、2月頃から最近まで続いて新聞に折り込まれてきています。

その中で顕著な傾向なのが、今や生徒を幼稚園児から小学生をターゲットとして、早くから生徒を自塾に触れさせ、高校卒業まで丸囲いしておきたいという意向がますます盛んになってきているようです。

考えてみればどの学習塾も狙いは同じなわけです。というよりも市場が同一なんですね。
でも同じ市場だという中でも、それぞれ本当のところは違うと思うんです。

まず一番は、最初から優等生に来てほしいという意図が明白な、名門校狙い。
次に、普通学力の生徒を有名校に入れますという自信型。
そして、劣等生をとことん鍛えますという熱血タイプ。

ざっとわけてもそれぐらいの分け方ができますが、どのチラシを見ても、中途半端で、自分たちはどんな生徒に来てほしいのかということを表明していないのが多いですね。
だから生徒が集まらないで、チラシを出しても最近はあまり効果がないという嘆きになるのではないでしょうか。

自分たちはこういう生徒に来てもらいたいとはっきりと対象を絞り、それに向けたカリキュラムを徹底することで、市場を限定して集めることができるのに。そう思うようなチラシばかりです。

そんなチラシだから、名前のある有名塾、大手の塾に負けてしまうわけですね。
同じことをしていたら大手にはほとんどかなわないのがこの世の常です。
小売業を見てみれば一目瞭然です、そんなことは。

学習塾だってサービス業です。だから小売業と一緒なんです。そのところがまだ分からない経営者が多いですね。

次いでだからもう少し言うと、学習塾を決めるのに一番力というか決定権を持っているのは奥さんです。その奥さんは、チラシを見て決めるのではなく、塾の評判を聞いて決めるのが圧倒的です。
わたしの奥さんだって娘野宿を決めるのに、評判で決めましたから。チラシなんて全然見ていませんでした。
なのに、どの塾も必ずと言っていいほどチラシを放り込んで、闇雲に生徒を集めるだけです。

奥さんたちはその評判はじゃあどこから仕入れてくるのか。
それこそ口コミですよね。

口コミの力がすごいと感じさせられのは、特にこの学習塾の決定によく現れています。
もちろん塾の経営者の皆さんはこの口コミが大事だということはとっくにご存知のことでしょうが、それではいったいどのように口コミ、それもいい方の評判を広めていけばいいのかということは、それこそ口コミまかせにしているだけで、口コミに対して全然手を打つことをしていないように感じます。

それこそ片手落ちです。
いや、塾の評判をあげるのはやはり有名校に生徒を入れることだから、という答えが返ってくると予想しますが、いやいやそれだけじゃ不足なんですね。
もちろんそれが一番のいい口コミの元にはなるんですが、いい評判の口コミを後押しすることが必要でそれが大事なんですね。
それはいったいどんなことでしょうね。
その答は?
まずは必死になって、真剣に考えましょうよ。

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商店街で井戸端会議

2012-04-19 08:49:58 | 商店街の再生
こんにちは。
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朝から曇っているような晴れているような、いかにも桜散る頃の春というような典型的な天候。
けっこう暖かく、シャツ1枚でも寒くないという気温。
これからゆっくりと近づいてくる低気圧で、天候は雨に近づいていくようです。



ある日、住まいの密集した街中を歩いていたら、ふとした光景が目に入りました。
中年女性たちの、あたりを気にしない大声の、いわゆる“井戸端会議”です。

最近なかなかお目にかかることがなかったので、ちょっと気になっていたら、こんなことを思い着きました。
「夢物語さ」と一笑に付さないで、真剣に考えてみても面白いんじゃないかなと思いますので、書いてみますね。

それはシャッター通り商店街のど真ん中に井戸を掘ってみたらどうかなって、ことです。
井戸を掘ったら、そこを本当に“井戸端会議”できる場所にしてしまうんです。

なんでもいいんですが、その日その日でテーマを決めて、そのテーマについてひと言言いたい人たちが集まって、てんでにお喋りさせるんです。
そうして人が集まる場所にするということです。
それぐらいに荒療治でもしないと、今の商店街なんて、人が寄ってきやしないから。

井戸端を作れば、何かと話題にもなるし、子どもは子どもで、水遊びが大好きですから、自然とお母さんも集まってくる。
人が集まるためのひとつの装置として「井戸」というのはとてもいいかもしれない。
どうでしょう。

あの手押しポンプを設置してもいいし、つるべを置いてもいいな。
どんどんと空想が広がっていきそうです。

あさがおに つるべとられて もらいみず

風流な俳句で、今日はおしまい。


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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藤田販促計画事務所

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