こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
このカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信はランダムです)
それでは第2回目です。
2.コピーライターに必要な資質
コピーライターには、今日からでもなれます。あなたが日本人で、日本の広告のコピーライターになりたければ、日本語を話せて、書ければ、今すぐにでも名乗れます。英語の方が得意なら、英語圏のコピーライターにだってなれます。
でも、いいコピーライターには、それなりのコピー心を持っている人でないと、なれません。
今回は、いいコピーを書きたい、作りたい人は、どんな資質を持っているといいコピーライターになれるのか、を話しましょう。
それでは、いきましょう。
次にあげる項目で、あなたが持っている資質は?
1.趣味が多い。
2.ショッピングが好き。
3.旅行が好き。
4.読書は好きで偏っていない。
5.ちょっとオタクの気がある。
6.テレビをよく見る。
7.映画が好き。
8.どんなジャンルの雑誌も見る。
9.もちろん、コミックも大好き。
10.ラジオをよく聞く。
11.どこかみんなと視点がちがっている。
12.他人に興味はある。
13.スケベである。
14.何ごとにもどん欲である。
15.収集癖がある。
などなど、いろいろな気質をあげましたが、上記をひとつに集約できる言葉があります。
それは『好奇心』です。
『好奇心』
『好奇心』
『好奇心』
何はなくても『好奇心』です。
『好奇心』は、コピーライターに限らず、デザイナーも、いろいろな技術者も、創造力が必要な職業人が持っていて損ではない資質です。いえ、必ず持っていないといけない資質です。最低限必要な条件といっても過言ではありません。
それでは、好奇心がないと、いいコピーライターにはなれないのか。
いや、そんなことはありません。
上にあげた15の資質の中で、できるだけ多く持っていた方が勝ちだということです。好きなことはとことん好きになり、さらにひとつでも多く、好奇心をいつも持っていることが大切なんです。
毎日の生活の中で、目についたことを記憶にとどめるだけではなく、メモをしておく。メモの仕方は、自分が判るようにしておけばいい。例えば毎日(毎日新聞ではなくて)新聞を読むとする。まず見るところは、自分の興味のあるところ。まずそこで気づいたこと、あっ、これいいな、と思ったら、切り抜くか、自分の気に入ったところだけメモしておく。
さらにもう一ヶ所、今まであまり興味のなかったところもちょっと読んでみる。不思議と“へえ~”がある。そんな“へえ~”の積み重ねが、後になって生きてきます。それも、メモしよう。
新聞みたいに硬いのは嫌だなあ、という人。コミックだっていい。ただ漫然と見るのじゃなくて、気に入ったところはとことん覚える、メモする。その、何が良かったのか。セリフか、動作か、ちょっとした遊びか。きっと役に立つと思います。
また電車通勤している人なら、居眠りばかりしていないで、本を読みましょう。ハウツーものとか、ビジネスものというよりも、小説を読みましょう。歴史小説でも面白いし、もちろん恋愛小説もいい。春秋戦国時代の中国を舞台にした物語でもいい、またハードボイルドもいい。とにかく、自分の好きなジャンルの小説を読むことをすすめます。自分以外の人が、文章をどのように書いているのか、をできるだけたくさん読むことによって、いろいろなものの考え方が身についてくるというわけです。どんどん読みとばしていきましょう。できるだけ多くの文章を読む。それも訓練のひとつになります。
また、読書ばかりでは眠くもなるでしょう。もうひとつ遊びです。電車が発車して次の駅に着くまでの間に目についた看板なり、どこかの企業なりのキャッチやスローガンを面白く考えてみる。最低いくつ作るかあらかじめ決めて、チャレンジする。遊びですから、できるだけ突飛なキャッチを考える。それもいい経験になります。
ちなみに、私がコピーライターの面接をしていたときに、必ず最初に聞くことがありました。
それは、『今、どんな本、読んでる?』です。
その答えによって、僕への第一印象が決まります。
『俺は、(もしくは)私は、(または)うちは、車通勤だ、本は読めない。』
いいえ、そういう人は昼休みでもいい、食事の後の30分、毎日読んでいれば、それだけポケットの中身が増えていきます。そして車に乗っているときは、ラジオを聞きましょう。国営放送より、もちろん民放の方を聞きましょう。それはもちろん、ラジオCMもあるからですが、パーソナリティのおしゃべりやゲストのトークが、コピーライティングにうんと役立つんです。ときどき入るニュースも、自分のポケットの容量を増やしてくれます。音楽番組よりもバラエティの方が役に立ちます。
さて、とにかく浅くてもいいから、知識をどん欲に吸収しましょう。自分の好きなこと、気に入ることをどんどん増やしていく。そう、自分の心の中のポケットをどんどん増やしていくこと。いくら大きなポケットだって、詰め込んでいけば、いつかいっぱいになってしまう。だから、数多くのポケットを持っていた方が勝ちです。そんなに大きくなくてもいいから、とにかく数多くのポケットを持つようにしましょう。
資質の話がいつの間にか、勉強の話になってしまいました。でも、いろいろな知識をできるだけ多く吸収して、自分のものにするという資質が必須だということなんです、言いたかったことは。ね。
最後にもうひとつ。いいコピーライターにとって、いちばん重要な資質。
それは、それはもちろん
『日本語が好きか』です。
『日本語が、大好きか』
日本語が話せて、さらに好きなら…………まあ、普通よりはいいコピーライターになれるでしょう。
がんばろう。
<3>へつづく。
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日も素晴らしい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
下記のメルマガ「売れるキャッチコピーを作ろう」をぜひお読みください。
売れるキャッチコピーを作ろう
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それでは第2回目です。
2.コピーライターに必要な資質
コピーライターには、今日からでもなれます。あなたが日本人で、日本の広告のコピーライターになりたければ、日本語を話せて、書ければ、今すぐにでも名乗れます。英語の方が得意なら、英語圏のコピーライターにだってなれます。
でも、いいコピーライターには、それなりのコピー心を持っている人でないと、なれません。
今回は、いいコピーを書きたい、作りたい人は、どんな資質を持っているといいコピーライターになれるのか、を話しましょう。
それでは、いきましょう。
次にあげる項目で、あなたが持っている資質は?
1.趣味が多い。
2.ショッピングが好き。
3.旅行が好き。
4.読書は好きで偏っていない。
5.ちょっとオタクの気がある。
6.テレビをよく見る。
7.映画が好き。
8.どんなジャンルの雑誌も見る。
9.もちろん、コミックも大好き。
10.ラジオをよく聞く。
11.どこかみんなと視点がちがっている。
12.他人に興味はある。
13.スケベである。
14.何ごとにもどん欲である。
15.収集癖がある。
などなど、いろいろな気質をあげましたが、上記をひとつに集約できる言葉があります。
それは『好奇心』です。
『好奇心』
『好奇心』
『好奇心』
何はなくても『好奇心』です。
『好奇心』は、コピーライターに限らず、デザイナーも、いろいろな技術者も、創造力が必要な職業人が持っていて損ではない資質です。いえ、必ず持っていないといけない資質です。最低限必要な条件といっても過言ではありません。
それでは、好奇心がないと、いいコピーライターにはなれないのか。
いや、そんなことはありません。
上にあげた15の資質の中で、できるだけ多く持っていた方が勝ちだということです。好きなことはとことん好きになり、さらにひとつでも多く、好奇心をいつも持っていることが大切なんです。
毎日の生活の中で、目についたことを記憶にとどめるだけではなく、メモをしておく。メモの仕方は、自分が判るようにしておけばいい。例えば毎日(毎日新聞ではなくて)新聞を読むとする。まず見るところは、自分の興味のあるところ。まずそこで気づいたこと、あっ、これいいな、と思ったら、切り抜くか、自分の気に入ったところだけメモしておく。
さらにもう一ヶ所、今まであまり興味のなかったところもちょっと読んでみる。不思議と“へえ~”がある。そんな“へえ~”の積み重ねが、後になって生きてきます。それも、メモしよう。
新聞みたいに硬いのは嫌だなあ、という人。コミックだっていい。ただ漫然と見るのじゃなくて、気に入ったところはとことん覚える、メモする。その、何が良かったのか。セリフか、動作か、ちょっとした遊びか。きっと役に立つと思います。
また電車通勤している人なら、居眠りばかりしていないで、本を読みましょう。ハウツーものとか、ビジネスものというよりも、小説を読みましょう。歴史小説でも面白いし、もちろん恋愛小説もいい。春秋戦国時代の中国を舞台にした物語でもいい、またハードボイルドもいい。とにかく、自分の好きなジャンルの小説を読むことをすすめます。自分以外の人が、文章をどのように書いているのか、をできるだけたくさん読むことによって、いろいろなものの考え方が身についてくるというわけです。どんどん読みとばしていきましょう。できるだけ多くの文章を読む。それも訓練のひとつになります。
また、読書ばかりでは眠くもなるでしょう。もうひとつ遊びです。電車が発車して次の駅に着くまでの間に目についた看板なり、どこかの企業なりのキャッチやスローガンを面白く考えてみる。最低いくつ作るかあらかじめ決めて、チャレンジする。遊びですから、できるだけ突飛なキャッチを考える。それもいい経験になります。
ちなみに、私がコピーライターの面接をしていたときに、必ず最初に聞くことがありました。
それは、『今、どんな本、読んでる?』です。
その答えによって、僕への第一印象が決まります。
『俺は、(もしくは)私は、(または)うちは、車通勤だ、本は読めない。』
いいえ、そういう人は昼休みでもいい、食事の後の30分、毎日読んでいれば、それだけポケットの中身が増えていきます。そして車に乗っているときは、ラジオを聞きましょう。国営放送より、もちろん民放の方を聞きましょう。それはもちろん、ラジオCMもあるからですが、パーソナリティのおしゃべりやゲストのトークが、コピーライティングにうんと役立つんです。ときどき入るニュースも、自分のポケットの容量を増やしてくれます。音楽番組よりもバラエティの方が役に立ちます。
さて、とにかく浅くてもいいから、知識をどん欲に吸収しましょう。自分の好きなこと、気に入ることをどんどん増やしていく。そう、自分の心の中のポケットをどんどん増やしていくこと。いくら大きなポケットだって、詰め込んでいけば、いつかいっぱいになってしまう。だから、数多くのポケットを持っていた方が勝ちです。そんなに大きくなくてもいいから、とにかく数多くのポケットを持つようにしましょう。
資質の話がいつの間にか、勉強の話になってしまいました。でも、いろいろな知識をできるだけ多く吸収して、自分のものにするという資質が必須だということなんです、言いたかったことは。ね。
最後にもうひとつ。いいコピーライターにとって、いちばん重要な資質。
それは、それはもちろん
『日本語が好きか』です。
『日本語が、大好きか』
日本語が話せて、さらに好きなら…………まあ、普通よりはいいコピーライターになれるでしょう。
がんばろう。
<3>へつづく。
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日も素晴らしい一日でありますように。
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