12) 抗腫瘍免疫を高める漢方治療

がんの漢方治療の最大の目的は、通常治療やがんの進行によって低下した免疫力を回復させることにあります。体の正常な機能を阻害する要因を除去し、足りない部分を補うために必要な生薬の組み合わせを考えることが漢方治療の基本です。補中益気湯などの補剤にはマクロファージの活性化、リンパ球数の増加、NK細胞活性化などの免疫増強作用が報告されています。このような作用は補中益気湯がTh1細胞を活性化することで説明されています。 . . . 本文を読む
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