401)医薬品の再開発と適応外使用(その2):メベンダゾール。

図:寄生虫治療に使われるメベンダゾールはチュブリン・タンパク質に結合して微小管の重合を阻害する作用によって駆虫作用を示す。微小管重合阻害剤は抗がん剤としても使用されており、実際にメベンダゾールががん細胞の細胞分裂を阻害する作用により抗腫瘍効果を発揮することが動物実験や臨床例で確認されている。さらに血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の受容体(VEGFR-2)の活性化を阻害して血管新生を阻害する作用も報 . . . 本文を読む
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