406)ケモカイン受容体CXCR4の阻害をターゲットにしたがん治療(その1)

図:ケモカイン受容体CXCR4はGタンパク質に共役した7回膜貫通型の受容体で、これにケモカインCXCL12が結合することによって細胞内のシグナル伝達系が活性化されて、細胞の移動や増殖が亢進する。多くのがん細胞においてCXCR4が過剰に発現していることが明らかになっており、これが転移や増殖を促進している。ミルクシスル(マリアアザミ)の種子に含まれサプリメントとして利用されているシリビニンにCXCR4 . . . 本文を読む
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