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664)がんのアルカリ療法(その1):プロトンポンプ阻害剤+ジクロロ酢酸ナトリウム

図:がん細胞内では解糖系が亢進して乳酸と水素イオン(プロトン)の産生が亢進している(①)。がん細胞内での酸性化を回避するため、液胞型プロトンATPアーゼ(V-ATPase)などのイオンポンプやトランスポーターなどを使って、プロトン(H+)を細胞外に排出している(②)。その結果、がん組織が酸性化する(③)。がん組織の酸性化はがん細胞の浸潤・転移を促進し、血管新生を誘導し、抗がん剤の効き目を弱め、免疫 . . . 本文を読む
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