「“山たづの”とあるが、ナニカ シットンカ???」 という御忠告を、又、承りました。
私の持っている福永武彦訳の古事記によると「山多豆<ヤマタヅ>」というのは、今の造木<ミヤツコキ>で、「にわとこの木」の事だと、説明があります。
そのようなご指摘をいただきまして、かの本居宣長はと思い、図書館で調べてまいりました。すると、彼の説は、福永氏より違って、
“夜麻多豆能”は「山釿之なるべし迎の枕詞なり」とあります。「釿<テオノ>」は「まさかり」で、木を伐る時に、その刃を自分の方に向かって使うものだから「迎え」の枕詞になったのだと説明しております。
この本居宣長の説と違って、「にわとこの木」と福永氏が説明しているのには何かいわくがありそうですがその辺りのことはよく分かりません???
なお、ネットでは、この「山釿」は「ちょうな」のことで、柱などを削る時に使う大工道具(刃物)だと説明がしてありました。
またまた、変な方向へと進んでいきましたが、お許しを!!!!!