その津時の神様の持つ、近代の最新の科学をも超越した技術によって、お題穴牟遅神は再生されます。それは母の持つ超エネルギーであったのかもしれませんが??兎に角にもアホクニは再生されます。それを
“成麗壮夫而出遊行<ウルワシキ オトコニナリテ イデアルキユク>”
です。颯爽と、再び、何事も無かったかの如くに八十神達を追いかけて歩き行くのです。しかも、その姿は以前のオホクニではなく、凛々しい人が見上げるほどのたくましい男性神に変身してです。それが“麗”であり”壮”です。そうすると、八十の兄弟神も「あっと驚く・・・」になったことには間違いありません。そのような威風堂々とした姿形になった弟神に、もうこれ以上、自分たちの召使神として使う事が出来なくなってしまったのです。うかうかしていると、それまでの数々の酷使に対して反発があり自分たちの立場と逆転してしまうかもしれません、ここでも、兄たちは「邪魔者は殺せ}の話し合いになります。