「そげえなこたあ どうでも えんじゃ・・・」
と叱られそうですが、ここで又又、問題が出てきます。それはイスケヨリヒメをタギシミミノミコトが
“娶”
と、古事記には書いてあり、それを<タハク>と宣長が読んでおることです。
この「娶」という字は、古事記には、他でも多くの所で見え、<メシテ><ミアウ>などと読んでいます。では、ここでは、どうして<メシテ>などではなく、特別に<タハク>と読むかに付いて、宣長は次の様な色々な事例から説明をしております。どうお思いでしょうか???
「ヨリヒメが、“患苦而<ウレイクルシミテ>”歌を作って、寝物語に聞いたのかもしれませんが、タギシミミの悪略(明日にでも・・)を三人の皇子たちに伝えておりますが、その時、ユリヒメとタギシミミの間には、未だ交通<マグハイ>してなく、真の夫婦関係にまでは「至らず。」と云った状態にあったのではないか。それとも、「既に、強引なやり口で無理やりに」という関係にあったのではないだろうかと。ユリヒメは、決して、そうなることを望んでいたのではなく、却って忌み嫌っていたのではないかと????
それで“娶”を<メシテ>ではなく、<ハタク>という読み方にした。」
と。「なかなかうがった見方だ。」と思いながら読んでいます。どうでしょうか???
と叱られそうですが、ここで又又、問題が出てきます。それはイスケヨリヒメをタギシミミノミコトが
“娶”
と、古事記には書いてあり、それを<タハク>と宣長が読んでおることです。
この「娶」という字は、古事記には、他でも多くの所で見え、<メシテ><ミアウ>などと読んでいます。では、ここでは、どうして<メシテ>などではなく、特別に<タハク>と読むかに付いて、宣長は次の様な色々な事例から説明をしております。どうお思いでしょうか???
「ヨリヒメが、“患苦而<ウレイクルシミテ>”歌を作って、寝物語に聞いたのかもしれませんが、タギシミミの悪略(明日にでも・・)を三人の皇子たちに伝えておりますが、その時、ユリヒメとタギシミミの間には、未だ交通<マグハイ>してなく、真の夫婦関係にまでは「至らず。」と云った状態にあったのではないか。それとも、「既に、強引なやり口で無理やりに」という関係にあったのではないだろうかと。ユリヒメは、決して、そうなることを望んでいたのではなく、却って忌み嫌っていたのではないかと????
それで“娶”を<メシテ>ではなく、<ハタク>という読み方にした。」
と。「なかなかうがった見方だ。」と思いながら読んでいます。どうでしょうか???