私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

神沼河耳命のとっさの判断で・・・

2019-09-08 06:00:38 | 日記
 神八井耳命は当藝志美美を、手足がぶるぶると震えて、殺すことができません。それを見た神沼河耳命は

           “乞取其兄所持之兵”

     <ソノイモセノ モタセル ツワモノヲ コイトリテ>

 兄「神八井耳命」が持っている兵を「乞い取りて」もらいうけます。
 この“兵<ツワモノ>”は、辞書には、武器、或は、兵隊の意味があると出ていますので、こん場合は「兵隊」ではなく、兄が持っていた「刀」です。もしかして、天孫降臨の時に高天原から持ち降りて来た            
           「草那藝剣」
 だったのかもしれませんが、そこまでは詳しくは書かれてないので分かりかねますが、「多分、そうだ」と、また、「宣長先生は如何に??」とも、微笑みながら考えておりますが!!!!!?????
 
 その刀を受け取ると神沼河耳命は

       “入殺當藝志美美”

 容易に押入りタギシミミを殺してしまったのです。ここにもその戦の状況は書かれていませんが易々と殺してしまっていますが、これは刀の威力を示したものではないかと私は考えておりますが????そんなにタギシミミの勢力が弱かったとは思われないのですが・・・