私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

天皇は建内宿禰をして・・・

2019-11-12 08:30:57 | 日記
 昨日書いたように、“請神之命”「神の命令は如何にと」と建内宿禰に神懸りをさせますが、この神とは、いったいいかなる神だと思われますか????

 上代においての天皇の行われる政治は、先ず神の御心を尋ねて、その命<ミコト>によって行われていたのです。それを如実に物語っているのが、あの邪馬台国の卑弥呼による政治です。この時代はまだ本格的な政治組織は多々なわれてなく、漸く大臣<オオオミ>の制度が整ってきた時代です。凡てが「占」によって決定されてきたのです。
 先日行われた新天皇の大嘗祭の際に新米が神に捧げる儀式がありましたが、その新米を育てる田(主基・悠紀)を決める時に亀トによって決められますが、この儀式は上代日本の政治形態が現代にまで引き継がれてきた名残りなのです。

 さて、この上代での「請神之命」の神とは一体誰なのでしょう。そんな疑問が湧いてきます。
     さて誰でしょうか??????

 高天原に坐します中心の神にですから、天照大神ではないでしょうか??三種の神器の中の鏡も天照大神の御霊ですから、常に天皇とご一緒に寄り添っているはずですから、そのお告げを受けるのが天皇の仕事でしょうから????どうでしょうか。