筑紫の海の西の方にはどんに目を凝らしても島すら見えません。国などとんでもないことです。ただ、限りなく大海が続いておるだけです。それを見られた「仲哀天皇」は
“謂為詐神而<イツハリセス カミト オモホシテ>
と、手元に置いていた神の為に奏でる御琴もひかず、黙って、その場に放心したように居るだけです。
当り前に考えると、筑紫の国から外国が有る筈がありません。大海原の向こうにこそ国があるのが普通なのです。仲哀天皇に見える外国なんか有る筈がありません。そんなことが分からなかったのでしょうかね。あの日本武尊のお子様ですがね。まさか、自分の后が放心したように“帰神<マムガカリ>”したのを見て驚き、平常心が無くなったのでしょうか???神に対して
「偽り事をおっしゃって!!!」
と不敬なことを考えられたのです。更に、琴を神にお聞かせしようと準備していたにもかかわらずです。手にも掛けないのです。ただ、黙ってその場にいるだけです。その一部始終を天から見ておいでであったのでしょうか、神は
“大忿詔<イタク イカラシテ>
さあ、どうなりましょうや??その場には建内宿禰がいたのですから、神と天皇の間を取り持ちでもすればいいのではと思うのですが・・・・
さて、その結果は????
“謂為詐神而<イツハリセス カミト オモホシテ>
と、手元に置いていた神の為に奏でる御琴もひかず、黙って、その場に放心したように居るだけです。
当り前に考えると、筑紫の国から外国が有る筈がありません。大海原の向こうにこそ国があるのが普通なのです。仲哀天皇に見える外国なんか有る筈がありません。そんなことが分からなかったのでしょうかね。あの日本武尊のお子様ですがね。まさか、自分の后が放心したように“帰神<マムガカリ>”したのを見て驚き、平常心が無くなったのでしょうか???神に対して
「偽り事をおっしゃって!!!」
と不敬なことを考えられたのです。更に、琴を神にお聞かせしようと準備していたにもかかわらずです。手にも掛けないのです。ただ、黙ってその場にいるだけです。その一部始終を天から見ておいでであったのでしょうか、神は
“大忿詔<イタク イカラシテ>
さあ、どうなりましょうや??その場には建内宿禰がいたのですから、神と天皇の間を取り持ちでもすればいいのではと思うのですが・・・・
さて、その結果は????