大后のお腹の御子が男の子だと知って、建内宿禰は、更に尋ねます。
「あなた様はいかなる神でございましょうか??」
と。すると天から響いてきます。
「私は天照大神の“御心者<ミココロナリ>の底筒男、中筒男、上筒男の大神です。」
更に続けて、
「今、本当に先に神託された西方<ニシノカタ>の国を求めようと思うならば
“天神、地祇、山神、河海の諸神”
の総ての神に幣帛<ミテグラ>を奉り、
“我之魂坐于船上而<アガミタマ フネノウヘニ マセテ>”
真木<マキ>(槇の木)の灰を瓠<ヒサゴ>(ひしゃく)にいれて、それから更に、箸と
比羅傳<ヒラデ>(広辞苑に「数枚の柏の葉を細い竹針で刺し止め、盤のようにした古代 の食器」と)を沢山作って、それを海の上に撒き散らながら進んでいきなさい」
と神託が下ったのです。
「あなた様はいかなる神でございましょうか??」
と。すると天から響いてきます。
「私は天照大神の“御心者<ミココロナリ>の底筒男、中筒男、上筒男の大神です。」
更に続けて、
「今、本当に先に神託された西方<ニシノカタ>の国を求めようと思うならば
“天神、地祇、山神、河海の諸神”
の総ての神に幣帛<ミテグラ>を奉り、
“我之魂坐于船上而<アガミタマ フネノウヘニ マセテ>”
真木<マキ>(槇の木)の灰を瓠<ヒサゴ>(ひしゃく)にいれて、それから更に、箸と
比羅傳<ヒラデ>(広辞苑に「数枚の柏の葉を細い竹針で刺し止め、盤のようにした古代 の食器」と)を沢山作って、それを海の上に撒き散らながら進んでいきなさい」
と神託が下ったのです。