私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

「吉備津神社記(8)」 仲彦の正宮に合祀されている理由は????

2020-06-06 10:04:06 | 日記
 日本書紀によると、応神天皇の吉備への行幸に際して心を尽くして奉仕した御友別には御子が稲速別命・仲彦命、弟彦の三人ありました。この内の仲彦命だけが父と一緒に吉備津神社正宮の内陣に奉祀されており、他の稲速別命・弟彦の2人は正宮が外陣の西中陣にある「西笏御崎<セイシャクオンザキ>」に祀られています。
 どうしてこのように御兄弟で差別されているのかこの神社記にはないも書かれておりません。そこで私がちょこっとない頭を巡らしてみたのですが・・・・

 そこで「日本書紀」をもう一度取り出して、そのページをめくってみます。すると、「仲彦は応神天皇より上道縣を与えられ、「香屋臣」の先祖だ。」と記されています。
 これからが私の推理です。この「香屋臣」から賀陽氏が出て、吉備津神社の創立以来宮司として活躍する由緒ある家柄です。だから、その祖先の仲彦が父御友別と一緒にこの正宮に合祀されている原因ではないかと私は思いますが??????

   
   これは「宣伝」です。
 今年は、例のコロナコロナで、その開催ははっきりとは決まっていませんが、高松公民館で「高松歴史を楽しむ会」が主催する高松歴史講座で、会員の井上氏による「吉備津神社」の講演会が開かれる予定です。ご参加していただくと嬉しいのですが・・・・