私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

吉備津神社のお宝を

2020-08-01 06:22:58 | 日記
 「白水郎子紀行」で岡西惟中は吉備津神社にあるお宝を
       「社司に導かれて見めぐりぬ」
 と書いています。
 1)石の華表
 2)本宮二字の額
 3)七尺五寸の鉄の弓
 と。
 華表には「トリヰ」とルビがついておりますから鳥居のことでしょうが、現在、吉備津神社に参詣するための径には大鳥居は3つありますがそのうちのどれかは説明がなく、多分宮内にある大鳥居だろうと予測されます。
 その鳥居を

 

 額について「竹門の御筆也。秋蚓春蛇の勢ただいけるものの如し」とあり。「竹門」とは誰のことかよくわかりません、現在拝殿の虹梁に掲げてある額で



ですが、彼の見た額ではありません。その二字「秋蚓春蛇の勢ただいけるものの如し」の額はどこに行ったやら???
 百合若大臣が持っていたという「鉄の弓」ですが、現在の神社の宝物の中には入っているかどうかわかりませんが???

 蛇足ですが、現在の社宝として藤井俊先生の「吉備津神社」には
 1)丸山応挙の虎絵図
 2)風月灯籠(源頼政奉之)
 3)鉄灯籠(鎌倉期)
 4)狛犬
 5)銅鐘
 6)刀と弓
 など沢山な神宝が記されています。