吉備津の大先輩に「薬師寺慎一」先生がいらっしゃいましたが、彼の著書
「吉備の中山と古代吉備」
に、「まがね吹く吉備の中山帯にせる細谷川のおとのさやけ(古今集)」「ときはなるきびの中山おそなべてちとせの松の深き色かな(新古今)」の他に沢山の「吉備の中山」を詠った古歌が多くみられるとして、二十三首も取り上げておいでです。
その中にはあの「末の松山浪こさず」の元輔の
"誰かまたとし経ぬる身をふり捨てて吉備の中山超えむとすらむ”
も、また後鳥羽院の
”真金吹く吉備の山風うちとけて細谷川も岩そそぐなり”
もあります。
しかし、何故かはわからないのですが、当然取り上げられるのではないかと思はれる、先に上げた西岡惟中や長嘯子は入っていません。江戸以降の歌は古歌ではないからかもしれませんが???
「吉備の中山と古代吉備」
に、「まがね吹く吉備の中山帯にせる細谷川のおとのさやけ(古今集)」「ときはなるきびの中山おそなべてちとせの松の深き色かな(新古今)」の他に沢山の「吉備の中山」を詠った古歌が多くみられるとして、二十三首も取り上げておいでです。
その中にはあの「末の松山浪こさず」の元輔の
"誰かまたとし経ぬる身をふり捨てて吉備の中山超えむとすらむ”
も、また後鳥羽院の
”真金吹く吉備の山風うちとけて細谷川も岩そそぐなり”
もあります。
しかし、何故かはわからないのですが、当然取り上げられるのではないかと思はれる、先に上げた西岡惟中や長嘯子は入っていません。江戸以降の歌は古歌ではないからかもしれませんが???