・・さて、ミコトはいよいよ温羅と戦うことになったが、もとより変幻自在の鬼神のことであるから、戦うこと雷霆のごとく、その勢はすさまじく、さすがのミコトも攻めあえぐまれたのです。殊に不思議なことは、ミコトが射かけた矢は、いつも鬼神の矢と空中に噛み合うていずれも海中に落ちた。
ミコトはそこで神力を現わし、千釣の強弓をもって一時に二矢を発射した。これは全く神鬼の不意をつき、一矢は前のごとく嚙み合うて海に入ったが、のこりの一矢は狙い違わず見事に温羅の左目に当たり・・・・・
現在、正月三日に行われる吉備津神社の門前で行われる「矢立の神事」として語り継がれております。
なお、この矢立び神事が行われる場所に、ミコトが矢を置いたとされる「矢置き石」が、ご丁寧にも、備え付けられております。
この場所から鬼神がいた「鬼の城」は、距離にして四里(12km)くらいは離れた場所にあります。念のために・・・・・
その「鬼の城」です。
ミコトはそこで神力を現わし、千釣の強弓をもって一時に二矢を発射した。これは全く神鬼の不意をつき、一矢は前のごとく嚙み合うて海に入ったが、のこりの一矢は狙い違わず見事に温羅の左目に当たり・・・・・
現在、正月三日に行われる吉備津神社の門前で行われる「矢立の神事」として語り継がれております。
なお、この矢立び神事が行われる場所に、ミコトが矢を置いたとされる「矢置き石」が、ご丁寧にも、備え付けられております。
この場所から鬼神がいた「鬼の城」は、距離にして四里(12km)くらいは離れた場所にあります。念のために・・・・・
その「鬼の城」です。