太安万侶は歌います・・・・
“聞夢歌而想纂業、投夜水而知承基”
と。この「夢歌」「夜水」とは何でしょうか???また、少々寄り道をしますが・・・その時の様子を「日本書紀」には次のように書いております。
『天武天皇が吉野を出られ后など一緒に伊勢の国の横河という所まで進んで来た時です。俄かに幅が十丈ばかりの黒雲が天に現れまあす。それを見た大海人皇子は式<ウラブミ>を取り出して占いをします。それには、
「今、天下はあの黒雲を境にして二つに分かれているが、やがて一つになり、私が天下を得る」
とあったのです。そして、傍にあった夜の横河に入りて禊をした結果、重大な使命を受け継ぐことを悟った』
と。
“聞夢歌而想纂業、投夜水而知承基”
と。この「夢歌」「夜水」とは何でしょうか???また、少々寄り道をしますが・・・その時の様子を「日本書紀」には次のように書いております。
『天武天皇が吉野を出られ后など一緒に伊勢の国の横河という所まで進んで来た時です。俄かに幅が十丈ばかりの黒雲が天に現れまあす。それを見た大海人皇子は式<ウラブミ>を取り出して占いをします。それには、
「今、天下はあの黒雲を境にして二つに分かれているが、やがて一つになり、私が天下を得る」
とあったのです。そして、傍にあった夜の横河に入りて禊をした結果、重大な使命を受け継ぐことを悟った』
と。