よかど!鹿児島

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家電の復活なるか/どうなる日本経済(271)

2013-01-23 08:24:14 | どうなる日本経済

家電王国への期待,果たして?

独自規格よりも世界標準を作る。

日本の家電産業が失速した理由は、ネット技術で攻めてきた米国勢とウォン安を武器としてきた韓国勢との挟み撃ちにあったためだ、というのが既成事実。

韓国との競争は円安で是正されれば和らぐかもしれないが、技術革新に基づく米国の優位性はゲームのルールを変えない限り続くと言われている。

そこで、「パソコンや携帯に次いでテレビや車がネットにつながる今こそ、日本企業は自前主義を排し持てる技術を動員して、世界に通じるビジネスモデルを創り出す必要がある。」と、先日のある新聞に記載されていた。  

それによると、「日本企業が家電市場で再び主導権を握るには、従来のデジタル家電に加え、白物家電や自動車、住宅など生活回りのモノを上手につなぎ、快適な新しい生活様式をどう提案できるかが鍵を握る。」と力説している。

 その一つ「スマートTV」。この分野はアップルもグーグルもまだ技術を確立していない。                                                                  

そこで、スマートTVで日本が主導権を発揮するには、「まずアップルとドコモが自前技術を競い合う構図ではなく、日本の家電技術と米国のネット技術を持ち寄り、一緒に世界標準を作るのが王道だ。」と唱えている。

確かに、お互い限りなく競争していく時代ではないかも知れない、時として、日本企業も自前主義を排し、持てる技術を動員し、世界に通じるビジネスモデルを出す必要がある。と言う意見には賛成である。 

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