時流に萎縮せず
生産工場のライン増設
地方への企業誘致は、大手製造業が海外への展開を止める気配がない中、なかなか従来型の車やIT関係の誘致は厳しい状況が続いている。
むしろ今は、既存の企業への生き残り・活性化策が中心と言ってもいい動きの中で、先月末にいちき串木野市の西薩中核工業団地に、「濱田酒造が自社工場隣地にライン増設のための立地協定を市と締結した。
全国的に本格焼酎の生産量は減少の兆しの中での施設増設には少し驚きの感もあるが、同社は業務拡大で生産を伸ばしているそうで、「時流に萎縮せず、商機ととらえて増設を決めた。県内業界と地元の発展に貢献したい。」と言う濱田社長の決断には拍手を贈りたい。
今鹿児島への誘致企業は、食品関係とソフト関連企業が主流になっている。特に、県内企業が同市町村内での業務拡張が多い傾向だ。
やはり、外からの誘致より、食の需要に応えるべく施設拡張や、新たな6次産業化による食品加工への新たな展開が今の時期の鹿児島の動きが特徴のようだ。
鹿児島の強みを生かした食産業の拡充が、今後しばらく続くのではないだろうか。ある意味では、有り難い話でもある。期待していきたい。
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