桜島灰干しとは?
食育研究会らく楽料理教室訪問
一昨日、鹿児島中央駅で弁当売上げNO1を続けている「櫻島灰干し弁当」のNPO法人で、(株)樹楽の梛木 春幸社長を訪ねて3時間もの意見交換を行った。
<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"></form>「櫻島灰干し」とは、干物をもっとも美味しく食べる為の手法として考え出された製法だそうだ。
下記図のように魚を上下、桜島の火山灰ではさむことにより、桜島火山灰が水分を 吸収する。桜島の火山灰を使用し、天日にさらさずに干物にする特殊製法なので、脂焼け(人間で言う「日焼け」)を防ぐことができる。この脂焼けを防ぐこ とで魚本来のおいしさが保てる。
又、魚の臭みである、水分をじっくり火山灰で吸収することで魚の旨味成分であるアミノ酸を時間をかけて熟成し、日に干さないため、脂質の変化がな本来の旨味をそのまま凝縮、手間がかかり、機械化が出来ない為に全て手作業で製造しているものだそうだ。
実は、この製造法は、鹿児島だけではなく、和歌山とか県外でもあるものらしい。鹿児島でも昔は製造されていたようだ。
結局過去の食文化をしっかり繋いくことが大事だと言うことではないだろうか。今、梛木社長は、地域の食文化をどう繋いでいくか。食による地域づくりをコンセプトにして、県内各地で食育や公園活動等を積極的に行っている。
この活動は、鹿児島の産業振興にも繋がる大事な活動だ。今、7市町村の地域おこしのための名物料にも取り組んでおり、今後の活躍が期待される。
<form class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"> </form>かごしま業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/
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