よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

やりたいことを事業にする/どうなる日本経済(334)

2014-08-21 08:32:59 | どうなる日本経済

「やりたいこと」をビジネスにした。

スープ専門店(スープストックトーキョ)

 素早く立ち上げ、見込みがなければ素早く撤退する。そんな昨今の起業スタイルの逆を行く企業がある。

それは、スマイルズの遠山正道社長が立ち上げた「Soup Stock Tokyo」(スープストックトーキョー)である。

他にも、ネクタイ・ブランドgiraffe(ジラフ)、リサイクル・ショップPASS THE BATON(パスザバトン)。いずれも軌道に乗るまでにかなりの踏ん張りが必要だったという。一見すると共通項のないそれらの事業の背後にあるのは、数字ではなく「やりたいことをやるというビジネスモデル」なのである。

遠山社長は、 ビジネスモデルを考えるうえで最大のカギは、収益性ではない。主語はビジネスではなく、「やりたいこと」なのだそうだ。

だが、これまで手掛けたブランドも、初めからうまくいったわけではなく、スープストックトーキョーは、第一号店は非常に好調だったが、利益ベースで安定したのは8年目に入ってから。ネクタイ・ブランドのgiraffe(ジラフ)も8年目でようやく黒字化したとのこと。

「拡大」を追わず、「共感」を広げて、成功したというから、創業から15年、店舗数56店舗、年間売上高約80億。世の中には、最近のご時世からすると、とてもおもしろい企業というか、参考になる企業ではないだろうか。

                   

 

かごしま業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/

かごしま暮らしネット  hpp//www.kagoshima-kurashinet/

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