よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

中国技術市場調査訪問団・・・訪問記(3)

2008-10-02 15:32:19 | その他

・訪問団各位が緊張して臨んだ「北京会談」でした。

 

・結果は友好的で訪問団に「電子関連企業に関する情報と中国でのビジネス  

 

 のやり方等」について具体的な指導を戴きました。

 

中国訪問の大きな目的であった「中国政府国務院」工業和信息化部の鄭局長との会談は、北京万壽賓館の1階会議室で開催されました。

 

16時頃からの開催予定でしたが、訪問団一行は、早めに会議室に行き、緊張の趣で政府要人を待ちました。

予定時間に少し遅れて、3人の関係者が来られ、早速会談開始となりました。

 

・「向囿好信訪問団長」の挨拶と訪問団一行の自己紹介

 

・「国務院工業和信息化部の局長」の挨拶と同行者お2人方の紹介 と続き

 ました。

 

   

            訪問団長挨拶                  中国側挨拶

 

・工信部の局長は鄭局長さんで、ごく最近、中央政府から配転になり、この後すぐ に、江西省の交通部門の責任者として赴任される予定とのことでした。

今回の会談には、個人の立場で参加されたとの話がありました。

・同行の2人の内、1人は、中国電子基礎産品整備公司(電子部品関係の協会)の

 副総経理の李楠さん、もう一人の方は輸出事業部門の経理(部長)の許貴斌さん

 でした。

    (お二人は、別の有限公司の総経理でもありました。)

 ・この会談で工信部の鄭局長は、日本語で対応されました。 10年ほど前に3年位 

 日本に住まわれたとのことです。

 

○会談内容は、詳細は避けますが、

 

・鄭局長の友人である李さんと許さんは、企業経営者で中国の電子関係企業の協会

 の役員でしたが、企業ニーズに詳しい方でした。

・このお2人の会社は、今は会社の形をとっているが、政府の工業管理局が変わっ

 て、会社となっているとのことでした。(政府がビジネスを出来ないので、政府系の 

 会社をつくり、経営しているとのことです。)

・この会社(協会)は、電子関係の計測器、設備、部品、材料など4つの合作体との

 ことでした。

・会談では、色々な中国の電子関連業界の現況、欧米の進出状況、日本の立場な 

 ど情報提供がありました。

 

○今回訪問の成果は、

 

・中国中央政府及び政府系会社の幹部に人脈ができたこと。

・この4つの部門に接触する場合は、この2人が仲介に立って戴くこと。

・特に、李さんは市場開発協会のリーダーだから力になれる。 との約束を得た

 ことでした。

 

 この会談に同席して、

 

 ・日本と中国の企業の関係は深い関係にある。まだまだ発展の可能性があり、

 中国でのビジネスチャンスはある。と発言された中国側の言葉が、私の心に強く

 残りました。

 

かごしま企業家交流協会

http:// www.kagoshima-kigyouka.com

 

 


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