よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

九州の滞在力/九州の話題・情報(15)

2011-05-25 09:04:46 | その他

九州の滞在力が今注目をされてきている。

九州が新たな時代に向けイノベーションを起こせるのか。

九州は、日本の中での役割は、人口や経済力等で「1割」程度と言われて久しい。

鉄鋼や石炭に始まった九州の製造業は、1960年代以降は鉄需要の冷え込みとエネルギーの転換によって、地番沈下を起こし、大きな転換を迫られた歴史があるが、その都度、時代の先取りをすべく、九州各県がこぞって半導体産業による「シリコンアイランド」、自動車産業による「カーアイランド」、そして食品加工産業による「フードアイランド」構想を打ち立て、関連企業の誘致・集積による振興策に取り組んできています。

鹿児島県も、「シリコン」「カー」「フード」この3分野の企業誘致、集積を目指した施策を掲げ、県を中心に各市町村が取り組んでおり、当協会もこの施策の支援活動を行っているところです。

そのセールスポイントは、優秀な人材が全国平均で比べると賃金が「1割」前後安くて確保できる。自然環境に恵まれた土地が提供でき、また、暮らしやすい生活環境などを挙げてきています。

その結果、様々な電子関連企業やカーメーカー等が進出してきており、更に、最近では、「日産自動車」が、九州工場を分社化し、アジアを捉えた生産再編策を打ち出し、太陽光発電に投資する「昭和シェル石油」の子会社が総投資額1,000億の世界最大級の太陽電池工場を竣工させ、マスコミの言を借りると「日本の製造業の屋台骨が揺らぐ中、九州を舞台にした大手企業の”実験”が始まった。」と言われる。

円高、新興国の台頭、そして今回の東日本大震災、これらの日本を襲っている未曽有の危機を克服するために、九州を舞台にした実験に対し、州各県が注目し、又、大きな期待を寄せている。

かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/   

ごしま暮らしネット hpp//www.kagoshima-kurashinet/  


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