九州の滞在力が今注目をされてきている。
九州が新たな時代に向けイノベーションを起こせるのか。
九州は、日本の中での役割は、人口や経済力等で「1割」程度と言われて久しい。
鉄鋼や石炭に始まった九州の製造業は、1960年代以降は鉄需要の冷え込みとエネルギーの転換によって、地番沈下を起こし、大きな転換を迫られた歴史があるが、その都度、時代の先取りをすべく、九州各県がこぞって半導体産業による「シリコンアイランド」、自動車産業による「カーアイランド」、そして食品加工産業による「フードアイランド」構想を打ち立て、関連企業の誘致・集積による振興策に取り組んできています。
鹿児島県も、「シリコン」「カー」「フード」この3分野の企業誘致、集積を目指した施策を掲げ、県を中心に各市町村が取り組んでおり、当協会もこの施策の支援活動を行っているところです。
そのセールスポイントは、優秀な人材が全国平均で比べると賃金が「1割」前後安くて確保できる。自然環境に恵まれた土地が提供でき、また、暮らしやすい生活環境などを挙げてきています。
その結果、様々な電子関連企業やカーメーカー等が進出してきており、更に、最近では、「日産自動車」が、九州工場を分社化し、アジアを捉えた生産再編策を打ち出し、太陽光発電に投資する「昭和シェル石油」の子会社が総投資額1,000億の世界最大級の太陽電池工場を竣工させ、マスコミの言を借りると「日本の製造業の屋台骨が揺らぐ中、九州を舞台にした大手企業の”実験”が始まった。」と言われる。
円高、新興国の台頭、そして今回の東日本大震災、これらの日本を襲っている未曽有の危機を克服するために、九州を舞台にした実験に対し、州各県が注目し、又、大きな期待を寄せている。
かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/
かごしま暮らしネット hpp//www.kagoshima-kurashinet/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます