海外事業拡大当に伴い中小企業が外国留学の争奪戦
なんと「売り手市場」の傾向が強まっているとのこと。
外国人留学生は、当協会も鹿児島大学の理工学部とのお付き合いで、中国人やインドネシア出身の留学生との交流があるが、鹿児島ではそこまで、争奪戦との情報は聞いていない。
ところが、日本人学生とは対照的に、都市圏域では、外国人留学生の採用は「売り手市場」の傾向が強まっているとのこと。海外事業に活路を求める中堅中小企業などが、人材獲得に乗り出し、大企業と争奪戦を繰り広げているのがその理由らしい。
今月15日に大阪市で開催されたこの説明会は、留学生の就職支援を手がける「パソナグローバル」と大阪府などが共同で開催したもので、シャープやパナソニックなどの大手企業に加え、中堅の製造業や小売業など61社が出展し、留学生は中国を中心に約1、100人が集まったとのこと。
「合同企業説明会」に初出展した機械メーカーの人事担当者は、「求める条件にあった人材がいれば、すぐに採用したい。」と発言しているとおり、かなりの力の入れようだ。取引先が工場を海外に移したのを機に、新たな取引先を求めて中国でのビジネスを拡大させ、更にアジアでの事業拡大を視野に、今後外国人留学生の採用を強化する計画だという。
日本企業の潮流が、新興国という存在を無視できない現状を示すいい事例ではないでしょうか。鹿児島でも折角の鹿児島大学等の留学生をなんとか企業経営に活用していけないものか、考える必要があるのではないだろうか。
かごしま企業家交流協会
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