昨夜は、『窓をあけると虹の空』の葛目己恵子さんと『大阪民主新報』編集長の佐藤圭子さんの3人で、桃谷の焼肉店「ソウル」で佐藤さんの慰労会兼暑気払いの飲み会を行った。
実は佐藤さんは先の参議院選挙の比例候補として活躍、持ち前の明るさ、感受性の豊かさ、長年の記者活動で培った筆力と話力をフルに活かしながら、候補者カーや大型宣伝カーで大阪府下一円を回りまわって、多くの人に支持を訴えてきたのである。新聞を見て突然の立候補に驚いたものだが、なにごとも経験というか、編集長職を休業しての候補者活動、あちこちでさまざまな出会いやふれあいがあり、その1つひとつがこれからの彼女のジャーナリストとしての活動にいかされるであろう大いなる貴重な財産として佐藤さんの内部に刻まれていったようだ。
どこまでも子どもたちの目線で、常に現場からの視点で、教育・子育てを見つめ続け、発言し行動する葛目先生。その立場は決して揺らぐことはない。先生の元気の元は子どもたちである。だから学校が夏休みの今は、子どもたちに会えないといっては寂しくなって落ち込むのだそうだ。ここら辺がなんとも先生らしい。でも昨日はこうして飲んで食べられるから元気になったと、笑いながら語られるその内容は教育・子育てのことにとどまらず、政治、文化、芸能、さらに家族のことなど縦横無尽、その熱い語りを肴にビールのピッチも上がっていく。とにかく不思議な魅力を発する人なのだ。
ところで、本のほうは初版完売までもう一息、今7合目という感じか。この飲み会を機にさらに広げていきたいと、酔う覚めやらぬボーッとした頭で考えているところなのである。(大丈夫か?) まだ読んでいない方、ぜひ読んでください。とにかくおもしろい、そして感動です。今の教育のことがよく見えてきます。