咀嚼(そしゃく)の大切さは多くのところでよく聞くが、何歳くらいで完全にできるのか・・・知らなかった。じっくり見てみると、口に入れた食べ物を噛むのでなく、ミルクと同じように吸っている子がいる。
おいしい汁を吸ってしまって、口の中にカスが残り、飲み込めないのだ。先生たちは「カミ、カミ、カミ」と一緒に噛みながら食事をされている。まさに生きていくための指導だ。そのうち何とかなるではダメらしい。
わが子も保育所育ち。いろんな苦労をかけたんだなあ・・・。長男は片目の視力が極端に低かった。親は気づかなかったが、「何か変」と先生が気づき、検査で判明した。片目のアイパッチ治療で小学校入学時には平常値に回復した。本当にありがたかった。
多くの人たちの温かい目の中で、子どもたちは成長していくんだなあ。