今日は午後、梅田の清風堂書店さんへ集金へ。先週のとある夕方の関西ローカルの報道番組にお店が紹介されたとのことで、さっそくパソコンでその録画番組を見せてもらいました。それはこの春、茶屋町にM&J梅田店という超メガ書店がオープンしたのに伴って梅田の書店界はどうなっているのかということを取材した番組でした。
梅田といえば、旭屋書店本店、紀伊國屋梅田店、さらにブックファースト、またジュンク堂大阪本店など巨大書店が犇めく地域ですが、その中にあって唯一小さな地域書店として40年以上にわたって生き残っているのが清風堂書店なのです。番組には面屋社長が写真パネルで登場さてれましたが、厳しい書店業界の中で生き延びてきた秘訣を要旨、次のように語っておられました。
「うちは隣接する巨大書店の旭屋書店本店にコバンザメのようにくっつきながら営業してきました。コバンザメ商売で生き残ってきました」
おもしろいですね。なるほど、なるほど、旭屋書店のお客さんが清風堂書店に流れてきて本を買ってくれると、旭屋書店になかった本を買いに来てくれると、そういうことでしょう。もちろんそうなるための準備や仕掛けをちゃんとされてたからだと思うのですが、それにしてもこの激戦区での長年の書店経営、これはやはり注目されてしかるべきことなのですね!
コバンザメ商法、いいですね。ではウチはこれに習って、コバンザメ出版企画でいこうかと思います。売れ筋企画の近隣企画、落ちこぼれ企画やね!