昨日は、地域労組おおさか青年部書記長の中嶌聡さんを追っかけて吹田市の府立山田高校に行った。地域労組おおさか青年部の本を出すための取材の一環だ。
中嶌さんはこの高校の出身で、教え子だった彼を新聞報道で知った当時の先生が呼んでくださった。(ウチの長男もこの高校の出身で7年前に卒業している)。
さて話の内容は中嶌さんの高校時代から現在、そしてこれからという幅広いもので、中嶌少年が中嶌青年になり、労働運動に参加していくその形成過程が実にイキイキと語られ、質疑応答含めて90分となった。
だからといって、本は決して中嶌さん個人にスポットを当てたものではない。地域労組おおさか青年部という、大阪で働く若者たちの労働相談活動を中心に取り組んでいる個人加盟労働組合の活動を紹介した内容になる予定だ。でもこれは単なる労働組合の紹介本ではない。そこが出版物になる所以だ。
まだ内容は明らかにできないけど、その活動の吸引力、独創性、躍動感、そして一人ひとりの参加者の主体性育成力(?)…、どう表現すればいいのか言葉が見つからないが、そんなものに強く惹かれて、応援したいと思ったのだ。
たぶん、これまでどこからも出ていない労働組合の本になると思っている。労働組合組織率20%時代だからこそ出したい本なのですね。