8月2日、3日と平和のための戦争展わかやまが開催され、3日午前中、体験談コーナーで『松月ホテルの人々』の著者、神崎貞代さんが引き揚げ体験談を語りました。
1人で話すのはどうも…という神崎さんでしたので、司会者が聞き役で、本の内容を紹介しながらお話が進められました。
「政府は、国民の命を守るためと、集団的自衛権行使容認の説明をしていますが、ウソです。現に私たちはだまされたのです…」と話し、赤痢になったリアルな話、国同士がどうであろうと、困っていれば助けてくれる、人と人とのつながりは別と言った話に、参加者は聞き入っていました。