まいど、日本機関紙出版です。

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やれることをやって、前へ・・・。

2008年06月13日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル
 昨夜は夏の「慰安婦」シンポ企画の事務局会議に出席。組織的つながりをまったく持っていない個人参加型の企画なので、はっきり言ってどのぐらいの人が集まるのか全くもって読めていない。これまでのチラシ宣伝、口コミがどれだけ浸透しているかが勝負のカギか。今後はパブリシティ方面の強化がどれだけできるかも大事になってきた。さて個人的には来来週に茨木である集会に参加してのチラシ配布、家の玄関辺りにポスターなんかも貼ってみようと思う。NHKの番組改編問題の裁判で最高裁が本質から逃げた判断を下すという動きもあったりで、状況は一進一退という感じなのか、とにかくやれることをやってハルモニたちの思いに少しでも応えられるものにしたい。
 あと、当日(8月3日)に間に合うように現在進行中の本を仕上げること。うーむ。なかなか痺れる展開になりそうである。
 
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月刊『教宣調査資料集』7月号は〈G7サミット国くらべ〉データブックです。

2008年06月12日 | 月刊誌「宣伝研究」、「教宣調査資料集」

 7月は洞爺湖でG8サミット開催(7日~9日)、鹿児島知事選挙投票(13日)、山口県知事選挙告示(17日)、第50回自治体学校が大阪府吹田市で開かれます。また、15日は芥川賞、直木賞の発表、、26日~27日は第54回日本母親大会が名古屋で開かれます。

 詳しくはこちらへ。 

 

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機関紙協会大阪、第60回定期総会を開催

2008年06月10日 | 行事のご案内&報告

 6月6日(金)の夕方、機関紙協会大阪府本部は第60回定期総会を開きました。新年度のスローガンは「なくそう貧困、格差拡大――憲法9条、25条活かす宣伝強める年に」。
 総会は冒頭に、ミャンマーや中国四川省の自然災害犠牲者に黙祷を捧げました。そのあと憲法9条の歌などもあるフォークシンガーのかわさきゆたかさんによるライブ演奏を30分聴きいった後、1年間の活動総括、新方針提案、決算報告、予算&役員提案などがありました。出席団体からは、地域労組の組織拡大、学級通信活動、後期高齢者医療制度廃止の宣伝活動、共同取材活動などをテーマにした発言があり、会場には春に取り組まれた中国共同取材の一部をまとめた上海・南京戦跡パネルも作成展示されました。
 総会は提案事項を全員一致で確認、最後に「草の根機関紙宣伝活動の飛躍を」訴えた特別決議を採択し終了しました。


かわさきゆたかさん


しみじみといい歌とお話、ありがとうございました

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ああ、私の企画が・・・。

2008年06月09日 | 編集・営業ふらふら雑記
 すでに容量的には手一杯なのに、それでもこんな企画はどうか、この人にこんなテーマで書いてもらったらどうか、この記事がおもしろいのでまとめたらいいのではないか…など、まだ企画とは言い難いながらもいろんな閃き、妄想、思いこみがしょっちゅう頭の中で行きつ戻りつしている状態がおもしろい。だが余り長い間頭の中に放っておくと結局どこかの出版社から出されてしまったということがよくある。まあ同じことを考えている編集者がいたということなのだが、それは自分の考えていたことが決してハズレではなかったということなのだと思うことにしている。(嗚呼、もっと早くに手を付けておけば・・・!)まあ、零細弱小出版社としてはこのへんがねえ、問題なんでしょうね。手を出したくても出せない…。悲しいもんです。
 
 
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ああ、常備よ。されど常備よ・・。

2008年06月09日 | 編集・営業ふらふら雑記

 大阪屋の常備セットの出庫&発送作業が無事完了。セット数が昔と比べて減っているのでそんなに時間はかからないだろうと思っていたのだが、結局土曜日と今日の丸2日間かかってしまった。常備セットは新刊本ではなくて既刊本の在庫が中心になるので倉庫から取り出すのに結構時間がかかってしまう。ハア、ハア言いながら棚出し、スリップ挟み込み、セット組作業を行い、発送ケースに詰め込み、若干の体力の衰えを感じた。全身お疲れ状態でグたっとしながら今これを書いている。すべて売れてくれればその苦労も報われるのだが、常備はあくまでも書店さんにお貸ししている商品なので、出版社の在庫である。1年後には返品される。店頭で何回転するかが勝負なのだが、まあせいぜい1回転(1回売れて補充される)すれば御の字ということ。うーむ、我ながらなかなか地味な世界に生きているのである。頼んます、もう返ってこないでね・・・。

 

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話を聴いてくれるヒマそうな大人~土佐いく子の子どものまなざし⑭

2008年06月07日 | 土佐いく子の教育つれづれ

 退職後は週3日間、専門員として小学校で勤務し、週1日は大学で非常勤講師をしています。小学校では、担任を持たず、教職員や子どもたちのオタスケマンをして働かせてもらっています。
 にこにこしているヒマそうな大人がいると感じるからでしょうか。職員室へやって来て「マジョリーン(私のあだ名)、鳥の巣みつけてん。来て来て来て来て!」と手を引っぱって連れて行ってくれるのです。
 「ここ見て、その木の中や。鳥が飛んできたからじぃっと見てたら、この木の中に入っていってん。そうっと木に登って見たら巣みつけた。ほら見て、あそこ!あそこ!卵もあるでえ」と目を輝かせている4年生のやんちゃ軍団です。

 ■教室に戻らない山口君
 職員室へ戻って来たら、今度は6年生の山口くんがキレて、先生に引きづられるようにして入って来ました。しばらく校長室で担任と話をしていましたが、教室には戻らないと突っ張っています。
 そこで、バトンタッチしてヒマな私が彼の横へ行きました。正面よりも横に座る方が話しやすいと思い、ソファの彼の横に座りました。
 聞くと、ぼくを怒らせたらキレるから、それがおもしろいから嫌がらせをするのだと言うのです。担任からもそう聞いていました。
 「そうか、そうか、嫌だったなあ」と話を聞いているうちに落ち着いてきたので、尋ねました。
「なあ、この前、子ども会があった時、あんたの教室に行ったやろ、あんた”自分の一番楽しい時は家の仕事をしている時”って書いてたやろ。どんな仕事してるの?」
 風呂洗いでも、2歳と4歳の兄弟の世話でも、何でもしていると言うのです。家の仕事をするとほめてもらえるから、その時が一番嬉しいのでしょう。
 汚れのしみ込んだ洋服にこの子の暮らしぶりが見えます。
 今度は、自分の方から口をきいてきました。
「先生の名前『土佐いく子』やろ。どこから来たん?」
「下の名前まで覚えてくれてたんやなあ。嬉しいわあ。先生かテンゴクから来たんや」「えっ、天国?」
 「よう聞かんかいな、泉北や」と言うと大笑いするのです。子どもらしい笑顔でした。「なあ、あんた服のポケットえらい破れてるなあ、縫ったろか」と言うと、「お母さんにしてもらうのに…」と言いながら服を脱いで渡すのです。 きれいに縫ってやりながら、
「山口くん、もうすぐ給食やで、教室に帰らな」
「いや帰らへん」と言い張ります。
「先生もな、あんたみたいに自分は、何も悪いことしてないのに、いやな言葉投げつけられて悔しかったことがあったわ。大人も一緒やなあ」
 私の縫ってやったポケットをじっと見ています。「服の修理代500円いただきまーす」と言うと、また笑います。
「それでな先生、悔しかったけど、そんな時は笑顔で入って行くねん。それ見て相手はハッとするやろ。なあ山口くん、相手をにらんだりせんと笑顔で教室に帰り。そうしたらこのケンカ、あんたの勝ちや」
「うん、給食食べに行くわ。腹減ったし」
 大人が忙しいと、子どもは近寄って来れません。ヒマそうな大人がいると「なあなあ」と話をしに来ます。子どもは聞いてほしい話をいっぱい持っているのです。38年間忙しい教師生活でしたが、話を聞いてほしかったのに近づいて来れなかった子がどんなにかたくさんいただろうに、とちょっと心が痛んでいます。
(とさ・いくこ 中泉尾小学校教育専門員・和歌山大学講師)

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パインアップルサイドダウンケーキだと? 何ですか、それは?

2008年06月04日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 日本国内で米軍・米兵が特権的な優遇を受けていることがこの間いろいろ明らかになっているが、米軍に対する国民の目は少しは厳しくなってきているのだろうか。先日の『しんぶん赤旗』(5月17日)の「米兵受刑者 秘密合意根拠に優遇」の記事は「塀の中の話」ではあるが、コトが食い物のことだけにより身近に感じられ、日本政府よ、そこまでするか?とあきれる内容であった。この記事は日本共産党の井上哲士参議院議員が法務省に提出させた資料で明らかになった事実を書いているのだが、今週発売の『週刊ポスト』が後追い取材をし、今朝のMBSラジオで河内屋菊水さんも怒りながら取り上げて紹介していた。
 横須賀刑務所は日本で犯罪を犯した米兵受刑者が収容されているただ1つの刑務所だそうで、その食事の内容が日本人受刑者と比べてあまりにも豪華すぎるというのだ。3月のある週の1週間分のメニューが紹介比較されているがその格差は、それはないやろう・・・、というほどのものである。

 例えばある日の朝・昼・夕のメニューはこうだ。
 日本人受刑者の場合=朝食/鰹フレーク缶・昆布佃煮・白菜漬・味噌汁、昼食/卯の花炒り煮・チキンサラダ、夕食/まぜめし・煮浸し・豚汁・刻み生姜。
 米兵受刑者の場合=朝食/フルーツ・スクランブルエッグ・ビーフパティ・フレンチトースト・シリアル、昼食/スパゲティ・ポテト・ボイルドキャロット・ビーツ&オニオン、夕食/ビーフヌードルスープ・ペッパーステーキ・シーズンドゥキャベツ・スライストマト・パインアップルサイドダウンケーキ。
 うーむ、よくわからんメニューがいくつかあるが一見して、米兵のほうがなんとなく豪華そうであるということはよくわかる。それに比して日本人受刑者の鰹フレーク缶? 猫じゃあるまいし・・・。刻み生姜? あの紅いやつか、それとも酸っぱいやつか・・・。それでもメニューの1つとは情けない。それに対してペッパーステーキだと? パインアップルサイドダウンケーキ? 何じゃそりゃ? そんなものいまだかつて食べたことないぞ! しかしいかにも美味そうな名前じゃないか。

 米兵受刑者のメニューが豪華なのは米軍が刑務所に補充食糧を届けることを政府が認めているためで、それは「慣習となっている食事」を提供することが収容の条件となっている秘密合意が日米両国間で結ばれていることが原因だそうだ。「赤旗」の記事は、「刑務所内での優遇措置は米兵が日本で犯罪を犯しても大したことではないという意識を生み出す」と指摘、国民に隠し立てせず早急に改善をはかるべきだと主張している。
 
 話はずれるが、この日本人受刑者メニュー、まるで精進料理みたいでなかなか健康にはよさそうではないか。よおーっし、これを参考にわが家の晩飯も考えてみるか・・・。

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みなさまの日頃のご支援に感謝、感謝です!

2008年06月03日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル
 いつもこのブログを見ていただきありがとうございます。
 数字的にはまだまだそんなに多くのアクセスがあるブログではないのですが、低空飛行は低空飛行なりになんと先週1週間のアクセス数が1週間のアクセス数としては過去最高となりました! ありがたいことです。また1年前と比べると日々のアクセス数は約3倍となっています。どんな方々に見てもらっているのかほとんどわかりませんが、毎日見られる人たちが少しずつ増えているのでしょう。ありがとうございます。
 そこで日頃のご愛顧に感謝申し上げて・・・・、ということでは何もありませんが、今週末には機関紙協会大阪の総会もありますし、これを機に低空飛行状態からの脱出を試みんと決意をしていきたいと思うのでありました。
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「反戦川柳作家・鶴彬」の映画製作公式サイトが完成へ

2008年06月03日 | 現在おすすめの本
 「反戦川柳作家・鶴彬」の映画製作に向けて、地元石川県で実行委員会が結成され、具体的な前進が始まっています。公式サイトもでき、逐次映画に関する情報がアップされていきます。
 またドキュメンタリー映画「鶴彬」製作・普及を成功させる会の会長・深井一郎さんが朝日新聞のインタビューに答え、鶴彬の魅力について語っておられます。
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廃止しかない後期高齢者医療制度~共同かべ新聞を制作 A2判 カラー

2008年06月03日 | 行事のご案内&報告

 75歳以上を切り離し差別医療を持ち込む後期高齢者医療制度に国民の怒りが沸騰しています。こんな制度は「手直し」してもダメ。廃止しかありません。職場・地域での宣伝に共同かべ新聞を制作しました。ぜひご活用お願いします。
 詳しくはこちらから。

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何も変わっていない存在としての「靖国」・・・ 

2008年06月02日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 映画『靖国』を十三は第七芸術劇場に観に行った。土日は立ち見になるぐらいと聞いていたので事前に電話をし、1時間後に上映される2回目の上映分について尋ねた。すでに7割方の整理券を配ったという返事だったが、今日を逃すと今後観れそうな日がありそうもないようだったし、おまけに今日は〈映画の日〉なので1000円で観られるということもあり、立ち見覚悟で携帯用ベンチを持って出かけた。劇場に着くとつくとラッキーなことにパイプ椅子を増設してあり、その席に座れることになった。もちろん立ち見の人も何人もいてこの映画に対する関心の高さが表れていた。

 さて映画は、靖国神社の御神体である〈靖国刀〉を作る刀匠の姿を軸にしてその合間に、戦後60年目の日を迎えた靖国神社の様々な姿を織り込んでいる。靖国神社の御神体が〈刀〉であったことはこの映画で初めて知った。8月15日の境内。さまざまな人たちが参拝に来るなか、特に集団で参拝する人たちの姿は異様であり、いったい今はいつの時代かと思ってしまうように強烈である。「靖国神社参拝20万人運動」という看板を掲げた集会が開かれているところに、突然中国人青年が靖国神社批判を叫んで現れ、集会参加者らしき男性に「中国へ帰れ! 中国へ帰れ!」と何度も何度も叫ばれながら会場外へ追い出され、最後は数人から血を流すような暴行をされて、結局警察に連行されてしまうというハプニングや、米国旗と「小泉靖国参拝支持」と書き込んだボール紙を掲げ、参拝者たちから握手を求められていた米国人男性が、突然一転して他の参拝者たちから「アメリカの国旗を降ろせ、アメリカ人はここから出て行け」など言われて騒ぎとなり、警察官に説得されてこれもまた追い出されてしまうシーンなど、まさに靖国神社故の出来事がドキュメントされる。

 ちなみに今回の一連の映画『靖国』騒動のきっかけとなった人物である自民党の稲田朋美議員が、議員になる前ではあるらしいが、先ほどの「靖国神社参拝20万人運動」集会に登場し宣誓文を読み上げている場面が映っていた。本人がそのことを認識していたのかどうかは知らないが、意味深いシーンである。また、台湾原住民たちが「植民地下、無理やりに日本兵にされ殺された私の父がここに合祀しされているのは許されない。父を返せ!」と迫ると「合祀は国が行ったものなので神社に責任はない」といってまったく相手にしない神社側の対応や、「戦争に駆り出されて殺された者の遺族の悲しみ、怒りに対して、国は一方的に叙勲を与えたり、こんな立派な働きをしてくれましたと言って賛辞を与えるばかりで、これでは私たちの気持ちは行き場がない」と遺族の了解もなく勝手に合祀された兄の合祀削除を求める浄土宗の住職が語る姿をみると、靖国神社という存在に対する問いかけは重い。

 映画はこうした激しい動きを映しながら、あくまでも刀匠の物静かな、しかし確とした姿から離れない。まるで時間が止まっているような感覚である。外部から何を言われようとも靖国神社は昔から今に至るまでずっと何も変わらない。それは何代も引き継がれてきた刀匠にとっても同じなのだろう。

 そして終盤になって次々と移り変わる戦前・戦中のシーンに共通するもの、それが刀である。あらゆる場面、国内・国外問わず象徴のように出てくるのだ。靖国の御神体としての刀の力によって国内をまとめ上げ、アジア侵略へ進んでいった、それこそまさに靖国というものがあらゆる価値観の中心に置かれていたということを意味するのではないかと受け止めたのだが、どうだろうか。そういう存在がずっと昔から何も変わらないままにこの現在の日本に存在し続けていること、そのことの意味を考えたいと思うのであった。
 
 

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