昨年の11月ごろに企画の相談がありそれから延々8ヵ月、やっと出来上がり、昨日取次への新刊配本を終えました。『聞きたい 知りたい 性的マイノリティ つながりあえる社会のために』(杉山貴士編、A5判 200ページ、定価1500円、初版2500部)。以下にあるとおり、ユニークな執筆陣が多岐にわたり、なかなか衝撃的な内容の本ではないかと思っています。
あまりにも「普通」で、「当然」で、「常識」すぎてまったく何も意識することもないまま、ましてや自身のあり方を表現する「異性愛」という文字・言葉さえ目にすることも、聞くこともなく過ごしてきた圧倒的多数派の私を含む人々にとって、この本はかなりショッキングな内容でしょう。平和と民主主義を愛し、日本国憲法を尊び、自らを自由と民主主義の人と自認する人々にまずは読んでもらいたい。この本を読んだ人はきっと民主主義者としてさらなる深化をとげ、そして今まで以上に優しい気持ちになると思います。
7つの取次へ合計1085部を委託。例によって配本される書店はごくわずか。テーマがテーマだけに扱ってくれる書店はなかなか少ないが、その一方、積極的に置いてくださる書店もあるので、読者のみなさんがどんどん書店へ、あるいはネット書店へ注文をしてもらえればありがたいです。
聞くところでは、著者を招いての講演会などの声も上がっているようで、どうか大いにこのテーマをめぐってのさまざまな動きが各地で広がる、そのなかで本が普及されていくことに、在阪弱小超零細版元としては大いに期待しています。なので、みなさん、ぜひ読んでくださいね・・・。
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各方面よりブログの更新がされていないとのお叱りをいただく。京都方面のF田弁護士からは「結局、西穂高には登ったん?」と、早く続きを書けとの激励をいただいた。いやあ、ちょっと山荘で一休み中ですよ、という感じなのだが、確かになかなか頂上に着かない。早く続きを書きたいのだが、どうにも今週に入って仕事方面がいろいろあり時間がなかなかとれず、家に帰れば疲れた、グタ~っという感じなので・・・。うーむ、ブログは体力勝負なのだと気づきました。
さてそのF田弁護士、この3日間で中房温泉から燕岳~槍ヶ岳方面へ単独登山をするとのことだったが、どうかご無事の帰還を願うものなのである。この間の天気模様もあったし、私が登った西穂高ルートは、そんなに危険があるというルートではないのに、50代の男性が滑落事故で亡くなったというニュースもあったので・・・。
まあ、大丈夫でしょう。
さて、何ができるか。今日は9月の韓国「ナヌムの家」再訪の費用を振込んでおきました。