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鶴彬こと喜多一二と小林多喜二。若くして殺された2人の生き様に何を見るのか・・・

2008年08月02日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル
 けさの「天声人語」に反戦川柳作家・鶴彬のこと、そして彼の映画作りのことが書かれた。鶴彬の本名は喜多一二(きたかつじ)。いま話題の『蟹工船』の小林多喜二に「字づらが似ているのは不思議である」と紹介しているが、ともに29歳の若さで亡くなった、というより殺されたのだが。小林多喜二はプロレタリア作家として、喜多一二はプロレタリア川柳作家として反戦を唱え、治安維持法による弾圧を受けて多喜二は虐殺され、一二は検挙投獄され病気に冒され死亡した。殺されたと表現してもいいだろう。いま大阪では小林多喜二、鶴彬、そして山本宣治という3人についてもっと学ぼう、もっと知ろうという動きが一部ではあるが広がりつつある。8月1日、だれもが戦争と平和について見聞き学ぶ機会が増える月が始まった。私にとってのそれは、8月3日の「慰安婦」問題を考えるシンポジウムから始まる。
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